和歌山市は、市立伏虎中学校跡地への県立医大薬学部の誘致に関連する議案や総額30億円5000万円あまりの一般会計補正予算案などあわせて18の議案を、今月(9月)7日に開会する9月定例市議会に提案します。
跡地利用に関しては、来年度の債務負担行為として和歌山市七番丁にある市立伏虎中学校の校舎を解体するための費用におよそ4億7000万円あまりを計上する議案と、市と県が2021年度の開設を目指している県立医大薬学部に、跡地を最大7000平方メートルまで無償で貸すための条例案の2つが提案されます。
また、総額30億5000万円あまりの一般会計補正予算案には、大学などを卒業した後に和歌山市内に就職するなどした人の奨学金の返済を助成する事業におよそ4000万円、介護サービスへの介護ロボットの導入におよそ4000万円、市内の、防犯カメラを設置する地域を増やす事業におよそ800万円などが計上されています。
9月定例市議会は、今月7日から29日までの日程で開かれる予定です。