御坊市で漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の作者、故・水木しげるさんがデザインした妖怪の石像1体が盗まれ、御坊市が警察に被害届を出しました。
石像は、和歌山県などで「高女(たかおんな)」と呼ばれ語り継がれる妖怪で、嫉妬深く、怒ると身長が3倍に伸び、家々の部屋を2階の窓からのぞきながら歩き回るとされています。
今月2日、置かれていた緑地で、根元から折られた状態でなくなっていました。
ここには、高女や「ゲゲゲ」に登場する鬼太郎など妖怪の石像が10体ありました。
被害届を出した御坊市は、「憩いの場として親しんでもらっていただけに残念だ」としています。