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伏虎義務教育学校・開校を前に説明会(写真付)

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和歌山市の4つの小中学校が統合し、来年(2107年)4月に小中一貫の伏虎義務教育学校が開校するのを前に、きのう(15日)、地域に向けた2回目の説明会が和歌山市役所で開かれました。伏虎義務教育学校・開校を前に説明会

きのう午後7時から市役所14階の大会議室で開かれた説明会では、自治会の関係者や保護者ら45人を前に和歌山市教育委員会の担当者や本町・雄湊・城北の3つの小学校と伏虎中学校のそれぞれの校長らが年間行事や通学路のコースのほか、工事の進捗状況などについて説明を行いました。

担当者によりますと、「生活」や「総合」にあたる独自の授業「わかやま創造科」を3年生以上の時間割に週2時間程度組み込み、地域の人をゲストティーチャーに招くなどして和歌山の歴史や文化の良さなどを学ぶということです。また、朝の15分間の学習時間を活用して1年生のときから歌やゲームなどで英語に触れる時間を作り、9年間を通して外国語教育を充実させるということです。さらに、運動会では複数学年がチームを組むような種目を導入するなどして「一貫校の特色を生かす」ことや、開校後もおよそ半年間はテニスコートの工事が続くこと、雄湊小学校の運動場もサブグラウンドとしてクラブ活動などで利用することなども説明されました。

説明会では質疑応答の時間も設けられ、保護者らから通学路の見守りや自転車を置く場所、クラブ活動や若竹学級などについて質問が飛んでいました。この説明会は今後、4つの小中学校でそれぞれ保護者向けに行われることになっています。

歌山市は廃校となる3つの小中学校の跡地に3つの大学を誘致して中心市街地の活性化する計画を進めていて、伏虎中学校の跡地には県立医科大学薬学部と新しい市民会館、雄湊小学校の跡地には学校法人青葉学園東京医療保健大学和歌山看護学部がそれぞれ誘致されるほか、本町小学校の跡地については和歌山信愛女学院と誘致を視野に交渉を進めています。


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