JR紀勢線の「特急くろしお」のお盆期間中の利用客数は、前の年の同じ期間に比べて2%増えたことが分かりました。
これは、JR西日本和歌山支社が発表したもので、それによりますと、今月10日から18日までの9日間で、和歌山・箕島間の「特急くろしお」利用者は、7万7千人余りで前の年の同じ期間に比べて2%増えました。また利用者のピークは、新宮方面行きが今月11日に5920人が利用し、和歌山・新大阪方面は今月16日に5811人が利用しました。
利用者が最も多かった列車は、新宮方面が今月11日のくろしお9号で乗車率111%の595人、和歌山・新大阪方面は今月15日のくろしお34号で乗車率107%の571人でした。
このほか、先月22日から今月18日までの28日間の和歌山・箕島間の「特急くろしお」の利用者は17万8879人で、前の年の同じ期間に比べて8%増えました。これは、去年7月16日から25日まで、台風11号の影響で「特急くろしお」の運休・部分運休が行われたため、今年7月22日から31日までの利用客数が去年に比べ62%増になったことが要因と見られます。