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Channel: WBS和歌山放送ニュース
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自民・二階幹事長が入院 インフル回復も高血圧症状

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自民党はきょう(12/10)、二階幹事長が東京都内の病院に検査入院したと発表しました。

二階幹事長は、今月4日にインフルエンザと診断され、休養していて、その後、熱は下がり回復したものの、診察で高血圧の症状が見つかりました。入院する期間は1週間程度ということです。

79歳の二階幹事長は、今月3日から体調不良を訴え、翌4日以降は、自民党の役員連絡会や衆議院本会議などを欠席していました。


公務員に冬のボーナス支給

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和歌山県内の自治体の職員に、きょう(10日)冬のボーナスが支給されました。

このうち、和歌山県では人事委員会の勧告に従って、一般職は去年(2017年)より0・05か月分多い、基本給の2・275か月分が支給され、4年連続の増加となりました。

知事ら特別職も支給割合が改定され、去年より0・025か月分多い1・725か月分が支給されましたが、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事と下宏(しも・ひろし)副知事の期末手当は、県の財政事情を考慮して6%カットされ、仁坂知事は296万2千円、下副知事は232万6千円です。

職員の平均支給額は44歳の一般職員で84万2千円、38歳の警察職員で79万3千円、43歳の教育関係の職員で83万3千円です。

また県議会の議長は237万円、副議長は202万円、そのほかの県議会議員は1人あたり平均で192万円となっています。

一方、県内の市長の支給額は、和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長が270万4千円、海南市の神出政巳(じんで・まさみ)市長が227万7千円、有田市(ありだし)の望月良男(もちづき・よしお)市長が207万2千円、御坊市の柏木征夫(かしわぎ・いくお)市長が201万8千円、田辺市の真砂充敏(まなご・みつとし)市長が209万9千円、新宮市の田岡実千年(たおか・みちとし)市長が161万7千円、岩出市の中芝正幸(なかしば・まさゆき)市長が181万1千円、紀の川市の中村慎司(なかむら・しんじ)市長が197万2千円、橋本市の平木哲朗(ひらき・てつろう)市長が188万6千円となっています。

仁坂知事「災害弱者の津波避難対策推進にも注力」

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和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、近い将来高い確率での発生が予想される南海トラフ巨大地震などでの「災害弱者」の避難体制の充実に力を注ぐ考えを改めて強調しました。

これは、きょう(10日)開かれた12月定例県議会で、自民党県議団の濱口太史(はまぐち・たいし)議員の一般質問に仁坂知事が答えたものです。

この中で濱口議員は、高齢者などの災害弱者をふくむすべての人々が津波から逃げ切れるよう、県当局にさらに細かい対策を求めました。

これに対して仁坂知事は、南海トラフ巨大地震について、田辺市など12の市と町が津波対策検討協議会で対策を検討している事や、美浜町(みはまちょう)では人工的な高台「命山(いのちやま)」の整備などで避難困難地域を解消した例を紹介したうえで「このような取組みを更に加速させるとともに、外国人観光客などの避難対策なども重要と考えている」と述べました。

このほか、きょうの一般質問では、公明党県議団の中拓哉(なか・たくや)議員が『おせっかい公務員』の拡充などについて、改新クラブの片桐章浩(かたぎり・あきひろ)議員がカジノを含む統合型リゾート・IRの誘致推進に向けた取組みなどについて、自民党県議団の新島雄(にいじま・たけし)議員が関西国際空港への南ルートのアクセスなどについて、それぞれ県当局の考えをただしました。

お聞きの和歌山放送では、きょうの県議会一般質問のもようを、午後9時半から録音ダイジェストでお伝えします。

法人企業景気予測「全産業で3期ぶりに上昇超」

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近畿財務局・和歌山財務事務所は、きょう(11日)ことし(2018年)10月から12月の県内の法人企業景気予測調査の結果を発表し、景況判断は、すべての産業で3期ぶりに「上昇」が「下降」を上回りました。

調査は、先月(11月)15日の時点で県内にある資本金1千万円以上の企業と、資本金1億円以上の電気・ガス・水道・金融保険業をあわせた111社のうち、96社から寄せられた回答を集計したものです。

それによりますと、景気が「上昇」と答えた企業から「下降」と答えた企業を引いた景況判断指数はプラス7・3となりました。

規模別では、大企業と中小企業は「上昇」が「下降」を上回っていますが、中堅企業では「下降」が上回っています。

和歌山財務事務所の聞き取り調査によりますと、生産用機械関連業からは海外受注の減少や為替相場の影響から売上・利益ともに減少したという声や、金属業からは自然災害で取引先が休業し、当初より売上が減少したという声が聞かれた一方で、小売業では買い上げ点数や客単価の増加で売上げが増えたという声や、陸運業からは取引先の生産が好調で受注が増え、売上・利益ともに増えたという声が聞かれました。

設備投資については、今年度(2018年度)通期は大企業と中堅企業で前の年を上回る計画ですが、中小企業は下回る計画です。

また雇用については全ての産業で不足気味が続き、女性や高齢者の採用や、外国人技能実習生の活用などに努める企業もみられます。

一方、来年(2019年)1月から3月までの景況の先行きについては「全ての産業で『上昇』が上回る見通しとなっている」としていますが、その先の来年4月から6月期については、すべての産業で先行きが不透明と見ています。

愛鳥週間用ポスター原画コンクールで市高の辻さん全国入選(写真付)

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全国の小・中学生と高校生を対象にした来年度(2019年度)の愛鳥週間用ポスター原画コンクールで、和歌山県から、和歌山市立和歌山高校2年の辻(つじ)ひなのさんが描いたメジロの絵が「入選」に選ばれました。

辻ひなのさんの全国入選作品(※和歌山県提供)

このコンクールは、日本鳥類保護連盟が、毎年行っているもので、和歌山県から、ことし(2018年)は小・中・高校から事前の和歌山県審査で「特選」に選ばれたそれぞれ3点ずつが全国審査に出品されました。

10月中旬に行われた全国審査では小・中・高校あわせて399点が対象となり、このうち高等学校の部では、104点の中から市立和歌山高校2年の辻さんの原画を含む10点が入選しました。

辻さんの絵には、椿の花々に集まる2羽のメジロが描かれていて、緑の深さを感じさせる画風に仕上がっています。

県では、今月(12月)20日の午後4時から、和歌山県庁南別館の海草(かいそう)振興局長室で、入賞した辻さんに賞状の伝達を行うほか、辻さんの作品を含む県内の優秀作品29点を、来年(2019年)の春、県内で展示することにしています。

赤ちゃんパンダが自力歩行、17日に命名

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白浜町の「アドベンチャーワールド」でことし(2018年)8月に生まれた赤ちゃんパンダがきのう(10日)自力で歩き始めました。

ジャイアントパンダの赤ちゃんは、8月14日に生まれた雌で、きのうの一般公開中に自力で歩き始めました。生まれた当初はこれまでの赤ちゃんに比べやや小さかったものの、体重は5700グラム余り、体長は75センチに成長し、歯が生えたことも確認されています。

アドベンチャーワールドはこの赤ちゃんの名前を「恵浜(けいひん)」「彩浜(さいひん)」「舞浜(まいひん)」「夢浜(ゆめひん)」の4つの候補の中から投票で決める予定で、今月(12月)17日に命名されます。

「石の鐘」の願い 戦争体験と平和を語り継ぐ(写真付)

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戦争体験と平和への思いを語り継ぐ会がおととい(12/9)、由良町で開かれ、日高地方をはじめ、全国にある、太平洋戦争で供出を求められた寺の釣鐘を調べている住職の男性が講演しました。

2018年12月9日・由良町中央公民館2階で

これは、憲法9条を守る取り組みをしている九条の会ゆらが毎年、主催しているもので、今年は、太平洋戦争の開戦日にあたる12月8日にあわせてこの時期に行われました。

会では、戦争当時、不足していた鉄や銅を補うため、戦時中に出された金属類回収令によって全国の寺院から供出された釣鐘を調べている美浜町の三宝寺(さんぽうじ)住職、湯川逸紀(ゆかわ・いつき)さんが「石の鐘の願い」と題して講演しました。

講演する湯川さん

この中で、湯川さんは、「金属類回収令は、強制的な命令ではないとされているが、当時は、社会の空気として、隣り近所が監視役となり、供出せざるを得なかった」と指摘した上で、戦争で供出したあと寺院に戻ってきた和歌山県内外の寺院にある釣鐘を調べた結果について報告しました。

そして、湯川さんは、釣鐘の代わりに、いまも大きな石の塊を吊るしている長野県信濃町の称名寺(しょうみょうじ)を紹介し、住職の佐々木五七子(ささき・いなこ)さんが「私が13歳のときに鐘を持っていかれた。あんなに悔しかったことはなかったから、いまでもよく覚えている」と話していたエピソードを語りました。

地元のコーラスグループが歌声を披露

語り継ぐ会では、このほか、地元・由良町の朗読グループが広島での原爆投下の悲劇を描いた「まっ黒なおべんとう」を朗読し、コーラスグループが「憲法9条の歌」などを会場の参加者と一緒に熱唱しました。

朗読も

県・重度心身障害児者医療費助成を精神障害者にも拡大へ

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和歌山県は、身体障害者や知的障害者の医療費を助成する制度に、精神障害者も対象に加える方針を示しました。

これは、きょう(11日)開かれた12月定例県議会で、公明党県議団の多田純一(ただ・じゅんいち)議員の一般質問に、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事が答えたものです。

多田議員は、県の「重度心身障害児者医療費助成制度」の対象が身体障害者や知的障害者にとどまっている現状を指摘しました。その上で、おととし(2016年)4月、障害者差別解消法が施行されたことを受け、制度の対象に精神障害者を加えるよう求めました。

仁坂知事は「障害者差別法が施行され、県内の市町村長からの要望も上がってきていた。今の制度の見直しを進めていきたい」と答え、今後、精神障害者も対象に加えるよう、県の医療費助成制度を見直す考えを明らかにしました。

きょうはこのほか、自民党県議団の中西峰雄(なかにし・みねお)議員が産業廃棄物の不法投棄対策や県立医科大学の医師の派遣などについて、自民党県議団の尾﨑太郎(おざき・たろう)議員が、カジノを含む統合型リゾート・IRについてや紀州犬(きしゅういぬ)の保存などについて、それぞれ県当局の考えをただしました。

お聞きの和歌山放送では、きょうの県議会・一般質問のもようを、午後9時半から録音ダイジェストでお伝えします。


食品事業者向け「消費税軽減税率制度」の説明会(写真付)

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来年(2019年)10月から行われる消費税率の引き上げに伴って導入される軽減税率制度についての説明会が、きょう(11日)和歌山市で開かれました。

きょう午後、和歌山市にある県民文化会館の会議室で開かれた説明会には、県内の食品事業者や行政関係者らおよそ100人が参加し、大阪国税局・消費税課の巣山晃一(すやま・こういち)課長補佐が制度の概要や対象品目、レジの改修に使える補助金などについて説明しました。

政府の方針では、来年10月1日から、消費税率が10%に引き上げられますが、人の飲食用に提供される食品や定期購読の新聞など、一部の品目については軽減税率が適用され、8%に据え置かれます。例えば、食用のトウモロコシやミネラルウォーターは8%ですが、家畜のエサ用のトウモロコシや飲用に限らない水道水は10%となります。

ただし、アルコール度数が1%以上の酒類には10%の税率が適用され、ノンアルコールビールや料理酒は8%の軽減税率が適用されます。また、飲食設備がある施設で「外食」する場合も軽減税率から除外され、テイクアウトや出前、販売のみの屋台、列車内のワゴン販売については8%の税率が適用されます。ジュースなどの飲料を販売する時の缶やペットボトル、肉や魚を販売する時のトレイは「通常必要なもの」として食品と同じく8%の軽減税率が適用され、別売りのラッピング代などは10%となります。

事業者は、区分ごとに消費税を計算して請求書などに記載する必要があり、巣山課長補佐は「価格表示や事務処理、従業員への研修など、準備を進めてほしい」と呼びかけました。

参加した和歌山市の食肉卸売業の59歳の男性は「ややこしい制度だと感じました。ハムとビールをセットにしたギフト商品を扱っているので、本体価格と税込み価格の表示をどうすれば良いか考えなければ」と話していました。また、説明会を主催した県食品産業協議会の妙中清剛(たえなか・きよたけ)会長は「たいへん複雑な税制で心配している。スムーズに対応できるよう十分な認識を持ってほしい」と話していました。

南海トラフ地震、東西片側でも一斉避難

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南海トラフ巨大地震に関する防災対応で、震源域の半分に当たるエリアでマグニチュード8クラスの地震が起きる場合、被害が及んでいない反対側の地域にも一斉避難が呼びかけられる見通しとなりました。

震源域の半分に当たる東側か西側でマグニチュード8クラスの地震が起きる「半割れ」と呼ばれるケースでは、過去に反対側のエリアでも最も短くて32時間後に同じ規模の地震が記録されたことを踏まえたものです。

「半割れ」の場合、被害が及んでいない反対側の地域でも地震発生から30分以内に30センチ以上の津波が打ち寄せる沿岸自治体を対象に一斉避難を呼びかけ、地震から1週間程度を警戒期間とします。

こうした防災対応を巡る報告書が、きょう開かれた政府の中央防災会議の有識者会合で示されました。

政府は報告書をもとに、自治体や企業向けに対策を示したガイドラインを来年度にも取りまとめる方針です。

 

カフェコムサで九度山産完熟富有柿の極上ケーキ登場(写真付)

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九度山町(くどやまちょう)特産の完熟富有柿(ふゆうがき)「希(のぞみ)」を使った極上ケーキが、高級スイーツ店「カフェコムサ」で販売されています。

九度山産完熟富有柿の「希のケーキ」(※和歌山県提供)

これは、和歌山県が食品メーカーなどと連携した県産食材のブランド化事業の一環として行われているものです。

販売されているのは、九度山産の完熟富有柿「希」を、ブラックカスタードクリームを塗ったスポンジケーキの上にふんだんに敷き詰めた「希(のぞみ)のケーキ」です。

色鮮やかな希の果実のスライスの上には、ツリーのオーナメントのように星形のクッキーが乗せられ、クリスマスケーキとしても人気を呼びそうです。

県・食品流通課では「糖度18度以上で色づきのよい、厳しい基準を満たした九度山産の富有柿を全国の皆さんに堪能して欲しい」と期待を寄せています。

「希のケーキ」は、東京の銀座や池袋西武、長野県の軽井沢(かるいざわ)プリンスショッピングプラザなど、関東甲信越を中心とするカフェコムサ13店舗で、今月(12月)下旬まで販売されています。

NTTから児童福祉施設にクリスマスプレゼント(写真付)

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和歌山市の児童福祉施設に入所する子どもたちにきょう(12日)、NTT西日本和歌山支店からクリスマスプレゼントが贈られました。

この取り組みは、NTTのグループ会社が社会貢献活動の一環として毎年行っているもので、ことし(2018年)で10回目です。

きょう午後、サンタクロースやトナカイに扮したNTT西日本和歌山支店の社員が和歌山市つつじが丘の児童福祉施設「みらい」を訪れ、社員からの募金で用意したプレゼントを、集まった6歳から18歳の子どもたち20人に手渡しました。この後、子どもたちは、サンタさんとのじゃんけん大会などで盛り上がりました。

12歳の男の子は「サンタさんが来て嬉しかったです。絵を描くのが好きなので、貰った自由帳にアニメキャラクターの絵を描きたい」と話していました。

NTT西日本和歌山支店はことし、田辺市や新宮市など県内5市を回りあわせて9つの児童福祉施設でクリスマスプレゼントを贈ることにしています。

紀の川市で154万円特殊詐欺被害、60代男性

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紀の川市に住む60歳代の男性が、融資を装った勧誘に申し込み、保証料などの名目であわせて154万円あまりを騙し取られる特殊詐欺の被害に遭ったことが分かりました。

岩出警察署によりますと、先月(11月)16日、男性の自宅に、「平成30年度末 緊急資金対策 融資与信枠設定通知」などと書かれた広告がFAXで届き、男性は600万円の融資を受けられるようFAXで返信して申し込みました。

その後、男性の携帯電話に「ミヤザワ」と名乗る男から保証料や保全供託金として現金を振り込むよう複数回にわたって電話があり、男性は、先月16日から30日にかけて指定された金融機関の口座にあわせて154万円あまりを振り込みました。

ところが、振込先の金融機関から「詐欺の被害にあっていませんか」と電話があり、男性はきょう(12日)、被害に気づいて警察に届けました。岩出警察署が特殊詐欺事件として調べています。

梅の収穫量、和歌山が54年連続 全国1位

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和歌山県でことし(2018年)収穫された梅の量は7万トンあまりで、54年連続で全国トップとなりました。

農林水産省近畿農政局によりますと、県内のことしの梅の収穫量は7万3200トンで、全国の収穫量の65%を占め、1965年から54年連続で全国1位となりました。

ことしは、梅の花が咲いている期間中、気温の高い日が続いたことや、3月以降、適度な雨に恵まれたためとみられます。

梅の収穫量は、トップの和歌山県に次いで、群馬県、三重県、神奈川県、それに長野県となっています。

スポーツ伝承館で「プロ野球展」開催中(写真付)

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ことし(2018年)プロ野球で活躍した和歌山県ゆかりの選手を紹介する展示会が、和歌山市の「わかやまスポーツ伝承館」で開かれています。

展示会では、DeNAの4番バッターとして活躍している橋本市出身の筒香嘉智(つつごう・よしとも)選手や、2年連続で盗塁王とゴールデングラブ賞を獲得した日本ハムの紀の川市出身、西川遥輝(にしかわ・はるき)選手、今期限りで引退する智辯和歌山高校出身でヤクルトの武内晋一(たけうち・しんいち)選手と由良町出身の山本哲哉(やまもと・てつや)選手など、ことしプロ野球の1軍でプレーした13人をプロフィールとともに紹介しています。

また、選手が試合で使用したユニフォームやバット、グローブなども間近で見ることができるほか、ことしのドラフト会議でロッテに2位指名された和歌山市出身で日本(にっぽん)体育大学の東妻勇輔(あづま・ゆうすけ)選手や、広島に3位指名された智辯和歌山高校3年の林晃汰(はやし・こうた)選手ら、新たにプロ入りする3人のユニフォームやグローブも展示されています。

スポーツ伝承館の宮井治夫(みやい・はるお)さんは「和歌山ゆかりの選手のことを知ってもらい、応援してほしい」と話していました。

「2018プロ野球~和歌山県ゆかりの選手~」展は、来年(2019年)1月10日まで、和歌山市本町2丁目のフォルテワジマ3階「わかやまスポーツ伝承館」で開かれています。開館時間は午前10時から午後7時までで、正月三が日は休館、入場は無料です。


高齢運転者に自動ブレーキ装着車の購入補助制度を

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近年、高齢ドライバーによる交通事故が増える一方で、全国の都道府県の中には高齢ドライバー向けの自動ブレーキ装着車の購入補助制度を導入する動きが出始めている事を受け、12月定例和歌山県議会でも、議員から導入を求める質問が県当局に寄せられました。

無所属議員の会の菅原博之(すがはら・ひろゆき)議員は、きょうの県議会の一般質問で、先月(11月)和歌山市内で高齢ドライバーの事故で子どもが巻き込まれ死亡した事態を指摘し、事故の抑制につなげるため、すでに香川県や石川県で行われている高齢ドライバー向けの自動ブレーキ装着車の購入補助制度を、和歌山県でも行うよう県当局に求めました。

山田成紀(やまだ・しげき)環境生活部長は「今後の新車のほとんどに自動ブレーキが装備される見込みであることや、自動車購入費用全体に占める自動ブレーキ装着費用の割合を考えた時に、補助金が買換え促進の動機になるのか疑問だ」として制度の導入には難色を示し、引き続き、免許証の自主返納の呼びかけや、警察や自動車販売業者と連携した安全運転サポート車の体験講習会の開催などに取組む考えを示しました。

このほか、きょうの一般質問では、改新クラブの長坂隆司(ながさか・たかし)議員が加工食品研究開発のためのオランダへの県職員の派遣などについて、自民党県議団の岩田弘彦(いわた・ひろひこ)議員が橋本市あやの台北部用地の企業進出の進ちょくと営業戦略などについて、自民党県議団の花田健吉(はなだ・けんきち)議員が日高管内の南北道路の重要性などについて、それぞれ県当局の考えをただしました。

お聞きの和歌山放送では、きょうの県議会・一般質問のもようを、午後9時半から録音ダイジェストでお伝えします。

「お菓子のはぢまり海南市条例」20日に市議会で制定へ

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お菓子発祥の地・海南市(かいなんし)を全国や海外に広く発信しようというユニークな条例案が、開会中の海南市議会11月定例会に提案され、今月(12月)20日の最終日に可決・成立する見通しです。

この条例案は「お菓子のはぢまり海南市条例」と名付けられ、地元の食品関連業者などによる実行委員会が市議会議員に働きかけたものです。

海南市には下津町橘本(しもつちょう・きつもと)に、田道間守(たじまもり)が、ミカンの元となる橘(たちばな)の木を持ち帰って植えたと古事記(こじき)や日本書紀(にほんしょき)に伝えられている「六本樹(ろっぽんじゅ)の丘」があり、その故事をもとに、田道間守をお菓子の神様として祀(まつ)っている橘本神社では、毎年4月の第一日曜に「菓子祭り」を行っていることから、実行委員会が、官民一体となってお菓子発祥の地・海南を内外に発信しようと、条例制定に向けて働きかけを行ってきました。

条例案が可決され、施行されると、官民一体で菓子のまち・海南市をPRする事業が本格的に進められる見込みで、田道間守(たじまもり)と橘本神社のいわれをまとめた冊子の作成や、イベントの開催などが行われることになります。

実行委員の野田智也(のだ・ともや)さんは「お菓子業者以外の人々からも協力が得られ嬉しい。一方で、田道間守の故事を学校で習う機会がなく、市民でも知らない人が多いので、これを機に、海南市の再発見につなげたい」と話しています。

橋本市・恋野橋の仮橋設置へ(写真付)

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橋脚が大きく傾いため、先月(11月)2日から全面通行止めが続いている橋本市の紀の川にかかる恋野橋(こいのばし)の上流に、仮設の橋が設置されることになりました。和歌山県では、来月(2019年1月)中に通れるようにすることを目標にしています。

大きく傾いた恋野橋(2018年11月10日撮影)

橋本市隅田町芋生(すだちょう・いもお)と恋野の間の紀の川にかかる県道山内恋野線(やまうち・こいのせん)の恋野橋は、橋脚が大きく傾き、路面の接合部にすき間が出来たことが確認され、先月2日から全面通行止めになっています。

県は、う回路として、3キロあまり下流の国道370号・橋本橋(はしもとばし)などを利用するよう呼びかけていますが、現場から遠く、児童や生徒の通学に大きな支障が出るなど、住民生活への影響が大きいことから、県では、恋野橋の上流およそ200mの地点に仮設の橋の設置を決めたものです。国土交通省から応急の組み立て橋を借り、来月中に通れるよう整備を急ぐ方針です。

なお、車両の通行は周辺の状況を踏まえ、重量制限を行う予定だということです。

年末年始の「特急くろしお」指定席予約 昨年比増

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年末年始のJR紀勢線「特急くろしお」の指定席の予約が、去年(2017年)よりやや増えていることがJR西日本和歌山支社の調べでわかりました。休日の配列や、白浜のアドベンチャーワールドで生まれた赤ちゃんパンダの効果もあり予約の出だしも好調のようです。JR西日本和歌山支社によりますと、今月(12月)28日から来年(2019年)1月6日までの10日間で、紀勢線の「特急くろしお号」の指定席の予約状況は、予約可能な12万7000席に対しおよそ4分の1に当たる3万1000席が販売されていて、去年より3%から4%多くなっています。

混雑のピークは白浜・新宮方面は今月30日の朝7時から午後3時台に新大阪を出発する列車で、新大阪・京都方面は来月2日の午前10時から午後4時台に白浜を出発する列車です。混雑が集中する時間帯には臨時列車も運転されることになっていて、JRでは比較的空いている臨時列車の利用も呼びかけています。

JR西日本和歌山支社によりますと、去年より年末年始休みの配列が良いことや白浜のアドベンチャーワールドで生まれた赤ちゃんパンダの効果があるとみています。またパソコンやスマートフォンなどで予約ができて割安なチケットのPR効果があるとみています。

和歌山県庁舎80周年記念シンポジウム・24日開催(写真付)

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国の登録文化財に指定されている和歌山県庁の本庁舎が建設されてから、ことし(2018年)80周年を迎えたことを記念して、クリスマス・イヴの今月(12月)24日、シンポジウムが開かれることになりました。

竣工当時(1938年1月)の県庁本庁舎(※和歌山県立文書館所蔵写真より)

これは、和歌山県と県教育委員会、それに、和歌山建築士会が主催するものです。

昭和13年(1938年)に完成した県庁の本庁舎は県を代表する鉄筋コンクリート製の近代建築物で、東京帝国大学教授の内田祥三(うちだ・しょうぞう)を顧問に、県の技師・増田八郎(ますだ・はちろう)が設計を担当しました。

淡い黄色のタイル張りのモダンな外観や、紀の川市出身の彫刻家・保田龍門(やすだ・りゅうもん)のレリーフを飾った内装など、完成当時のたたずまいを現代にも残していて、5年前の2013年12月24日には国の登録文化財に指定されました。

シンポジウムでは和歌山建築士会の中西重裕(なかにし・しげひろ)副会長が「和歌山県庁舎の歴史と魅力」について基調講演します。

続いて行われる個別報告では、建築士会会員で県職員の高垣晴夫(たかがき・はるお)さんが和歌山県技師の松田茂樹(まつだ・しげき)について、県立文書館(もんじょかん)学芸員の藤隆宏(とう・たかひろ)さんが増田八郎の生涯と寄贈された資料について、和歌山大学システム工学部の河崎昌之(かわさき・まさゆき)准教授が和歌山県庁舎の建築図面について、県立近代美術館学芸課長の井上芳子(いのうえ・よしこ)さんが保田龍門について、県教育委員会・文化遺産課主査の御船達雄(みふね・たつお)さんが増田八郎のアルバムについてそれぞれ解説し、最後にパネルディスカッションが行われます。

県庁舎建設80周年記念シンポジウム「和歌山県庁舎をつくった人びと」は、今月24日の午後2時から、和歌山市吹上(ふきあげ)の県立近代美術館2階ホールで開かれます。

入場は無料で、定員は先着120人となっていて、このうち先着100人には、80年前に作られた県庁完成記念絵はがきの復刻版がプレゼントされます。

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