江戸時代の武士や姫に扮した人たちが、温泉街を練り歩く祭りがきのう(2日)、白浜町で行われました。
白浜町の湯崎(ゆざき)地区で、かつて採れていた鉛は、鉄砲の伝来で重宝され、産地は江戸時代、藩主から年貢を免除されました。
白浜町でこの日行われた「御書祭(ごしょさい)」はこのできごとにちなんだもので、江戸時代の武士や姫、それに、腰元などの衣装を着たおよそ40人による時代行列が温泉街を練り歩きました。一行は、およそ700メートル離れた山の上にある御書(ごしょ)神社を目指し、秋晴れの空のもとで笛や太鼓、それに、みこしが加わり、行列を盛り上げました。
御書神社は山(さん)神社の境内社で、藩主からの御書がご神体となっています。