3月上旬にしては珍しい、ぽかぽか陽気が続き、和歌山市では、観測開始以来初めて、4日連続で20度を上回ったほか、きょう(8日)は、古座川町や新宮市では23度を越え、平年を10度近く上回る、5月中旬から下旬並みの気温となりました。
和歌山県地方では、今月(3月)2日以降、気温が高めとなり、特に、5日以降は、最高気温が20度を越えるところが多くなっています。そして、和歌山市では、4日連続で20度を越え、3月上旬としては、1879年の観測開始以来、初めてとなっています。また、5日以降、内陸部や山間部でも氷点下の冷え込みがなくなり、最低気温も10度を越えるところが多くなっています。
きょうの最高気温は、古座川町西川で23・4度、新宮市で23・2、和歌山市で21・5度、串本町潮岬で20・0度など、12か所あるアメダス観測点のうち、10地点で20度以上となり、標高800メートルの高野町高野山でも16・8度まで上がりました。
天気が下り坂となるあす(9日)は、朝はまだ気温が高めながら、日中は平年並みに戻りそうです。