由良町(ゆらちょう)の県道・御坊湯浅線(ごぼう・ゆあさせん)で建設が進められている「衣奈(えな)トンネル」がまもなく完成し、来月(2月)7日の午後2時に開通します。
衣奈トンネルは、従来の「衣奈隧道(えなずいどう)」に代わる新しいトンネルとして、県が由良町門前(もんぜん)と衣奈の間の900メートルに、2012年度から12・6億円をかけて建設しているものです。
道幅は片道2・75メートルずつの2車線に拡がり、衣奈隧道では困難だった観光バスの対向も出来るようになることから、国道42号から衣奈海岸方面へのアクセスが向上し、観光振興や地域産業の発展などが期待されています。
衣奈トンネルは来月7日の午後2時に開通し、一般車両などの通行が可能となります。
これに先立ち、7日の午後1時から、由良町主催の「開通を祝う会」が現地で行われ、和歌山県の仁坂吉伸知事や、由良町の畑中雅央(はたなか・まさお)町長らが出席して、テープカットや通り初めなどを行う予定です。