有田川町(ありだがわちょう)で国勢調査員が記入済みの調査票1枚を紛失していたことがわかりました。
和歌山県調査統計課によりますと、今月(10月)14日に有田川町内の70代の男性調査員が国勢調査の調査書を回収して帰宅し、自宅の金庫に保管していましたが、8日後の22日の午前10時ごろ、男性調査員が有田川町役場吉備(きび)庁舎で調査票を提出した際、記入済みの1世帯分の調査票1枚が無くなっていることがわかりました。
男性調査員は、この日、調査書を探しましたが見つからず、結局、調査世帯を訪問して再び記入してもらい、26日に書類を有田川町役場へ再提出したのち、湯浅警察署に遺失届を提出しました。
県・調査統計課は、有田川町に対して調査員の指導を徹底するよう注意するとともに、改めて県内全ての市町村に対して、個人情報が記載された書類の保管・取り扱いについて注意するよう通知しました。
和歌山県内では、今月18日に有田市内の女性調査員が調査票1通を紛失した事案があったばかりです。