先月(1月)24日と25日、西日本を中心に強い寒波に見舞われ、和歌山県では低温や強風で農作物に5300万円あまりの被害があったことが、和歌山県のまとめでわかりました。
県・農林水産総務課によりますと、みなべ町や日高川町、印南町では、低温のためウスイエンドウのサヤの凍害などが発生し、およそ2482万円の被害となったほか、海南市と湯浅町では、凍害による果実の壊死のため、ビワに1713万円の被害が発生しました。
このほか、田辺市では中晩柑類に、御坊市ではソラマメやスターチスに被害があり、寒波による県全体の農作物の被害額は5317万7千円にのぼりました。