和歌山市消防局では、きょう(20日)午前、和歌山地方合同庁舎前の和歌山城堀端で、新年に行う出初式(でぞめしき)のリハーサルを行い、放水などを確認しました。
リハーサルは、午前9時から正午ごろまで行われ、和歌山城やその周辺を訪れた人や、近くの和歌山中央郵便局に年賀状を差し出しにきた人たちが、突然の放水ショーに驚きながらも、きれいな青空をバックに繰り広げられる真っ白な水煙を見物していました。
和歌山市消防局の消防出初式は、来年(2016年)1月10日の午前9時半から、和歌山城砂の丸広場で行われ、消防職員や消防団員ら消防関係者およそ3千人が一堂に集まり、一年の防火防災の決意を新たにします。当日は、消防音楽隊の演奏や消防車両の展示、それに、堀端での一斉放水なども行われます。
ところで、和歌山県内では、市町村の消防本部や消防組合ごとに、新年早々に出初式の開催を予定していて、2日の太地町を皮切りに、17日のすさみ町まで、33団体で順次行われます。最も多く開催されるのは、10日で、和歌山市消防局など16団体となっています。