Quantcast
Channel: WBS和歌山放送ニュース
Viewing all 17932 articles
Browse latest View live

お年寄りに手作りちゃんちゃんこプレゼント(写真付)

$
0
0

和歌山県和裁協会がきょう(13日)手作りの「ちゃんちゃんこ」を和歌山市の介護施設に贈りました。

県・和裁協会は、和服の裁縫を職業とするおよそ20人の会員からなり、使わなくなった着物と綿(わた)で作ったちゃんちゃんこを、県内のお年寄りに贈る活動を10年以上続けています。

きょう午後、県和裁協会の田村喜久子(たむら・きくこ)会長らが和歌山市中之島の介護施設「セント・ケア」を訪れ、赤や緑、紫など色とりどりのちゃんちゃんこ21着を贈りました。

さっそくちゃんちゃんこを着た入所者は、暖かくやわらかい手触りを確かめながら、一足早いクリスマスプレゼントに嬉しそうでした。98歳の男性は、「とても暖かくて嬉しいです。これからの寒い日に大切に使います」と話していました。

県・和裁協会の田村会長は「使わなくなった着物を持ち寄って役に立ちたいと、活動を続けています。皆さんが喜んでくれるのが何より嬉しいです。寒いときに気軽に羽織ってもらえたら」と話していました。


仁坂知事・IR誘致反対意見に「経済発展の機会失うが良いのか」

$
0
0

和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、先月(11月)の知事選挙の争点のひとつとなった、カジノを含む統合型リゾート・IR誘致の是非に関連して、和歌山への誘致に反対する意見に対し「県内経済発展や人口減少対策への投資をやめてもいいのか」と反論しました。

きょう(13日)開かれた12月定例県議会の本会議で、共産党県議団の奥村規子(おくむら・のりこ)議員が先の知事選挙の受け止めについて質問し、県が進めている和歌山マリーナシティへのIR誘致に反対を訴えた仁坂知事の対立候補が、和歌山・田辺・新宮(しんぐう)・上富田(かみとんだ)など6つの市と町で4年前(2014年)の前回より得票を伸ばしたことや、マスコミの世論調査ではIR誘致に反対する意見が賛成を上回っている現状を指摘しました。

これに対し仁坂知事は「カジノに賛成か反対かと賭け事が嫌いな人に問えば、嫌いと答える人は多いだろう。しかし、同じ人にその分経済発展や人口減少の歯止めを掛ける機会を失うが、それでも良いかと聞けば、それは困ると答える人が多いと思う」と反論しました。

その上で仁坂知事は、作家の養老孟司(ようろう・たけし)氏の著書の一節を引き合いに出し「『これは反対、あれは問題と言いまくるけれども、不都合が起これば誰かにお任せという態度が日本を悪くする』と書かれていたが、私は和歌山の将来実現可能なトータルな青写真を県民に示し承認されたと考えている」と答え、今後も、依存症対策や県民への説明に力を入れる考えを改めて示しました。

このほか、きょうの一般質問では、自民党県議団の堀龍雄(ほり・たつお)議員が産学官連携の農作物の高温障害対策などについて、自民党県議団の中村裕一(なかむら・ゆういち)議員が、農林水産物の輸出戦略などについて、それに自民党県議団の井出益弘(いで・ますひろ)議員が紀の川流域の水害対策について、それぞれ県当局の考えをただしました。

県議会の一般質問はきょうで終了し、あす(14日)からは常任委員会での審議に移ります。そして18日と19日に再び本会議が開かれ、委員長報告や討論・採決などを行う予定です。

お聞きの和歌山放送では、きょうの県議会・一般質問のもようを、午後9時半から録音ダイジェストでお伝えします。

県・台風農作物被害の緊急融資対策受付期間を来春まで延長

$
0
0

この秋(2018年)相次いで接近・上陸した台風20号と21号、24号による農作物被害を受け、和歌山県が農業者に向けて行っている無利子による緊急融資対策について、当初、今月(12月)28日までとしていた受付期間が、来年(2019年)3月15日まで延長されることになりました。

県では、ことし9月、3つの台風による農作物被害に見舞われた県内の農業者を対象に緊急の融資対策を期間限定で行っていて、運転資金や施設の復旧に必要な資金を無利子で融資していますが、被害が大きいことなどから、当初、今月28日までとしていた受付期間を来年3月1日まで延長することになったものです。

融資の対象となるのは、台風20号・21号・24号で農作物などに被害を受けた県内の農業者で、被害状況などについて各市町村長の証明を受けた人です。

融資限度額は運転資金が200万円、施設復旧の資金が350万円で、基準金利はいずれも1・70%ですが、このうち県が0・72%、市町村や農協などが0・98%を補助するため、貸付利率は0%となります。

償還期限は、運転資金が5年以内、施設復旧の資金が7年以内で、いずれも2年以内の据え置き期間が設定されています。

県・経営支援課では、引き続き緊急融資対策の活用を呼びかけています。

県立桐蔭中・高がキャリア教育優良学校の文科大臣表彰受賞へ

$
0
0

キャリア教育の充実に功績が認められた全国の学校など教育関連団体などをたたえる、今年度(2018年度)の「キャリア教育優良学校文部科学大臣表彰」に、和歌山県からは、和歌山市の県立桐蔭(とういん)中学校と桐蔭高校が選ばれました。

桐蔭中学校と桐蔭高校は、2013年度から文部科学省のキャリア教育の研究開発校に指定されていて、中学1年から高校3年まで「キャリア桐の葉(きりのは)」という中高一貫の教科を設定しています。

中学生は、ふるさと和歌山の偉人や自然、他の都道府県との比較研究、県外や世界から見た和歌山の考察などをテーマに、
高校生は、「15年後の私」の想像や、ディベート、社会人として生きる上での自己の在り方などを、それぞれ卒業生へのインタビューや大学訪問などの校外学習を通じて考える内容となっています。

これらの取組みを通じて、生徒が自分自身を省みながら考えを言語化し、社会で自立した人間へと成長するという目的が高く評価され、受賞につながりました。

文部科学大臣表彰は、初年度の2006年度に県教育委員会が受賞し、その後、2008年度の田辺市教育委員会、2011年度の田辺市立東陽(とうよう)中学校、昨年度(2017年度)の県立紀伊コスモス支援学校に続いて、今年度の桐蔭中学校・高校で5回目となります。

今年度の表彰式は、来月(2019年1月)18日に、東京・代々木(よよぎ)の国立オリンピック記念青少年総合センターで開かれます。

みなべ町の県道で事故、自転車の高齢女性死亡

$
0
0

きょう(14日)午前、みなべ町の県道で車と自転車が衝突する事故があり、自転車を運転していた高齢の女性が死亡しました。

田辺警察署によりますと、きょう午前8時前、みなべ町芝の県道で、普通乗用車と、乗用車の前を同じ方向に走っていて道路を左から右に横断しようとした自転車が衝突しました。

この事故で、自転車を運転していた吉澤清江(よしざわ・きよえ)さん83歳が死亡しました。

警察は、乗用車を運転していた無職の野久保貴大(のくぼ・たかひろ)容疑者32歳を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕し、容疑を過失運転致死に切り替えて事故の原因を調べています。

和歌山市、濁り水の損害8400万円、業者に請求へ

$
0
0

ことし(2018年)5月、和歌山市の広い範囲で水道水が濁る被害が出た問題で、和歌山市は、業務を委託していた業者の操作ミスが原因だったとして、当時、市が負担した水道料金や対応にあたった職員の時間外手当など、あわせて8400万円あまりを業者に請求することを決めました。

和歌山市ではことし5月、およそ3日間にわたって水道水が濁り、およそ3万5000世帯・8万2000人に影響が出ました。

その後の市の調査などで、当時業務を委託されていた業者が誤って通常より多い水を配水池に送り、底に溜まっていた錆などの堆積物が巻き上げられたことが原因だったことがわかりました。

和歌山市のまとめによりますと、濁り水に伴う損害額はあわせて8400万円あまりにのぼっています。内訳は、水道料金の減額に伴う負担金が5900万円あまり、復旧作業にあたった職員の時間外手当などが800万円あまり、被害があった家庭への対応を通知するハガキの印刷代や送料が520万円あまり、給水車を要請した他の自治体に支払う負担金が200万円あまりです。

市は来月(1月)にも、この業者に対して総額8400万円あまりの支払いを請求することにしています。

和歌山労働局が建設工事現場を安全パトロール(写真付)

$
0
0

あす(15日)から始まる「年末年始無災害運動期間」を前に、きょう(14日)和歌山労働局の松淵厚樹(まつぶち・あつき)局長らが和歌山市内の建設工事現場をパトロールしました。

きょう午後、松淵局長らが訪れたのは、JR和歌山駅からも近い和歌山市友田町四丁目の建設工事現場です。この現場では、商業施設や病院、分譲マンションなどが入る地上20階建ての高層複合ビルの建設が再来年(2020年)2月末の完成を目指して進められています。

松淵局長らは、工事の責任者を務める清水建設の奥村博(おくむら・ひろし)工事長から工事の概要について説明を受けたあと、現場を歩いて、手すりや足場などの安全設備が設置されているかを確認していきました。また、厚生労働省が定める「労働安全衛生規則」では、来年2月1日以降、高所で作業をする場合に装着する墜落制止用器具を、これまでの胴ベルト型からハーネス型に変更することが原則となり、きょうはハーネス型の周知も呼びかけました。

視察を終えた松淵局長は「年末年始は業務が繁忙となり、労働災害が多発する状況にある。労働災害の防止には手を抜くことなく、基本に立ち返って対応してほしい」と話していました。

和歌山労働局によりますと、県内の建設現場ではことし(2018)、あわせて104人がけがをし、2人がいずれも高所からの転落で死亡しています。

和歌山労働局では、1年を通して県内の様々な労働現場を視察していますが、あすから来年(2019年)1月15日までの「年末年始無災害運動期間」は建設現場を重点的に回ることにしています。

停電復旧へ自治体と連携 関電、台風21号検証で

$
0
0

9月の台風21号による和歌山県などでの大規模停電を受けて、関西電力はきのう(12/13)、停電の長期化に加えて復旧見通しなどの情報提供も不十分だったとして、自治体との連携強化や停電状況がわかる専用アプリの開発といった改善策を盛り込んだ報告書を公表しました。

関西電力管内では、延べ220万軒で停電が発生し、山間部を中心に倒木などで道路が寸断され、復旧作業に手間取り、全面復旧までに17日間かかりました。

関電のホームページでは、停電している地域を示す情報が、一時、閲覧できなくなる障害が発生し、コールセンターも電話がつながりづらい状況が続きました。

関電は、停電が長引いた一因として道路を管理する自治体との連携がスムーズではなかったことを挙げ、今後は情報共有などを進めるとしました。

また、被害の早期把握に向けた小型無人機ドローンの活用や、社内に道路の障害物を除去するための重機の導入を検討します。

専用アプリには、事前に住所を登録すれば、災害時に停電状況や復旧見通しをスマートフォンに通知する機能をつけ、来年の台風シーズンまでに導入するほか、コールセンターの人員も増強することにしています。


あす(16日)全国中学駅伝 大成中と海南市立第三中が出場

$
0
0

「第26回全国中学校駅伝大会」があす(16日)、滋賀県の「希望が丘文化公園」で開催され、県代表として男子は日高川町の大成中学校、女子は海南市の市立第三中学校が出場します。

大成中学校は、11月に開かれた県大会で2位の海南中学校に23秒差の59分36秒で優勝、海南市立第三中学校は、2位の古佐田丘(こさだがおか)中学校に4秒差の45分07秒で優勝し、全国への切符を手にしました。

あす(16日)の全国大会では、女子は、「希望が丘文化公園」のスポーツゾーン芝生ランドに設けられた特設コース5区間12キロの距離で争われ、午前11時スタートの予定です。また男子は、6区間18キロで争われ、午後0時15分スタートの予定です。

子育て支援フォーラム あす(16日)開催

$
0
0

地域の子育て支援について考えるフォーラム「遊び学びは生きる力!!地域で子そだち・子育て支援へ」が、あす(16日)和歌山市で開かれます。

これは、放送大学和歌山学習センターが地域貢献プロジェクトの一環として開くものです。

フォーラムはあす(16日)、和歌山市の県立図書館2階・講義研修室で開催され、午後1時半からの第1部では、和歌山大学教育学部の高橋多美子(たかはし・たみこ)准教授と、むつみこども園の栗林恵(くりばやし・めぐみ)園長が、それぞれ幼保連携保育の現状や課題などについて基調講演します。

また、午後3時20分からの第2部では、和歌山信愛女子短期大学の森下順子(もりした・じゅんこ)准教授らも加わってあわせて5人がパネル討論を行います。

フォーラムへの参加は無料で、当日参加も可能です。

サンタが大水槽を清掃、あす(16日)県立自然博物館で

$
0
0

クリスマスを前に、あす(16日)、海南市の県立自然博物館の大水槽にサンタクロースが登場し、水槽の清掃などを行います。

これは、県立自然博物館が大水槽の潜水作業を紹介しようと、クリスマスを控えたこの時期に毎年行っている催しで、あすは、サンタクロースに扮した職員が大水槽に潜り、清掃作業の様子を来館者に公開します。

サンタクロースが登場するのは、午前11時からと午後2時からの2回で、それぞれおよそ1時間にわたって清掃活動を行う予定で、訪れた人は、サンタに手を振ったり記念撮影をして楽しむことができるということです。

なお、県立自然博物館の入館料は大人が470円、高校生以下は無料です。

和歌山市の剣士、今年最後の競技に汗流す

$
0
0

和歌山市の小学生から大人までの剣士らが技を競う、第29回和歌山市剣道振興大会がきょう(15日)、和歌山市のビッグウェーブで開かれ、そのあと指導者も加わった、今年最後の稽古会も開かれました。

剣道競技は、小学生男女170人のほか、中学生男女、高校生男女あわせて170人それに一般男女15人が、それぞれ個人戦を戦って今年最後の競技を終えました。またそのあと指導者らも参加して、今年1年の稽古納めに汗を流しました。スタンドでは、大勢の保護者やOBらが声援を送っていました。

明治150年記念シンポジウム(写真付)

$
0
0

1868年の明治元年からことし(2018年)で150年を迎えたことを記念するシンポジウムがきょう(15日)和歌山市で開かれました。

これは、「明治と和歌山」をテーマに、地域の歴史を見つめ直そうと、和歌山県が主催したもので、きょう午後、和歌山市のホテルアバローム紀の国で開かれたシンポジウムには、およそ200人が参加しました。

きょうは、首都大学東京法学部助教の佐々木雄一(ささき・ゆういち)氏と、四天王寺大学教授の曽野洋(その・ひろし)氏、和歌山城文化財専門員の武内善信(たけうち・よしのぶ)氏、それに和歌山県立文書館長の山東良朗(さんどう・よしあき)氏が登壇し、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事のコーディネートでパネルディスカッションを展開しました。

この中で佐々木氏は、明治時代の紀州藩について、「藩政改革で一枚岩となることを警戒されるなど、必ずしも明治政府と同じ方向を向いていたわけではなく、『明治の輝ける異端児』というイメージ」と語り、武内氏は、「徴兵制の導入で、軍服や靴の需要から和歌山の皮革産業など地場産業が発展した。また、藩政改革は、中心人物から初代和歌山県知事の津田正臣(つだ・まさおみ)や初代和歌山市長の長屋喜弥太(ながや・きやた)を輩出するなど、のちの和歌山の行政に大きな影響を与えた」と解説しました。

そして仁坂知事は、「明治維新は『和歌山モデル』で、日本の民主主義は和歌山から始まった。明治や戦後の人々が感じていた緊張感を忘れず、私たちももう一度頑張らなければ」と締めくくりました。

平成最後の年賀状 引き受け開始セレモニー(写真付)

$
0
0

来年(2019年)用の年賀状の引き受けがきょう(15日)から全国一斉に始まり、今朝、和歌山市の和歌山中央郵便局で記念のセレモニーが行われました。

園児が年賀状を投函

きょう午前8時半から、和歌山中央郵便局の玄関前で行われたセレモニーには郵便局の関係者や、和歌山県のマスコットキャラクター・きいちゃん、それに、近所の和歌山市立岡山幼稚園の園児と、紀州お祭りプロジェクト「おどるんや」合同連のメンバーあわせておよそ70人が参加しました。

セレモニーでは和歌山中央郵便局の山中正樹(やまなか・まさき)局長が「年賀状は大切な方への一年で最初の贈り物。一通一通に込められた大切な思いを、平成最後の元旦に一通でも多く届けたい。ぜひ早めの投函をお願いします」と挨拶しました。

この後、岡山幼稚園の園児がお正月の歌を声を合わせてうたったほか、「おどるんや」のメンバーが演舞を披露し、関係者がくす玉を開いて受付開始を祝いました。

そして、園児がきいちゃんや両親に向けて書いた年賀状を一人ずつ郵便ポストに投函しました。5歳の女の子は来年の干支・イノシシをあしらったハガキを投函し、「お父さんとお母さんに『いつもありがとう』と書きました」と話していました。

和歌山中央郵便局によりますと、新年の挨拶をSNSやメールで済ませる人が多く年賀状の利用は減少傾向で、来年、県内で元旦に配達される年賀状は、ことし(2018年)より31万枚少ないおよそ357万枚と見込んでいるということです。年賀状は、今月25日までに投函すると来年の元旦に届くということです。

各地で今シーズン一番の冷え込み、山間・内陸は氷点下

$
0
0

けさ(16日)の和歌山県地方は、山間部や内陸部で軒並み氷点下となったほか、和歌山市や白浜町でも1度台となるなど、各地でこの冬一番のきびしい冷え込みとなりました。

これは、昨夜(15日)から今朝にかけて、よく晴れて、風が弱かったため、地表の熱が奪われる放射冷却の影響によるもので、高野山では、午前5時すぎに、冷え込んだ前日よりさらに2度以上低い、氷点下5・5度を観測しました。

アメダスの観測で、けさの最低気温は、有田川町清水や田辺市の栗栖川と龍神、かつらぎ町、古座川町西川など山間部や内陸部では軒並み氷点下となりました。また、午前7時前に、和歌山市で1・3度、南紀白浜空港で1・6度となるなど、平年を3度から5度下回る今シーズン一番のきびしい冷え込みとなったところが多くなりました。


和歌山最高峰の山並みは、美しい霧氷の季節(写真付)

$
0
0

標高1300メートル前後の山並みが続く県内最高峰の護摩壇山(ごまだんざん)山系では、本格的な冬の訪れを告げる霧氷(むひょう)の季節を迎え、葉を落とした木々が、氷の衣装をまとった美しい姿を見せています。

青空に映える霧氷

青空に映える霧氷

霧氷は、氷点下の冷え込みの中で、空気中の水滴が、木の幹や枝に凍りつくものです。

この時期、霧氷が見られるのは、田辺市龍神村と奈良県十津川村にまたがる護摩壇山や龍神岳(りゅうじんだけ)の山頂付近、標高1300メートル前後の尾根(おね)伝いで、遠目には、山の上部、先端だけが真っ白に凍り付いているように見えます。

上部だけが白く凍る山々

上部だけが白く凍る山々

標高1372メートルの護摩壇山山頂付近では、さらさらのパウダースノーで、うっすらと雪化粧し、その中で、すっかり葉を落とした木々の幹や枝すべてに、風下(かざしも)方向に1~2センチ伸びた真っ白な霧氷が見られ、青空に映え、日の光を受けて美しく輝いています。

山肌の雪化粧と霧氷の林

山肌の雪化粧と霧氷の林

霧氷は、紅葉、落葉のあと、氷点下の冷え込みが続くようになるころだけに見られる冬の使者で、積雪が多くなると姿を消します。

地域の食文化で外国人を誘客、農水省が湯浅町など認定

$
0
0

農林水産省はこのほど、特色ある地元の食や、農林水産業、伝統文化を通じて、訪日外国人客の誘客に取り組む「農泊 食文化海外発信地」に湯浅町など全国6地域を新たに認定しました。

食文化海外発信地域には、農山漁村に、観光客が滞在する「農泊」をしながら、特色のある食文化や農業、観光を一度に体験できる地域が選ばれています。認定された地域は、独自に計画を立てて、地域の魅力を売り込むもので、今後、外国人客が滞在しやすいように、観光案内の多言語化や宿泊施設の拡充などが必要となります。

湯浅町は、醤油発祥の地であり、醤油醸造や海運で栄えた伝統的な町並みが、日本遺産や伝統的建造物群保存地区に選定されています。湯浅町地域は、歴史ある町並みの中で、和食に欠かせない醤油の歴史や製造方法などを学び、湯浅湾で水揚げされた豊かな海の幸などを堪能できる体験を提供する計画です。

選ばれた地域は、「SAVOR JAPAN(セイバー・ジャパン)」という統一のブランドとして海外にPRができるほか、政府の支援も受けられます。

和歌山県では、昨年度(2017年度)に紀の川市が認定されていて、今回の湯浅町で2地域目となります。

中辺路踏破最終章をラジオ&ウォーク

$
0
0

世界遺産・熊野参詣道(くまのさんけいみち)の上富田町の稲葉根王子(いなばねおうじ)から田辺市の闘雞(とうけい)神社までの熊野古道を、語り部とともに歩く催しが、きょう(16日)行われ、和歌山放送では3時間にわたり、沿線の魅力や歴史などについて、ラジオの生放送で解説しました。

これは、創建から、ことし(2018年)で2050年となった熊野本宮大社から、来年(2019年)1600年となる闘雞神社までを、5回に分けて歩くシリーズの最終回です。

参加者は、曇り空の中、語り部とともに上富田町の稲葉根王子を出発、熊野古道の王子社などを訪ねながら田辺市の闘雞神社まで、およそ11キロのウォークを楽しみました。ウォークには、元プロテニスプレーヤーで、アテネオリンピック代表の森上亜希子(もりがみ・あきこ)さんがゲストとして、ともに歩きました。

放送では、御創建2050年の年となった熊野本宮大社の1年を九鬼家隆(くき・いえたか)宮司の話とともに振り返ったほか、闘雞神社の長澤好晃(ながさわ・よしあき)宮司や地域の歴史・観光の専門家らをゲストに、世界遺産や熊野古道、この地域の歴史や魅力、また、今後についての話を届けました。

阪和道紀ノ川SAで車両火災、かつらぎ町では民家火災

$
0
0

きょう(16日)午後、和歌山市内の阪和自動車道、紀ノ川サービスエリアで、車両火災がありました。ケガ人はありませんでした。

きょう午後2時すぎ、和歌山市北野(きたの)の阪和道下り線の紀ノ川サービスエリア駐車場で、和歌山市内に住む51歳の会社員の男性が運転していた軽乗用車から出火しました。運転手の通報で、消防が消火にあたり、30分あまりで消し止められましたが、男性の軽乗用車1台を全焼しました。ケガ人などはありませんでした。

県警高速道路交通隊の調べによりますと、男性が軽乗用車を運転中にエンジンの不調を感じ、サービスエリアに入ると、足下から煙が出てきて、駐車場に車を止めると出火したということです。警察と消防で出火原因を調べています。

一方、きょう午前10時前、かつらぎ町御所(ごせ)で、木造平屋建ての民家を全焼する火事がありました。ケガ人などはありませんでした。かつらぎ警察署で出火原因などを調べています。

「きのくにロボットフェスティバル2018」御坊市で開催(写真付)

$
0
0

「きのくにロボットフェスティバル2018」が、きょう(16日)御坊(ごぼう)市立体育館で開かれ、全国から集まった小・中・高校生と高専の学生らが、自作のロボットで技術を競い合いました。

自作のロボットを操作する小学生ら(12月16日・御坊市薗)

開会式は世耕弘成(せこう・ひろしげ)経済産業大臣らが出席して行われ、この中で実行委員会・会長を務める和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事が「ことしも多くの子どもや学生、企業が全国から参加してくれた。たくさん声援を送って欲しい」とあいさつしました。

続いて、小・中・高校の部に分かれてロボットの競技大会が行われ、小学生の部は和歌山県代表で有田(ありだ)市立箕島(みのしま)小学校5年・乾真里花(いぬい・まりか)さんの「インセクトロボ」が、中学生の部では奈良県代表で上牧(かんまき)町立上牧中学校2年・冨岡獅堂(とみおか・しどう)くんの「Pythagoras(ピタゴラス)」が、それに、高校生の部では、県立和歌山工業高校・機械工作部Bチームの「musashi(ムサシ)」がそれぞれ優勝しました。

広島商船高専のロボット実演

千葉工業大学のロボット実演のもよう

また、ことしの全国大会で優秀な成績をおさめた地元の和高専や広島商船高専、神戸高専の学生らがデモンストレーションを披露したほか、千葉工業大学の学生らによる「スーパーロボットショー」も行われ、ロボットの素早い動きやコミカルな動作に、観客からは盛んに拍手や歓声が送られていました。

Viewing all 17932 articles
Browse latest View live


<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>