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最上級柿、九度山町で今年初の選果 1箱7000円

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全国有数の富有柿(ふゆうがき)の産地として知られる九度山町できのう(6日)、ことし(2018年)初めて、最上級の柿を選別する作業が行われました。

九度山町では、最上級とそれに次ぐ等級の柿、あわせておよそ1万個に1個ずつ袋を掛け、通常よりも長く枝に付いた状態で熟成させました。

きのうは、地元の選果場におよそ2000個が持ち込まれ、センサーで糖度と大きさ、それに色を計測しました。そして、担当者が形や傷などを確認してから、選び抜いた柿の実に白いキャップを被せ、専用の化粧箱に詰めました。

九度山町の柿は上品な甘さがあり食感がまろやかだということで、きょう(7日)大阪や東京の各市場へ出荷されました。百貨店などでの販売価格はおよそ2・5キロ入りの1箱が7000円前後と予想されています。


データサイエンス分野の人材育成 4者連携協定(写真付)

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和歌山県と、総務省統計局、独立行政法人統計センター、それに、和歌山大学の4者は、きょう(7日)、データサイエンス分野の人材育成やデータ利活用の研究開発で協力するための連携協定を結びました。

(左から)千野局長、椿理事長、仁坂知事、瀧学長

きょう午前、和歌山市の県データ利活用推進センターで協定の締結式が行われ、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事と、総務省統計局の千野雅人(ちの・まさと)局長、統計センターの椿広計(つばき・ひろえ)理事長、それに、和歌山大学の瀧寛和(たき・ひろかず)学長が協定書に調印しました。

和歌山県内では、ことし(2018年)、総務省統計局の機能の一部を移転した「統計データ利活用センター」と、県の連携拠点「データ利活用推進センター」が和歌山市の南海和歌山市駅ビル内にオープンしたほか、和歌山大学が、ビッグデータの解析やIoTシステムの構築に関する教育研究を行う「データ・インテリジェンス教育研究部門」を新設するなど、データ利活用の研究に向けた動きが加速しました。

協定を結んだ4者は今後、データサイエンス分野の人材育成やデータ利活用の研究開発を共同で行い、全国に先駆けた取り組みモデルの構築を目指すということです。

統計局が、自治体や大学と連携協定を結ぶのは全国ではじめてで、統計局の千野局長は「ここ2、3年で和歌山県のデータ利活用研究が活発になり、他県や海外からの注目が高まっている。一層連携し、相乗効果を発揮したい」と挨拶しました。

仁坂知事は「今回、和歌山大学が加わったことに意味があると思う。協定をてこに、時代の最先端を行く研究や人材育成を進め、県や国のデータ利活用の推進に繋がると信じている」と期待を寄せていました。

また、和歌山大学では、来年度から、希望する学生が学部を問わず受講できるデータサイエンスのカリキュラムを始めるということで、瀧学長は「大学の知見を活かして、県に貢献したい」と意気込みを話していました。

紀陽銀行の元行員が顧客の預金1241万円を着服

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和歌山市に本店のある紀陽銀行はきょう(12/7)、大阪府内の支店に勤務していた元行員の男性が、顧客の預金あわせておよそ1241万円を着服していたことを明らかにしました。

紀陽銀行によりますと、本店嘱託の行員だった60歳の男性は、かつて勤務していた大阪の羽倉崎(はぐらざき)支店で担当していた顧客1人から定期預金用に預かった現金を、2007年6月ごろから2009年11月までの複数回にわたって着服していました。この時点で被害額はあわせておよそ1241万円にのぼっていましたが、顧客は着服に気づいていませんでした。

ところが、ことし(2018年)10月になって、新たに定期預金の集金に来るはずだったこの行員が来なかったため、顧客が紀陽銀行に問い合わせ、銀行側が調べたところ、着服が発覚したということです。

これを受け、この行員は先月(11月)懲戒解雇され、被害金は全額被害者に弁償されましたが、被害者の希望で刑事告発はしないということです。

事態を重くみた紀陽銀行は、松岡靖之(まつおか・やすゆき)頭取をはじめ、経営陣の減給処分を検討しているほか、再発防止マニュアルのさらなる見直しや、社員研修を徹底する方針で「内部管理態勢の充実と強化をはかり、再発防止にむけ全力で取り組む」とコメントしています。

田辺市本宮町で震度1

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きょう(7日)午後8時31分ごろ、和歌山県南部を震源とする地震があり、田辺市本宮町(ほんぐうちょう)で震度1を観測しました。この地震による津波の心配はありません。

気象庁の観測によりますと、震源の深さはおよそ20キロ、地震の規模を示すマグニチュードは2・9と推定されます。

「和歌山サンタ・ラン」あす(9日)和歌山城で初開催

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サンタクロース姿の参加者が会場を歩く、「和歌山サンタ・ラン」が、あす(9日)和歌山市の和歌山城で初めて行われます。

「サンタ・ラン」は、大阪など各地で開催されているチャリティーイベントで、参加費や協賛金による収益金で、クリスマスを病院で過ごす子どもたちにプレゼントを届けます。和歌山でもことし(2018年)、有志によって実行委員会が作られ、あす和歌山城で初めて開催されることになりました。

あす(9日)は、午前10時から和歌山城西の丸広場で受付が始まり、オープニングセレモニーの後、サンタクロースの衣装を身にまとった参加者が西の丸広場と天守閣の往復2キロをウォーキングします。また、午後2時からは餅まきも行われます。

参加費は、サンタクロースの衣装が付いて大人3000円、学生2000円、3歳から小学生までの子どもは帽子のみが付いて1000円で、当日参加も可能ですが、衣装がなくなり次第締め切るということです。

今回の収益金で、県立医科大学付属病院や日本赤十字社和歌山医療センターなど県内4つの医療機関に入院している子どもたちにクリスマスプレゼントが届けられます。

県内一斉飲酒運転取締り

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飲酒の機会が増える年末年始を前に、昨夜(7日)からけさ(8日)にかけて、飲酒運転の取り締まりが県内一斉に行われました。

取り締まりは、きのう午後5時からきょう午前5時までの間、主要幹線道路や高速道路の出入り口付近、繁華街の周辺など県内あわせて19カ所で、警察官およそ170人態勢で実施されました。その結果、スピード違反やシートベルトの装着義務違反といった道路交通法違反などで去年(2017年)より9件多い24件が検挙され、飲酒運転による検挙は、去年に続いてありませんでした。

県警交通指導課によりますと、飲酒が絡んだ交通事故は、ことし11月末までに154件発生していて、去年の同じ時期より3件多くなっているということです。

ところで、和歌山県は今月(12月)10日までの10日間、「わかやま冬の交通安全運動」を展開しています。ことしは、「子どもと高齢者の交通事故防止」と「飲酒運転の根絶」、それに「夕暮れ時と夜間の、歩行中・自転車乗用中の交通事故防止」、それに「すべての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底」の4つを重点にしています。

タイ王女に和歌山産イチゴ「毬姫様」を献上

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在タイ日本大使館は、タイ王国王女の誕生日に贈る贈答品として和歌山県産の高級イチゴ「毬姫様(まりひめさま)」を選び、献上しました。

「毬姫様」は、和歌山県オリジナル品種のイチゴ「まりひめ」の中でも特に大きさや味、出荷時期にこだわり、0・1%程度しか出荷されない希少価値の高いブランドイチゴです。

国産農産物の輸出促進に取り組む農林中央金庫が、JA紀の里と連携しタイ王女への献上品として大使館に提案し選ばれたもので、きのう(7日)40歳の誕生日を迎えたパチャラキティヤパー王女に献上されました。

農林中金和歌山営業所の窪田所長は「王女様と毬姫様のネーミングがぴったり。タイで和歌山県産のイチゴが広まり、輸出の促進につながれば」と話し、「王女様に是非、和歌山に来て頂き、国際交流と産地の活性化につながって欲しい」と期待を寄せています。

高野山ケーブル新旧入替え作業、3代目に感謝の読経(写真付)

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およそ半世紀ぶりに新調される南海電鉄・高野山ケーブルカーの車両の入替え作業がきのう(7日)高野山駅で行われ、報道陣に公開されました。

搬出された3代目の旧車両に読経

高野山ケーブル南海鋼索(こうさく)線は、1930年の開業以来、南海高野線の極楽橋(ごくらくばし)駅と、山上の高野山駅との間800メートル、高低差328メートルを5分で結んでいます。3代目の旧車両は、1964年から54年間にわたって、延べおよそ5700万人を運び、老朽化のため、先月(11月)25日に惜しまれながら引退しました。

きのう高野山駅で行われた車両の入替え作業では、午前中、旧車両を大型クレーンで吊り上げて駅の外に置いたトレーラーに載せたあと、午後には、白い保護カバーを被せたスイス製の新型車両を吊り上げ、ゆっくりと線路上に下ろしました。そして、取り外された旧車両を前に高野山金剛峰寺の僧侶が読経して、およそ半世紀にわたる活躍を労いました。

高野山駅に上空から搬入される新車両

ホームに納まった新車両

4代目となる新車両のコンセプトカラーは、高野山の寺院「根本大塔(こんぽんだいとう)」をイメージした朱色で、内装には、木目調の装飾や広い窓ガラスを採用し、車椅子用のスペースを新設したことで1編成の定員は旧車両より80人少ない181人です。

新車両のイメージ(提供:南海電鉄)

南海電鉄・車両課の山田健太郎(やまだ・けんたろう)課長は「3代目の旧車両には感謝の気持ちでいっぱい。新車両は窓ガラスが広いので、眺望を楽しんでほしい」と話していました。

今後は、ケーブルカーの滑車や巻き上げ機などを刷新し、来年3月初旬に新車両での運行を開始する予定で、工事期間中は、橋本駅と臨時の高野山駅との間で代行バスが運行されています。


陸奥宗光・平等条約締結130年記念シンポジウム(写真付)

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和歌山市出身の外交官で、のちに明治政府の外務大臣となった陸奥宗光(むつ・むねみつ)が、日本で初めてとなる平等条約をメキシコとの間に締結して130年を迎えたことを記念するシンポジウムが、きょう(8日)和歌山市で開かれました。

今から130年前の1888年(明治21年)、当時、駐米全権公使だった陸奥宗光は、日本にとって初めてとなる平等条約「日墨(にちぼく)修好通商条約」をメキシコと結びました。きょう午後、和歌山市の県立図書館・メディアアートホールで開かれたシンポジウムでは、元自衛官で外務副大臣の佐藤正久(さとう・まさひさ)氏が「陸奥宗光外務大臣が結んだ平等条約の想いと、これからの私たちの歩み」と題して基調講演し、およそ250人が聞き入りました。

講演する佐藤氏

佐藤氏は「資料を読めば読むほど、陸奥宗光の志の強さが分かり、今の私たちにも通ずるところがある。交渉の場では諦めたら絶対負けで、タイムリミットの中で強い気持ちを持ち、色々な想定を考えることが大切」と話しました。また、イラン・イラク戦争の復興支援に自衛隊の先遣隊長として出発する際のエピソードを交え、「隊員の家族の涙を見て、何が何でも戻ってくるという気持ちだった。自衛隊にも家族はいるし、『憲法違反』と言われても黙々と働く。いざという時に自衛隊が動ける環境を作ることが私たちの任務」と力を込めました。

このあと、シンポジウムを主催した「陸奥宗光外務大臣の功績を教育に活かす実行委員会」の臼井康浩(うすい・やすひろ)事務局長が、陸奥の功績やゆかりの深い県内のスポットを紹介したほか、郷土坂本家10代目当主の坂本匡弘(さかもと・まさひろ)氏や外務省中南米局中米カリブ課長の中野大輔(なかの・だいすけ)氏をパネリストに、「明治150年~新国家への夜明け~」と題したパネルディスカッションも行われました。

県内は真冬並みの寒さ、あすはさらに寒く

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きょう(8日)の和歌山は、最高気温がきのう(7日)に比べて5度低い10・0度、潮岬も5度低い11・6度と、いずれも真冬並みの寒さとなりました。

これは、冬型の気圧配置に伴い、日本の上空にこの冬最も強い寒気が流れ込んでいるためで、県内でもこの冬一番の冷え込みとなりました。

和歌山地方気象台によりますと、この寒さは月曜日ごろまで続く見通しで、あす(9日)の予想最高気温は和歌山で9度、潮岬で10度と、きょうをさらに下回る見込みです。

「東京五輪を呼んだ男」日系実業家をPR、御坊市

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1964年の東京オリンピック招致の立役者(たてやくしゃ)のひとり、日系2世の実業家、故・和田勇(わだ・いさむ)氏をもっと知ってもらおうと、ゆかりの地、御坊市が活気づいています。

去年(2017年)は、官民一体になって顕彰会が発足、先月(11月)は、アメリカ在住の77歳の次女が初めて参加してのシンポジウムや朗読劇を開催するなど、2020年のオリンピックへの懸け橋とPRしています。

和田氏は、アメリカ・ワシントン州生まれで、幼少期の5年間を両親の故郷の御坊市などで過ごしました。まだ、反日感情が強かった1949年、アメリカのロサンゼルスで開かれた競泳の全米選手権で、故・古橋広之進(ふるはし・ひろのしん)氏ら選手団を自宅に寝泊まりさせるなど世話役を買って出ました。

そのサポートもあって、日本選手は大活躍し、東京オリンピック招致への協力要請を受けます。和田氏は、祖国の戦後復興につなげたいと、自費で、妻と中南米を回り、IOC(アイオーシー)=国際オリンピック委員会の各国の委員らを熱く説得、招致を実現させ、「東京オリンピックを呼んだ男」と語り継がれています。

御坊市では、その功績を讃え、名誉市民第1号の称号をおくり、おととし(2016年)から、地元の歴史資料館に「和田勇コーナー」を開設、写真や勲章、感謝状などおよそ100点を展示しています。

顕彰会の岡本恒男(おかもと・つねお)事務局長は、「移民の苦労などを原動力に、和田氏は社会奉仕の心や人類愛に満ちていた。一国主義が世界に広がるいま、その志を伝えたい」と話します。顕彰会では、JRの駅に横断幕を設置し、来年(2019年)1月から、東京オリンピックをテーマに放映されるNHK大河ドラマで取り上げてもらえるよう働きかけも行っています。

日中の気温上がらず各地で真冬並み

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今シーズン一番の寒気が入った和歌山県地方では、きょう(9日)、日中の気温があまり上がらず、真冬並みの寒い一日となりました。

アメダスの観測で、けさの最低気温は、新宮で4・2度、串本町潮岬で5・4度と平年を2度から3度ほど下回り、今シーズン最も気温が低くなりました。

日中は各地で雲が多めで推移し、気温はあまり上がらず、新宮の10・7度を最高に、潮岬で8・9度、和歌山で8・1、高野山で2・1度など、各地で平年を4度から6度下回る真冬並みの寒さとなりました。

新宮市と県、クルーズ・オブ・ザ・イヤー特別賞受賞

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新宮市が、和歌山県などと進めている新宮港へのクルーズ客船の誘致活動と受け入れ実績が「クルーズ・オブ・ザ・イヤー2018」の特別賞を受賞しました。

「クルーズ・オブ・ザ・イヤー」は、日本外航客船協会が、クルーズ市場の拡大に貢献した商品や取り組みを表彰しているもので、特別賞は、クルーズ商品以外でクルーズの振興や客船誘致に寄与した者におくられています。

特別賞では、新宮港は外洋に面し、長周期の波やうねりの影響を受けやすい港だが、防波堤の整備や波浪観測データのリアルタイム提供など、ハードとソフトを組み合わせた積極的な対策を実施して、クルーズ客船の入港実績を向上させ、「熊野の海の玄関口」として定着させたほか、2006年につくった新宮港の観光交流促進組織をベースに、三重県との県境を越えた広域的な活動が高く評価されました。

特別賞の受賞に、新宮市の田岡実千年(たおか・みちとし)市長は「新宮港が来年40周年という節目を迎える中、大変嬉しい。一層おもてなしに磨きをかけ、乗船客を迎えたい」とコメントしています。

表彰式は、今月(12月)13日、東京・千代田区の海運ビルで行われます。

和歌山城が大勢のサンタで真っ赤に、初のサンタラン(写真付)

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真っ赤なサンタクロースの衣装を身に着けて、ウォーキングをすることで、病気と闘う子どもたちに、クリスマスプレゼントを贈ろうというチャリティーイベントが、きょう(9日)、和歌山城で開かれ、およそ1300人が参加しました。

サンタラン、スタート

サンタラン、スタート

このイベントは「和歌山サンタラン2018」で、和歌山大学附属中学校の卒業生が中心となった実行委員会が企画し、天守閣再建60周年も記念して、和歌山城で初めて開かれました。

開会式の仁坂知事

開会式の仁坂知事

きょう午前11時から和歌山城西の丸広場で行われた開会式には、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事もサンタの衣装で駆けつけ、「クリスマスを病院で迎えるお子さんにプレゼントを持っていってくださるのは、素晴らしいことだと思っています」と参加者を激励しました。

日赤にプレゼントを贈呈

日赤にプレゼントを贈呈

このあと、参加者は3つのグループに分かれて、冬空の和歌山城内でおよそ2キロのコースを歩き、ドローンによる上空からの記念撮影やTONPEI(トンペイ)さんのライブ、餅まきなどを楽しみました。

和歌山サンタラン実行委員会の川崎佳司(かわさき・よしじ)委員長は「予想以上に多くの方に参加いただき、びっくりしました。いろいろな方に広めていただいたおかげだと思います」と話していました。

高野龍神スカイライン・15日から冬季規制へ

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国道371号の高野龍神スカイラインと高野山バイパスは、ことし(2018年)も、今月(12月)15日から来年(2019年)3月25日まで、冬の夜間通行止めとなります。また日中も、路面の凍結や積雪などのおそれがあるため、冬用タイヤの装着やタイヤチェーンの携行が必要となります。

夜間通行止めとなるのは、高野龍神スカイラインと高野山バイパスの全線で、期間中、午後5時から翌朝7時まで通行止めになります。なお二輪車は期間中、終日通行止めです。

このほか、国道425号の田辺市龍神村小又川(こまたがわ)から奈良県境までの12キロの区間は、今月25日の午後5時から来年3月31日の午前7時まで、終日通行止めとなります。


「きのくにロボットフェスティバル」16日御坊市で開催

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全国や海外の小・中学生や、高等専門学校の学生らがロボットの技を披露する「きのくにロボットフェスティバル2018」が、今月(12月)16日、御坊(ごぼう)市立体育館で開かれます。

これは、和歌山県や県教育委員会、御坊市と地元の商工会議所などによる実行委員会が、御坊を「ロボットの甲子園」として子ども達の集う先端技術のまちにしようと、2007年から毎年この時期に開いているものです。

12回目となる今回も、各地の予選を勝ち抜いた全国の小・中学生と中国・山東省(さんとうしょう)の少年たちが技術を競い合う「全日本小中学生ロボット選手権」や、工業系学科を持つ県内5校の高校生による「きのくに高校生ロボットコンテスト」が行われます。

また、先月(11月)東京で開かれた「全国高専ロボコン2018」でデザイン賞を受賞した地元・御坊市の和歌山高専をはじめ、全国の優秀校が更にハイレベルなロボットを実演する「高専ロボコンパフォーマンス」も行われ、人気の見ものとなっています。

このほか、川崎重工業の医療向けロボットや、千葉工業大学の小型ヒューマノイドロボット、韓国の高等教育機関のロボットによる「スーパーロボットショー」が行われます。

さらに、会場では小・中学生による発明作品の展示や、地元周辺の企業による飲食物などの販売も行われます。

第12回「きのくにロボットフェスティバル2018」は、今月16日・日曜日の午前9時20分から、御坊市薗(その)の御坊市立体育館で開かれます。入場は無料です。

太平洋自転車道の案内整備へ、沿線自治体

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千葉・和歌山間で整備中の「太平洋岸自転車道」沿線の8つの県や市は、このほど、日本を訪れる外国人の利用を増やすことを目指し、2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催までに、分かりやすい案内看板や路面標示を整備することで合意しました。

愛称を決めて、統一ロゴをつくるほか、図柄を多様し、日本語が読めなくても、迷わず、安全に自転車旅行が楽しめるようにしたい考えです。

太平洋岸自転車道は、千葉県銚子市から和歌山市までの沿岸部を結ぶ、およそ1400キロのサイクリングロードで、45年前の1973年度に建設工事が始まりましたが、国や自治体の予算不足などで6割程度しか整備できていません。

8県市は、整備と利用促進のため、協議会を設置し、先月(11月)28日に、東京都内で初会合が開かれました。会合では、自転車道の延伸に取り組むことや、沿線の施設を記したホームページや地図の作成も決めました。

立憲民主党が和歌山県連設立

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国政で衆参とも野党第1党の立憲民主党が、和歌山県連を設立したことがわかりました。来年春(2019年)の統一地方選挙などで候補の擁立を目指します。

関係者によりますと、今月(12月)4日に党本部から「立憲民主党和歌山県連合」の設立が承認されたということで、県連代表には、田辺市選出の県議会議員で改新(かいしん)クラブに所属する谷口和樹(たにぐち・かずき)氏47歳が、県連幹事長には、和歌山市議会議員で誠和(せいわ)クラブに所属する山本忠相(やまもと・ただすけ)氏40歳が、それぞれ就任する予定となっています。

立憲民主党県連は、今月20日に和歌山市内で記者会見を開き、正式に設立を発表することにしています。

県和商「楽天ITスクールネクスト」で「Student賞」に輝く

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和歌山市の県立和歌山商業高校で電子商取引を学ぶ生徒らが、このほど東京で開かれた、インターネット大手・楽天のICT技術を活用しながら地域の課題解決策を提案する全国大会「Rakuten IT SCHOOL NEXT(ラクテン・アイティースクール・ネクスト)」に出場し、出場した他校の生徒らの投票で選ぶ「Student(スチューデント)賞」に輝きました。

楽天ITスクールネクストは、地域の様々な課題の解決策を高校生が考え、楽天のICT技術を活用しながら提案するもので、第1回となる今年度(2018年度)は県和商を含む全国10校が参加しました。

全国大会は、今月(12月)8日、東京の楽天クリムゾンハウスで開かれ、県和商は、災害ボランティアで防災士の市場美佐子(いちば・みさこ)さんの助言をもとに、支援物資の情報を自治体に送るアプリを活用した南海トラフ巨大地震の防災と減災について、スライドを使って提案しました。

審査の結果、最優秀の大賞には、静岡県立富岳館(ふがくかん)高校による「富士宮(ふじのみや)のブランド化」が選ばれました。県和商は、参加した他校の生徒の投票で最多得票を獲得し「Student賞」に輝きました。

担当した県和商の川口敦志(かわぐち・あつし)教諭は「自らの取り組みを客観的に振り返る事が生徒の励みとなって、受賞につながったのではないか」と喜びを語りました。

楽天ITスクールネクストの全国大会の様子は、楽天のウェブサイトに詳しく掲載されています。

マイナンバーカード普及へ 商業施設に出張申請所(写真付)

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コンビニエンスストアで住民票を取得できるなど便利なサービスが受けられるマイナンバーカードの取得促進を図ろうと、カードの出張申請所がきょう(12/10)、和歌山市の商業施設に開設されました。

和歌山市・ガーデンパーク和歌山で

これは、交付率が全国平均を下回る和歌山県内の現状を改善しようと、県が11月と12月を、交付率アップの強化月間として、県内の市町村に呼びかけ、合同で行っているものです。

出張申請所は、きょう午前10時から午後4時まで和歌山市松江のガーデンパーク和歌山に設けられ、あわせて137人が、和歌山市の職員らに無料で写真を撮影してもらい、申請書の書き方について説明を受けながらしながら、書類を作成していました。

無料で写真撮影も

70歳代の2人連れの女性は、「手続きには、分からないところも多く、自分でできずにそのままにしていましたが、ここに来れば、いろいろ教えてもらえるし、写真も撮ってもらえるので、ありがたい」と話していました。

マイナンバーカードは、申請すると交付される顔写真入りのプラスチック製のカードで、コンビニエンスストアで住民票や印鑑登録証明書を取得できるほか、自宅のパソコンからの確定申告や身分証明書としても利用できますが、県内でのマイナンバーカードの交付率は今年10月末現在、9・1%で、全国平均の12・1%を下回っています。

和歌山県市町村課の平野宏樹(ひらの・ひろき)さんは、「例えば、コンビニでの住民票交付は、昼間、役場に行く時間がない人にも利用してもらえるよう、夜遅くまで行われているなど、利用者の利便性が高くなるので、是非、マイナンバーカードを取得して欲しい」と話しています。

県市町村課では、当面、全国平均に追いつくことを目標としていて、来(2019年1)月以降も市町村からの申し出があれば、自治体との合同で出張申請所を開設することにしています。

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