新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、運航開始が遅れていた、北山村の観光筏(いかだ)下りが、来月(7月)1日から始まります。
観光筏下りは、かつて、木材の輸送手段だった「筏流し」を、1979年に北山村が観光用に復活させたもので、杉の丸太で組んだ全長30メートルの筏で、北山川のおよそ5・5キロを筏師(いかだし)の竿(さお)さばきで下ります。毎年5月3日に運航が始まりますが、今年(2020年)は、新型コロナウイルスの影響で、5月・6月を運休とし、開始が遅れています。
乗船は完全予約制のため、来月からの運航開始を前に、すでに予約受付が始まっていて、8月のお盆前後を中心に残席わずかとなっている便もあります。北山村の観光筏下りは、9月末まで、木曜を除き、午前と午後の1日2便が運航されます。乗船の予約は、北山村観光センター、電話0735・49・2324、または、ホームぺーフから行うことができます。