新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、高野山の夏の風物詩「ろうそくまつり」が中止になりました。
「ろうそくまつり」は、高野山の奥の院の参道、およそ2キロに10万本のろうそくが並べられ、先祖らを供養する行事で、毎年8月13日に行われ、全国から多くの参詣者や観光客が訪れます。
高野町観光協会によりますと、全国から大勢が訪れる催しのため、感染拡大やクラスターの発生が懸念されるとして、参詣者らの安全確保を最優先に考え、中止を決めたとしています。
高野山を開いた弘法大師(こうぼうだいし)・空海(くうかい)の生誕を祝う「青葉まつり」も、本来ならきのう(13日)開催の予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で中止されました。