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「世界津波の日」制定を契機に和歌山県が発信強化へ

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和歌山県は「世界津波の日」が国連で制定されたことを契機に、「稲むらの火の館」のある広川町(ひろがわちょう)や、インドネシアの「アチェ津波博物館」などと連携して、濱口梧陵(はまぐち・ごりょう)の教えを世界中に発信する施策を、新年度(2016年度)から本格的に行う方針です。

国連で、11月5日を「世界津波の日」に制定されたのを機会に、和歌山県は、市町村や警察・消防、教育機関などとともに、地震や津波を想定した防災訓練を行いますが、濱口梧陵の「稲むらの火」の逸話を語り継ぎ津波防災を世界に発信するため、国と連携して、世界津波の日の記念イベントを開く方針です。

また県は、世界津波の日の制定のきっかけとなった、広川町の「稲むらの火の館」とインドネシアの「アチェ津波博物館」が先月、津波対策の情報交換などに関する協定を結んだことを受け、新年度予算案に4600万円を計上して、稲むらの火の館の中にある「津波防災教育センター」の3Dシアターを外国語にも対応させ、外国人観光客に津波防災を発信するなと゛「世界津波の日」の発信を強化します。

また和歌山県と広川町は、あす(26日)午後5時半から県民文化会館に、関西大学の河田恵昭(かわた・よしあき)社会安全学部教授や、歌手で「稲むら太鼓」プロデューサーの杉良太郎(すぎ・りょうたろう)さん それに歌手の伍代夏子(ごだい・なつこ)さんらを招いて、世界津波の日制定記念の講演や歌、太鼓の演奏の催しを無料で開催します。


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