JA共済が主催することし(2019年)の「小中学生書道・交通安全ポスターコンクール」で優秀な成績を収めた作品を紹介する展示会がきょう(2日)から和歌山市で始まりました。
JA共済連和歌山では毎年、子どもたちに正しく文字を書くことや交通安全の大切さを学んでもらおうと、県内の小中学生から夏休み中などに制作した書道作品と交通安全ポスターの作品を募集してコンクールを開いています。
ことしで49回目を迎えた書道コンクールには半紙の部と条幅の部にあわせて7954点の応募があり197点が入賞、また、43回目となった交通安全ポスターコンクールには2143点の応募があり103点が入賞しました。
きょうから和歌山市美園町の和歌山県JAビルで始まった展示会では、特別賞から佳作までの入賞作品300点が展示されていて、「月あかり」「田園風景」「豊かな自然」など、自然と共生するJAらしい課題に沿った力強い書や、「ダメ絶対!飲酒運転」「ながらスマホは事故のもと」などの交通安全を呼びかける標語とともに、絵具やクレヨンで車や自転車を描いたポスターが並んでいて、誰でも自由に見ることができます。
小学生の条幅の部で特別賞の「和歌山県知事賞」を受賞した和歌山市立小倉小学校2年の池田彩寧(いけだ・あやね)さんはひらがな3文字で「つぼみ」と書き、「習字は3歳のときからやっていて、上手く書けると気持ちが良いので好きです。『ぼ』の文字が難しかったけれど受賞できて嬉しい」と話していました。
この展示会は、あす(3日)も午前10時から午後6時まで、和歌山市美園町の和歌山県JAビル2階「和(なごみ)ホール」で開かれます。入場は無料です。