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日赤救護班が活動報告

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日本赤十字社和歌山医療センターは、きょう(27日)、熊本で起きた地震を受けてセンターから派遣されている救護班の、被災地での活動を報告しました。

活動の様子を報告する中大輔医師

活動の様子を報告する中大輔医師

 

きょう午後、日赤和歌山医療センターで開かれた報告会では、今月21日から25日に派遣された第2班のリーダーを務めた医療社会事業部長の中大輔(なか・だいすけ)医師が被災地での活動を語りました。

第2班は、およそ1000人が避難する熊本県南阿蘇村の最大の避難所となった南阿蘇中学校で活動し、中医師は、現地でもリーダーとして、集まった他府県の日赤職員やボランティアらを指揮しました。

南阿蘇中学校の避難所では、21日に一人がノロウイルスの症状を発症し、一時はおよそ30人まで拡大するなど感染症の抑制が最大の課題でした。

救護班は、手洗い場の改善と土足禁止エリアの確立、居住スペースの区画整理、ボランティアへの衛生面の教育や、感染症患者の隔離などに取り組み、中医師は、「住環境と衛生面の改善と感染症の拡大防御に全力をあげた。

今後は、専門家を交えての心のケアも必要」と活動の成果を報告しました。

ところで、きょう午前11時半には、医師や看護師、薬剤師など7人からなる第4班が、来月(5月)1日までの5日間の日程で被災地へ出発しました。

日赤和歌山医療センターでは来月中旬までの継続的な支援を行うとし、第8班までの救護班の派遣が決定しています。


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