高野山の玄関口にあり、戦国武将、真田昌幸(さなだ・まさゆき)・幸村(ゆきむら)父子が蟄居した地として知られる九度山町で、町全体を現代アートの美術館に見立てて作品を展示する「くどやま芸術祭」が開かれています。
これは、九度山町まちなか活性化協議会などが実行委員会を組織して企画したもので、世界遺産の慈尊院や丹生官省符(にゅうかんしょうぶ)神社、幸村ゆかりの史跡のほか、およそ1キロ続く商店街「真田のみち」周辺の商店や民家に、45人の作家による絵画や造形作品などを展示しています。
週末には、公開制作や雑貨などの手作り市も開かれる予定で、実行委員会では、来(10)月2日までの期間中、およそ10万人の集客を見込んでいます。