第68回春の全国高校バレーに和歌山県代表として出場する男女2校の壮行式が、きょう(21日)午後、和歌山市のホテル・アバローム紀の国で開かれました。
今回和歌山県から出場するのは、男子が21年連続21回目の開智(かいち)高校、女子が2年連続31回目の和歌山信愛(しんあい)高校です。
きょう正午過ぎから開かれた壮行式では、開智の福井將人(ふくい・まさと)監督と信愛の田村学(たむら・まなぶ)監督をはじめ両校の選手らが、和歌山県の仁坂吉伸知事や県・教育委員会の宮下和己(みやした・かつみ)教育長、それに県議会議員らから激励を受けました。
仁坂知事は「全国大会では、県大会以上に強いチームが立ちはだかりますが、全力でプレーし、高校時代の良い思い出を作って欲しい」とあいさつしました。
これに対して、両校の主将が決意を表明し、開智の堀江友裕(ほりえ・ともひろ)主将は「インターハイで3位に入賞しましたが、紀の国わかやま国体では初戦敗退となり、春高バレーでは絶対優勝したい」と雪辱を誓いました。
信愛の木野光莉(きの・ひかり)主将は「全国大会2回戦突破を達成するために一丸となり、仲間とバレーボールができることと、応援してくださる方々に感謝しながら、精一杯戦ってきます」と意気込みを示しました。
春の全国高校バレーは、来月(1月)5日に開幕し、初戦は開智が宮崎県の延岡(のべおか)工業と、信愛が山梨県の増穂(ますほ)商業とそれぞれ対戦します。