きょう（９日）午後、紀の川市内で車両火災があり、４９歳の男性が焼死しました。
きょう午後１時半ごろ、紀の川市東国分(ひがしこくぶ)の８６歳の無職の男性が、自宅前の路上に止めてあったワゴン車から爆発音がし、燃えていることに気付いて消防に通報しました。火はおよそ３０分後に消し止められましたが、車内から、４９歳の長男が死亡しているのが見つかりました。
岩出警察署によりますと、死亡した長男は知的障害があり、普段から車で過ごすのが好きで、この日も、午後から車の中で遊んでいたということです。このため、家族がエンジンをかけずに車内を暖めようと、カセットこんろ用ガスボンベを使う簡易ストーブを持ち込んで暖を取らせていました。爆発音がしたことから、警察では、何らかの原因でストーブの火がシートに燃え移ったとみて、出火原因を調べています。