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【阪神大震災24年】園児がまなぶ防災セミナー(写真付)

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兵庫県南部を震源とする最大震度7の地震で6400人以上の死者・行方不明者をだした「阪神淡路大震災」から24年となったきょう(17日)、保育園児が防災について学ぶ体験セミナーが和歌山市で開かれました。

卵の殻を踏む体験

これは、子どもに楽しみながら命を守る方法を学んでもらおうと、和歌山市のNPO法人「震災から命を守る会」が、毎年1月17日に合わせて開いているもので、ことしで8回目です。きょう午前9時半から、和歌山市手平(てびら)の和歌山ビッグウェーブで行われたセミナーには、和歌山市内にある8つの保育園の園児らあわせておよそ280人が参加しました。

セミナーでは、「震災から命を守る会」の臼井康浩(うすい・やすひろ)理事長が写真パネルを見せながら、地震の揺れで重いものが次々に倒れてしまうことを説明したほか、割れたガラスが飛び散っていることを想定して、園児が、卵の殻を敷き詰めたシートの上を裸足で歩き、避難する際に靴を履くことの大切さを体験していました。また、揺れを感じた時に低い姿勢で頭を守る体勢や、大声で助けを求める練習もしていました。

「ダンゴムシ」の姿勢で身を守る

この後、和歌山大学の学生らが、救急セットやタオル、ラジオなど、非常持ち出し袋に入れておくと良いものについてクイズを出題し、園児は、積極的に手を挙げて参加していました。

大学生による防災クイズ

5歳の女の子は「卵の殻の上を歩くと足の裏が痛かったです。靴や靴下を履かないと危ないと思う」と話し、6歳の男の子は「地震が起きたらまず落ち着きます」と話していました。

主催した臼井理事長は「自分の命は自分で守ることの大切さを学び、いざという時に行動できる人になってほしい」と話していました。


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