イルカなどの追い込み漁が解禁された太地町(たいじちょう)のホームページがサイバー攻撃を受け、一時、閲覧できない状態になっていたことがわかりました。国際的ハッカー集団のアノニマスによる攻撃とみられ、警察は「追い込み漁への抗議の可能性もある」とみています。
警察によりますと、今月(9月)5日の午前6時ごろ、アノニマスがツイッター上で太地町のホームページへの攻撃を呼びかけているのが見つかりました。
警察は、太地町のホームページが見られない状態になっているのを確認し、午前7時半ごろ町に連絡したということです。
太地町によりますと、一度に大量のデータを送りつけ大きすぎる負荷をかけ、ホームページを閲覧できなくする手口の攻撃を受けました。
ホームページの内容の改ざんや、個人情報の流出などは確認されておらず、その日の正午ごろまでには復旧しました。
太地町では、これまでにも同じようなサイバー攻撃を受けたことがあるということです。