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Channel: WBS和歌山放送ニュース
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JR踏切で普通電車と自転車接触、少年が軽傷

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きょう(11日)午後7時前、和歌山市中之島(なかのしま)のJR和歌山線踏切で、五条(ごじょう)発和歌山行きの普通電車が、自転車と接触する事故があり、乗っていた和歌山市内に住む7歳の少年が軽いケガをしました。和歌山東警察署で事故の原因を調べています。この事故により、和歌山線の一部列車に遅れが出ています。


「わかやまECシンポジウム」7月6日開催

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インターネットを通じて商品やサービスを売買する「eコマース」について専門家が講演する「わかやまECシンポジウム」が、来月(7月)6日、和歌山市で開かれます。

これは、県内の商業販売額が減少する一方で、インターネット通販などのeコマース市場の規模が拡大するなか、市場への参入を考える県内の事業者に向けて、和歌山県とわかやま産業振興財団が主催して開くものです。

シンポジウムは、来月6日の午後1時半から、和歌山市のホテル・グランヴィア和歌山で開かれ、はじめに、企業のeコマースのアドバイザーや、「ベルメゾン」で知られる株式会社千趣会(せんしゅかい)の社外取締役などを務める、有限会社スタイルビズ代表取締役の村山(むらやま)らむねさんが「地方が輝くeコマース 成功例からひもとく成功の秘訣」をテーマに基調講演します。

続いて、すでにeコマース市場に参入している県内の経営者らによるパネルディスカッションや、全国のネットショップのコンサルティングを手がける株式会社サイバーアシスト社長・吉村正裕(よしむら・まさひろ)さんによる講演も行われます。そのあとの交流会では、登壇者との名刺交換なども可能です。

参加は無料で、定員は先着300人、交流会への参加には4千円が必要です。専用のウェブサイトから直接申し込むか、県の商工振興課にメールかFAXで申し込みます。締切は今月(6月)30日です。

詳しい問い合わせ先は、県・商工振興課・電話073(441)2742番となっています。

共産党県委員会がIR誘致に反対声明(写真付)

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共産党和歌山県委員会は、和歌山県と和歌山市が和歌山マリーナシティへの誘致を進めているカジノを含む統合型リゾート・IRについて「カジノは刑法に違反しており、社会的な悪影響が深刻だ」として、反対する声明を発表しました。

反対声明を発表する共産党県委員会の3人(左から雑賀県議・下角委員長・森下市議・6月12日・和歌山県庁)

反対声明は、共産党の県委員会のほか、北部地区委員会、県議団、それに和歌山市と海南市の両市議団の連名で、これまでに、県内の報道機関のほか、和歌山大学観光学部や和歌山県、それに経済団体や弁護士会、医師会、小・中学校のPTAなどに出されています。

声明では、IRの中核施設となるカジノは刑法で禁じる賭博施設であり、人の弱みにつけ込んだ「略奪のビジネス」と主張しているほか、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事や尾花正啓(おばな・まさひろ)市長がギャンブル依存症対策の観点から、カジノを外国人専用とする考えを示していることについても「仁坂知事は『当面は外国人に限る』としており、やがて日本人にも広げかねない」と強い懸念を示しています。

きょう午後、党・県委員会の下角力(しもかど・つとむ)委員長と、党県議団・団長の雑賀光夫(さいか・みつお)議員、それに党和歌山市議団・団長の森下佐知子(もりした・さちこ)議員が和歌山県庁でIR誘致への反対声明を発表し、下角委員長は「税収アップのためなら何でもありという考えは間違っている。和歌山の自然や歴史を活かした観光振興が王道だ」と訴えました。

営業停止取り消し求め業者が提訴 御坊市の集団食中毒

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御坊市の幼稚園や小中学校などで今年1月、給食を介して発生した集団食中毒を巡り、御坊保健所の営業停止命令は不当だとして給食センターの調理受託業者が処分の取り消しを求めて和歌山地方裁判所に提訴していたことがきょう(6/12)わかりました。提訴したのは、先(5)月1日付けで、和歌山県は争う方針です。

訴えたのは、東京の「シダックス大新東ヒューマンサービス」で、訴状によりますと、食中毒の原因は、御坊市が給食の食材として調達した刻みのりだったため、調理と搬送を行うセンターに過失はなく、処分は違法としています。

すでに営業停止の期間は終わっていますが、処分が取り消されなければ、今後の入札参加資格に影響するとして今回、処分の取り消しを求めて提訴しました。

御坊市などでは、1月、園児や児童ら800人以上が食中毒症状を訴え、御坊保健所は給食が原因と判断し、センターを、1月28日から2月10日までの営業停止としました。

2月に東京都立川市の小学校で発生した集団食中毒でも、御坊市の給食と同じ刻みのりが使われ、製造元だった大阪市北区の業者が大阪市から処分を受けています。

早期の日韓首脳会談を 二階氏、韓国与党幹部と会談(写真付)

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韓国を訪れている自民党の二階俊博(にかい・としひろ)幹事長はきょう(6/12)、与党「共に民主党」の秋美愛(チュ・ミエ)代表とソウル市内で会談し、日韓首脳会談の早期実現に期待を示しました。

二階幹事長(左)と秋・代表

会談で、二階幹事長は、「未来志向の日韓関係を築く上で、首脳レベルの緊密な意思疎通が極めて重要だ」と述べ、来月上旬にドイツで開かれるG20=20の国と地域の首脳会合にあわせた日韓首脳会談の実現に期待を表明しました。

一方、チュ代表は、従軍慰安婦問題などを念頭に、「歴史を巡る異なる意見についても、早期に解決しなければいけない」と強調したほか、北朝鮮の核・ミサイル開発に関しては、「北東アジアの平和を維持するため、日韓両国の努力が必要だ」と語りました。

また、この会談に先立って、二階幹事長は、朝鮮戦争などで亡くなった犠牲者を祀る顕忠院(けんちゅういん)を訪問しました。

御坊市で落書き検挙の少年 捜査終結で送検

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御坊市内の民家や倉庫の壁にスプレーで落書きを繰り返したとして御坊市に住む15歳の少年が、きょう(6/12)、器物損壊の疑いで和歌山地方検察庁田辺支部に書類送検されました。

御坊警察署の調べによりますと、15歳の少年は、去年11月から今年1月末にかけて、御坊市内の住宅や倉庫の外壁などあわせて83ヶ所にスプレー塗料を吹き付け、落書きをした疑いが持たれています。

御坊市内では、去年11月頃から民家や倉庫の壁への落書きが相次ぎ、警察が捜査していたところ、目撃証言などから、15歳の少年が特定され、今年1月末に、本人に事情を聞くと、犯行を認めたため、少年を検挙し、全容解明を進めてきました。

そして、83か所に落書きしたことを確認し、きょう、書類送検しました。

警察によりますと、15歳の少年は、動画投稿サイトで観た、壁に絵を描く「壁アート」を真似ていたということで、アルファベットで「DOBO(ディー・オー・ビー・オー)」などと落書きしていました。

調べに対し、「僕の芸術をみんなに知らせたかった」と話しているということで、検挙されたあとは、反省し、自分で落書きを消しているということです。

医療5G実証実験で県・医大・ドコモが実施協定(写真付)

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超高速通信が可能な「5G(ファイブ・ジー)」と呼ばれる次世代の移動通信システムの実証実験が、今年度(2017年度)和歌山県立医科大学と日高川町(ひだかがわちょう)の公立診療所で行われることになり、きょう(12日)NTTドコモと和歌山県、それに県立医科大学との間で実施協定が結ばれました。

調印後の記念撮影・左から医大・上野センター長、県・田嶋局長、ドコモ・滝田研究所長(6月12日・和歌山県庁)

総務省は、高画質の映像配信や自動運転、それに遠隔医療といった分野で2020年の実用化に向けた課題を探ることにしていて、医療分野での実証実験が行われるのは、和歌山県が初めてです。

今回の実験では、和歌山市の県立医大と日高川町の国保川上(かわかみ)診療所を結ぶ通信回線の一部に、5Gの通信システムを試験的に導入します。

診療所からは、患者の皮膚の病気の症状などを高画質な映像で送り、医大にいる専門医と会話しながら正確な診察ができるようにすることを目指します。

実施協定書の調印

きょう午前、県庁で行われた調印式には、県の田嶋久嗣(たじま・ひさつぐ)企画政策局長と、NTTドコモの滝田亘(たきた・わたる)先進技術研究所長、県立医大の上野雅巳(うえの・まさみ)地域医療センター長が出席し、実施協定書にサインしました。

県立医大の上野センター長は「遠隔地やへき地の医師にとって本当に助けになる」と実用化に期待を込めました。

ところで、5Gの移動通信システムは、現在のLTE方式に比べて、伝送速度や接続機器の数を100倍に、データの遅れも今の10分の1にすることを目標に、研究開発が進められています。

不正受給で県知事指定取消しへ 和市の児童発達支援事業者

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常勤ではない児童発達支援管理者を常勤と偽って申請したり、障害児通所給付費を不正に受給したなどとして、和歌山市で児童発達支援施設を運営するNPO法人に対し、和歌山県は、きょう(12日)付けで県知事指定を取消す処分を言い渡しました。

処分を受けたのは、和歌山市松江中(まつえなか)のNPO法人「クロネット」です。

クロネットは2012年4月、児童福祉法に基づく指定障害児通所支援事業者に認定され、和歌山市内で児童発達支援や放課後デイサービスなどを行っていますが、県・障害福祉課によりますと、2012年4月から去年(2016年)にかけて、常勤ではない児童発達支援責任者を常勤として事業者指定を申請していたほか、常勤職員の勤務時間が規定の月160時間を大きく下回っていたにもかかわらず規定通りと申請するなどして、障害児通所児童所給付費5091万円あまりを不正に請求していたということです。去年の夏、和歌山市の立ち入り調査で発覚しました。

クロネット側は県に対し、客観的な事実として認めたうえで「県知事指定を受ける前に運営していた児童デイサービス事業のときの職員の専従案件と同じと思っていた」と弁明しているということです。

県では県知事指定をことし(2017年)8月1日に取消す予定で、不正受給額5091万円あまりは支給者の和歌山市が返還を求めます。


和歌山市議会・6月定例会が開会(写真付)

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まちなかの創生に重点を置いた総額25億円あまりの一般会計補正予算案などを審議する和歌山市議会の6月定例会がきょう(13日)開会しました。

きょう午後1時に開会した議会でははじめに、尾花正啓(おばな・まさひろ)市長が、今月閣議決定された「まち・ひと・しごと創生基本方針2017」に触れながら「地方創生に対する国の支援を最大限に活用し、和歌山市の活性化につなげていく」と挨拶しました。

このあと新しい議長と副議長の選挙が行われ、第84代議長に至政クラブの古川祐典(ふるかわ・まさのり)議員が、副議長に同じく至政クラブの井上直樹(いのうえ・なおき)議員がそれぞれ選出されました。

6月定例和歌山市議会には、南海和歌山市駅前に2年後の開館を目指す新しい市民図書館の管理運営を民間に委託できるようにする条例改正案などあわせて18議案が提案されました。

このうち総額25億円あまりの一般会計補正予算案では、市中心部に4年後の開館を目指す新しい市民会館の「実施設計」を策定するための債務負担行為などにおよそ2億円が、老朽化した和歌山城天守閣前の売店をリニューアルする事業に3700万円あまりが、市内の企業の製品や和歌山市の観光を海外にPRする事業に1600万円あまりがそれぞれ計上されています。

和歌山市議会の6月定例会は、今月29日までの17日間の日程で開かれます。

県議会の故・浅井議長に叙位と死亡叙勲伝達(写真付)

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ことし(2017年)3月23日、がんのため67歳で亡くなった和歌山県議会の故・浅井修一郎(あさい・おさいちろう)前議長に、きょう(13日)叙位と死亡叙勲が伝達されました。

仁坂知事による伝達(6月13日・和歌山県議会議場)

伝達は、きょう午前、6月定例県議会・本会議の休憩中に議場で行われ、全員で浅井前議長に黙とうを捧げたあと、仁坂吉伸知事から、長男の浅井宏吉(あさい・ひろし)さんに、正六位(しょうろくい)と旭日双光章(きょくじつそうこうしょう)が伝達されました。

謝辞を述べる浅井宏吉さん

浅井前議長の遺影を抱いて礼服で出席した宏吉さんは、伝達後のあいさつで「私たち遺族は父の栄誉を心の励みにし、引き続き尽力いたします」とお礼を述べました。

追悼あいさつをする藤山将材議員

続いて同僚議員を代表して、自民党県議団の藤山将材(ふじやま・まさき)議員が「強面(こわもて)だったあなたのニコっと笑った顔が好きでした。命燃え尽きるまで議会や県政を心配していました」とあいさつし、死去を悼みました。

玉木久登議員

そして、浅井前議長の死去に伴う補欠選挙で当選した自民党県議団の玉木久登(たまき・ひさと)議員も登壇し「浅井議長の強さと優しさを胸に、県民の思いをしっかり伝えたい」と述べました。

ありし日の浅井議長(2016年6月3日撮影・和歌山県議会議場)

浅井前議長は、1949年、有田市(ありだし)に生まれ、有田市議会議員を経て、2003年、県議会議員選挙で初当選しました。

2012年6月に第88代副議長、去年(2016年)6月、第87代議長に就任しましたが、議長在任中のことし3月23日、がんのため67歳で亡くなりました。

ガス漏れか、作業員一時意識不明 新日鐵住金和歌山

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きょう(6/13)午前、和歌山市の製鉄所で、作業員の男性がガスを吸って一時、意識不明になりましたが、その後、回復しました。

きょう午前9時頃、和歌山市湊にある新日鐡住金和歌山製鉄所で、作業員がガスを吸って意識がないと119番通報がありました。

和歌山北警察署によりますと、和歌山市榎原に住む社員の篠原啓介(しのはら・けいすけ)さん20歳が病院に運ばれ、一時、意識不明となっていましたが、回復し、命に別状はないということです。

篠原さんは、屋外にあるガスの配管を点検していて、連絡が取れなくなったことを不審に思った同僚が、倒れている篠原さんを発見したということです。

篠原さんは、配管から漏れたガスを吸ったことによる一酸化炭素中毒とみられ、警察がガス漏れの原因を調べています。

県議会・新議長に尾崎太郎氏・副議長に山本茂博氏(写真付)

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6月定例和歌山県議会は、開会日のきょう(13日)正副議長選挙が行われ、新しい議長に自民党県議団の尾崎太郎(おざき・たろう)議員、副議長に自民党県議団の山本茂博(やまもと・しげひろ)議員が、それぞれ選出されました。

就任あいさつをする尾崎議長(6月13日・和歌山県議会議場)

正副議長選挙は、ことし(2017年)3月、故・浅井修一郎(あさい・おさいちろう)議長が在任中に死去したことと、服部一(はっとり・はじめ)副議長がきょうの本会議中に辞職願を提出したことを受け行われました。

議員による投票の結果、尾崎議員が41票中36票を得て第88代議長に、山本議員が41票中37票を得票して第93代副議長にそれぞれ選出されました。

無効票は、議長選挙で5票、副議長選挙では4票ありました。

尾崎議長は和歌山市出身の51歳、和歌山市選挙区選出で現在4期目、2014年に副議長を務めています。尾崎議長は就任のあいさつで「浅学非才(せんがくひさい)だが、公平公正な議会運営に努めたい」と抱負を述べました。

山本副議長

山本副議長は、岩出市出身の64歳、岩出市選挙区選出の3期目で、議会運営委員会の委員長などを歴任しています。山本副議長は「尾崎議長を補佐し、前向きで円滑で公正な議会運営に努めたい」とあいさつしました。

6月県議会開会・総額2900万円増額予算案など提案(写真付)

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一般会計で総額およそ2900万円を増額する補正予算案などを審議する6月定例和歌山県議会が、きょう(13日)開会しました。

提案理由を説明する仁坂知事(6月13日・和歌山県議会議場)

今回提案されたのは補正予算案1件のほか、条例案件7件、その他の議案6件となっています。補正予算案の主な内訳は、中小企業を支援する「プロフェッショナル人材戦略拠点」の人員増強などに2000万円を計上しているほか、ことし(2017年)4月の大雨で崖崩れが発生した有田川町(ありだがわちょう)ののり面工事に420万円、保育士のキャリアアップ研修費用に467万円あまりをそれぞれ計上しています。

条例案件では、配偶者控除やエコカー減税の見直しなどに伴う県税条例の一部改正案などが提案され、その他の議案ではJR紀勢線の和佐(わさ)駅と道成寺(どうじょうじ)駅の間にかかる土生川(はぶがわ)橋りょうの架け替え工事の委託契約や、デジタルX線装置を搭載した新しい乳がん検診車の購入契約なども含まれています。

また和歌山市の「和歌山ビッグ愛」や田辺市の「ビッグU」など8か所の指定管理者の公募に伴う債務負担行為で、あわせておよそ11億2900万円の予算上限額が設定されています。

6月定例県議会は、会期はきょうから今月30日までの18日間で、21日から23日までと26日が一般質問、27日からは常任委員会が行われる予定です。

お聴きの和歌山放送ラジオでは、きょうの本会議のもようを午後9時半から録音ダイジェストでお伝えします。

和歌山県産廃協会・不法投棄防止巡回パトロール(写真付)

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和歌山県産業廃棄物協会は、きょう(13日)和歌山市内でゴミの不法投棄防止を呼びかける巡回パトロールを繰り広げました。

パトロールの車両を見送る武田会長(6月13日・和歌山城砂の丸広場)

これは、環境省による6月の環境月間に合わせて、県・産廃協会が2005年から毎年この時期に行っているものです。

出発式のようす

きょう午前9時、和歌山城・砂の丸広場で行われた出発式には、協会の加盟業者や和歌山市の職員らあわせて25人が参加しました。

そして「不法投棄巡回パトロール」と書かれた横断幕を取り付けたトラックなど10台に分乗してパトロールに出発し、和歌山市の森林公園を中心に不法投棄されたゴミを回収しました。

協会によりますと、きょうは6時間あまりの間にタイヤや冷蔵庫、流し台、鉄くずなど、あわせておよそ1・2トンにおよぶゴミを拾い集めたということです。

武田全弘(たけだ・まさひろ)会長は「不法投棄の撲滅には市民のモラルが大切です。家電などは販売店にリサイクルを依頼するなど、協力して欲しい」と話し、環境保護の意識を持ってゴミを正しく処理するよう呼びかけました。

詐欺の受け子が再逮捕 御坊市の次は岩出市

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岩出市の80歳代の女性から現金をだまし取ったとして御坊警察署と岩出警察署の合同捜査班はきょう(6/13)、28歳の無職の男を詐欺の疑いで再逮捕しました。

再逮捕されたのは、住所不定、無職の成田啓太(なりた・けいた)容疑者28歳です。

調べによりますと、今月22日の午前9時頃、岩出市に住む80歳代の女性宅に貯金を下ろすよう指示する嘘の電話があり、成田容疑者は、「受け子」として銀行員をかたって女性宅を訪れ、800万円を受け取り、だまし取った疑いが持たれています。

成田容疑者は、この翌日の今月23日、御坊市の80歳代の女性から現金を騙し取ろうとして、女性の自宅に現金680万円を受け取りに来たところ、「だまされたふり作戦」で張り込んでいた警察官に詐欺未遂で現行犯逮捕されました。そして、取り調べの中で、余罪を追及され、岩出市での犯行を自供したということです。

警察の調べに対し、成田容疑者は、「ホテルに宿泊して全国を転々としながら、携帯電話で指示を受けていた」と話しているということで、警察がさらに捜査しています。


小学生が田植え体験「田んぼの学校」(写真付)

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田植えシーズンを迎える中、有田市の水田で、きょう(13日)地元の小学生が田植え作業に挑戦しました。

これは、有田市立糸我(いとが)小学校と地元の青少年育成会が毎年行っている総合学習の授業「田んぼの学校」の一環で、ことし(2017年)で17回目です。ことしの「田んぼの学校」では、コシヒカリとキヌヒカリのブレンド米と黒米を、アイガモ農法で栽培します。

きょう午前、有田市糸我町(いとがちょう)の水田で行われた田植え作業には糸我小学校の1年生から6年生までの児童あわせておよそ80人が参加しました。

児童は、ひざ下まで水に浸かりながら一列になり、5年生が育てた苗を30センチほどの間隔をあけながら広さ10R(アール)の田んぼに植え付けていきました。児童は、尻もちをついてどろんこになったり田んぼから足が抜けなくなって先生に助けてもらったりしながらも、楽しそうに取り組んでいる様子でした。1年生の女子児童は「服が汚れないように気を付けました。お米ができるのが楽しみ」と話していました。

「田んぼの学校」校長の山﨑佳彦(やまさき・よしひこ)さん65歳は「米作りには日本人の文化が詰まっている。土や水の感触を体感しながら、子どもたちにお米を作るたいへんさやありがたさを学んでほしい」と話していました。今後は、他の動物の侵入などを防ぐネットを水田の周りに設置したあと、今月中に5年生が、卵から育てたアイガモ20羽を田んぼに放ち稲の生育を見守ります。そして、9月下旬から10月にかけて稲刈りや脱穀を行い、10月下旬から地元の産直市場などで販売されるということです。

ポングリとPo-zkk(ポズック)の合同展(写真付)

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イラストデザインやちんどん楽団など、障害のある人がアート活動を仕事にする紀の川市の作業所「Po-zkk(ポズック)」のメンバーと、ポズックのデザイナーで、大道具やちんどんを担当するアーティスト・「ポングリ」との合同展が、きょう(13日)から和歌山市満屋(みつや)のギャラリー&カフェAQUA(アクア)で始まりました。

「オチャラカホイ」と名付けられた合同展では、「Po-zkk(ポズック)」に通う男女15人が制作した、色彩豊かな絵画や刺しゅう、ブローチなどのほか、イラストをデザインしたTシャツや新聞紙にロウを塗って作ったバッグなど、およそ70点が展示・販売されています。

ポングリこと奥野亮平さんと妻の麻美さん

またポングリこと奥野亮平(おくの・りょうへい)さんの絵画や、妻の麻美(まみ)さんとともにパフォーマンスする「ポズック楽団」のチンドン太鼓など、廃材を使った鳴り物も展示されています。

前身の共同作業所の発足から3年を迎え、立ち上げメンバーの奥野さん夫妻の思いも伝えたいと、合同展にしました。

合同展「オチャラカホイ」のタイトルに込められた思い

奥野さんは「『ノープロブレム』と書かれたメモがあるだけで、安心して作品づくりに向き合える人もいる。こうした制作過程も知ってもらえれば」と多くの来場を呼び掛けています。

合同展は今月(4月)18日日曜日まで行われ、最終日の午後4時ごろからギャラリーで、ポズック楽団によるちんどんショーも披露されます。

串本町でジオパークツアー(亀位)

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南紀熊野ジオパーク推進協議会は、今月17日串本町で、紀伊半島の成り立ちを学ぶジオパークツアーを開きます。

ツアーでは、2016年、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣みち」に追加登録された、大辺路(おおへち)の一部、石段と石畳の「新田平見道(にったひらみみち)」と、ジオパークの見どころのジオサイト「和深海岸」を巡ります。ジオパークは、大地に関わる自然や文化を守り、教育や地域振興などに活用するもので、「大地の公園」ともいわれ、南紀熊野ジオパークは、2014年に日本ジオパークとして認定されました。17日は午前9時半から午後2時まで行われ、15日までに南紀熊野ジオパークに申し込みます。電話は073・441・2780番です。定員は先着順の30人、参加費用は2千円です。

串本町の空き家で窃盗容疑の男逮捕 盗品運搬容疑の男も

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串本町の空き家から冷蔵庫などを盗んで売りさばいていたとして、串本警察署はきょう(6/14)までに35歳の2人の男を窃盗などの疑いで逮捕しました。疑で逮捕された串本町出身で住所不定・無職の浦地源(うらじ・はじめ)容疑者35歳は、去年9月18日頃から12月15日頃までおよそ3か月間にわたって、串本町西向の空き家に繰り返し侵入し、冷蔵庫などおよそ25点、時価にして、あわせて324万円余りを盗んだ疑いが持たれています。

そして、浦地容疑者が盗んだとされるもののうち、ペンギンのはく製など2点、時価およそ3500円相当を、盗んだものと知りながら、リサイクルショップへ運んだとして、串本町の無職、前田徳二(まえだ・とくじ)容疑者35歳が盗品等運搬の疑いで逮捕されました。

警察は、窃盗の捜査をする中で、大阪市内のコンビニでの強盗容疑で逮捕されていた浦地容疑者を割り出してきのう逮捕し、きょう、前田容疑者を逮捕しました。

警察の調べに対し、浦地容疑者が容疑を認めている一方、前田容疑者は、「盗んだものとは知らなかった」と容疑を否認しているということです。

警察では、2人が売却した2点以外の盗品について行方を確認するとともに、冷蔵庫などを盗んでいることから、窃盗の共犯がいるものとみて捜査しています。

熊野那智大社で紫陽花祭 花ささげ無病息災願う

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那智勝浦町の熊野那智大社では、きょう(6/14)、みこが、あじさいの小枝を手に舞を奉納する紫陽花祭(あじさいまつり)が行われました。

これは、自然の恵みに感謝して梅雨の時期の無病息災を祈る毎年恒例の祭りで、きょうは、冠にあじさいの花を飾ったみこが、あじさいの小枝を手に、神前で舞を奉納しました。

熊野那智大社では、1960年頃からあじさいを栽培していて、参道や境内の庭園には、ガクアジサイやヤマアジサイなどおよそ2千株が咲き誇っています。

神奈川県伊勢原市から訪れたという53歳の女性は、「素晴らしいお祭りで、神事を見て身が引き締まる思いがしました」と話していました。

熊野那智大社によりますと、あじさいの花は、今月末まで楽しめるということです。

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