高等専修学校から高校へと移行した紀美野町(きみのちょう)の「りら創造芸術高校」、通称「りら」が、あさって(4/10)、開校式を行い、高校として初めての新入生を迎えます。
「りら」は、9年前の2007年4月、紀美野町真国宮(まくにみや)に芸術系の高等専修学校として開校し、学校では、日本舞踊などの伝統文化をはじめ、ダンスや音楽制作、演劇の技術とともに、国語や数学などの一般教養科目も教えてきました。
これまでも、「りら」の課程を終えれば、高校卒業の資格を得ることはできましたが、同世代の生徒が出演する芸術祭に出られないなどの制約があったため、高校の認可を求めて和歌山県に申請していました。
「りら創造芸術高校」の開校式は、あさって午後1時から紀美野町真国宮にある高校の体育館で行われ、引き続き行われる高校として初めての入学式では、20人の新入生が、式典にのぞみます。
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