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参院選・共産坂口氏を比例候補に(写真付)

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この夏行われる予定の参議院選挙で、共産党和歌山県委員会は、和歌山県選挙区から立候補する予定の新人・坂口多美子(さかぐち・たみこ)氏40歳について、選挙区からの立候補予定を取り下げ、比例代表候補として立候補すると発表しました。

記者会見する坂口氏(右)と下角委員長(左)(4月27日・和歌山県庁)

記者会見する坂口氏(右)と下角委員長(左)(4月27日・和歌山県庁)


これは、きょう(27日)午後、和歌山県庁で坂口氏と共産党県委員会の下角力(しもかど・つとむ)委員長が記者会見で明らかにしたものです。

それによりますと、坂口氏の比例代表への転戦は、きのう付けで党の中央委員会の承認を得たということで、坂口氏は「由良氏の擁立を大変嬉しく思う。安保関連法案の廃止や立憲主義・民主主義を取り戻すため訴えてきた私の思いを託し協力したい。私も比例代表の候補者として、国政に上がれるよう、全力を上げたい」と述べ、由良氏をもり立てる意向を示しました。

参院選の和歌山県選挙区を巡っては、今月16日に安保関連法の廃止を掲げる団体「市民連合わかやま」が、元・和歌山弁護士会会長の由良登信(ゆら・たかのぶ)氏63歳を独自の候補者として擁立し、民進・共産・社民の野党各党に統一候補とするよう要請していました。

しかし、きのう(26日)民進党県連は、参議院和歌山県選挙区の公認候補を衆議院和歌山2区へ転戦させることを明らかにしたものの、由良氏については「基本的理念や政策に違和感があり、民進党との接点がまったくない」などとして由良氏を推薦せず、自主投票とする方針を明らかにしています。

この点について共産党県委員会の下角委員長は「それぞれ党の事情がある。民進・共産・社民の3党で推薦を出せるよう今後も調整していく」と話しました。

参議院選挙の和歌山県選挙区には、ほかに自民党の現職・鶴保庸介(つるほ・ようすけ)氏49歳と、政治団体・幸福実現党の新人・西本篤(にしもと・あつし)氏46歳が出馬を表明しています。


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