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太地町の追い込み漁で小型鯨類12頭 協会禁止後初

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太地町できょう(9/11)行われた追い込み漁で、小型鯨類のハナゴンドウ12頭が捕獲されました。日本動物園水族館協会が、追い込み漁で捕獲されたイルカなど小型鯨類の入手禁止を加盟施設に義務付けてから捕獲したのは、きょうが初めてです。

追い込み漁では、10隻ほどの漁船が、およそ18キロの沖合で、ハナゴンドウの群れを見つけ、船の上で音を立てながら太地町内の畠尻湾に仕掛けた網へと12頭を追い込みました。

周辺では、外国人の男性3人が、スマートフォンなどで漁の様子を撮影していました。

また、反捕鯨団体シー・シェパードは、フェイスブックやツイッターに、「イルカが虐殺されている」などと書き込みました。

追い込み漁は、IWC=国際捕鯨委員会の規制の対象になっておらず、和歌山県の許可を得て、来年春まで捕獲頭数の制限付きで行われます。

追い込み漁をめぐっては、世界動物園水族館協会が、「残酷だ」として、捕獲したイルカの入手を加盟施設にやめさせるよう日本協会に勧告しました。

これを受け、日本協会では、入手の禁止を5月に決め、この方針の拒否を表明していた太地町のくじらの博物館が、今月3日、日本協会から脱退しています。

 


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