目の不自由な人のために「音の出る信号機」の設置に取り組んでいる和歌山放送のチャリティキャンペーン「wbsラジオ・チャリティ・ミュージックソン」が今年もきょう(11/1)から始まり、和歌山放送のスタッフが街頭で募金を呼びかけました。
このキャンペーンは、東京のニッポン放送が1975年(昭和50年)に始めたもので、和歌山放送は1986年(昭和61年)から参加し、今回(2019年)が34回目になります。
和歌山放送の前回までの募金総額は、1億9242万9049円で、和歌山県内と大阪府南部にあわせて108基の音の出る信号機を設置したほか、県内の福祉施設に教育機器などを贈っています。
キャンペーン初日となるきょう、午前7時半からJR和歌山駅前で和歌山放送のスタッフおよそ20人が出て、ティッシュを配ってキャンペーンのスタートを通学する高校生や通勤客らに知らせるとともに、募金を呼びかけました。
ラジオ・チャリティ・ミュージックソンは、来年(2020年)1月31日まで予定されていて、期間中、12月24日の正午から翌25日の正午にかけて24時間の特別番組を生放送するほか、12月21日と22日、そして24日と25日の4日間、県内のスーパーや駅前などに募金基地「愛の泉」を設置して募金を呼びかけます。