暴力団事務所として使用していることを隠してガレージを借りていたとして、和歌山県警察本部などはきのう(1日)、指定暴力団神戸山口組傘下の組長と組員の男を詐欺容疑で逮捕しました。
逮捕されたのはかつらぎ町新田(しんでん)の暴力団組長・松本竜一(まつもと・りゅういち)容疑者39歳と、かつらぎ町寺尾(てらお)の暴力団組員・木多浦克之(きたうら・かつゆき)容疑者30歳の2人です。
県警組織犯罪対策課によりますと2人は共謀して、2012年12月からかつらぎ町内のガレージを、所有する73歳の男性から暴力団事務所として使用することを隠しネット販売の店舗として使用すると偽って借りていた疑いが持たれています。
警察の調べに対し2人は「身に覚えがない」「暴力団事務所として使用したことはない」などと、ともに容疑を否認しています。