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Channel: WBS和歌山放送ニュース
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インド・マハラシュトラ州の中学生が来県(写真付)

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観光や食品加工の分野で和歌山県と覚書を交わしている、インド・マハラシュトラ州の中学生と教諭の一行12人とマハラシュトラ州観光開発公社の副部長が、きょう(14日)午後、和歌山県庁を訪れ、北山徹(きたやま・とおる)国際課長を表敬訪問しました。

来県したマハラシュトラ州の一行(6月14日・和歌山県庁)

これは、覚書に沿って県が行っている「世界遺産地域次世代育成事業」の一環として、今月(6月)10日から15日にかけて、インド・マハラシュトラ州の中学生6人と教諭6人が田辺市本宮町(ほんぐうちょう)や和歌山市などを訪問し、世界遺産・熊野古道の道普請(みちぶしん)や和歌山城の視察を行ったほか、田辺市立本宮中学校や東陽(とうよう)中学校の生徒らと交流を深めたものです。

あすの帰国を前に、一行は、きょう午後2時、マハラシュトラ州観光開発公社のシェカル・ジャイスワール副部長とともに県庁の北山国際課長を表敬訪問し、和歌山県内での体験を報告しました。

生徒らは「和歌山県は発展していて物も沢山ありますが、人や自然は温かくて優しいです」「現地の中学生と友人になれました」などと嬉々とした表情で話していました。

これに対し北山課長は「マハラシュトラ州に帰ったら、今度は皆さんがリーダーとなって、アジャンタやエローラといったそちらの世界遺産を多くの人に発信して欲しい」と呼びかけました


有田市・仁平寺でアジサイが見頃(写真付)

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「アジサイ寺」としても知られる有田市の仁平寺(にんぺいじ)で、アジサイが見ごろを迎えています。

有田市糸我町(いとがちょう)の仁平寺では、寺の裏山の斜面に60品種、およそ1000株のアジサイが植えられていて、白や青、紫の「手まりアジサイ」などが所狭しと咲き競っています。

斜面には、アジサイの間を縫うように小道が設けられていて、訪れた人がアジサイのジャングルを散策していました。

仁平寺では、今週末をピークに今月(6月)いっぱいは見ごろが続きそうだということです。

「孫の手」で特殊詐欺への注意呼びかけ(写真付)

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高齢者を狙った特殊詐欺への注意を呼びかけようと、和歌山市の保育園児が、きょう(14日)地元のスーパーマーケットで街頭啓発を行いました。

これは「孫の手大作戦」と銘打って、孫世代の子どもたちが注意を呼びかけることで、高齢者に特殊詐欺について考えるきっかけにしてもらおうと、和歌山県警察本部などが地元の学校などと協力しておととし(2015年)から行っているものです。

きょう午前、和歌山市直川(のうがわ)の「スーパーエバグリーンプラス和歌山北インター店」の出入り口で行われた街頭啓発には、紀伊(きい)保育園の年長の園児およそ20人が参加しました。園児は、年配の買い物客が通りかかると、「おじいちゃん、おばあちゃん、気をつけてね」と呼びかけながらポケットティッシュを手渡していました。

特殊詐欺ではお年寄りが被害に遭う確率が高く、県警によりますと、去年(2016年)1年間の県内の特殊詐欺の被害は、オレオレ詐欺や架空請求詐欺などを中心に63件、総額2億円近くが確認されていて、被害者のおよそ8割が60歳以上でした。

また、ことし(2017年)に入ってからは、先月(5月)末現在で、すでに42件、総額1億円あまりの被害が確認されていて、被害者の6割以上が60歳以上でした。

JXTG(旧東燃)が工場火災の最終報告書を公開

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有田市のJXTGエネルギー和歌山製油所、旧東燃ゼネラル石油和歌山工場は、きょう(14日)ことし1月に発生した工場火災の原因などをまとめた最終報告書を公開しました。

有田市初島町(はつしまちょう)の旧東燃ゼネラル石油和歌山工場ではことし1月、2回にわたって大規模なタンク火災が発生し、一時、周辺住民およそ3000人に避難指示が出されました。こうした事故を受けて旧東燃は、ことし2月に有識者による事故調査委員会を設置して事故の原因などを調査し、きょう、最終的な報告書を公開しました。

この中で、1月22日に発生した2回目の火災の原因については、潤滑油を製造する装置の内部が、生成したアンモニア水と硫化水素によって腐食したことで内部の水素ガスなどが漏れ出し、静電気によって 着火、火災に至った。今回の急激な腐食を予見できなかった」としています。

JXTGは、再発防止対策を示すとともに「事故調査委員会より提言頂いた再発防止対策を確実に実行し、全社を挙げて、安全・安定操業に努めていく」とコメントしています。最終報告書は、JXTGのホームページで見ることができます。

岩出市の中芝市長が運転免許証を自主返納(写真付)

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岩出市の中芝正幸(なかしば・まさゆき)市長73歳は、自ら乗用車を運転する機会が減ったことや、高齢者の事故防止の気運向上を理由に、きょう(14日)警察に運転免許証を返納しました。

自主返納の手続きをする中芝岩出市長(手前)(6月14日・岩出警察署)

中芝市長は、きょう午前11時前、岩出市高塚(たかつか)の岩出警察署を訪れ、運転免許の窓口で自分の普通自動車運転免許証を返納し、運転経歴証明書の発行を申請しました。

写真撮影や書類の記入など、およそ10分ほどで手続きを終えた中芝市長は「1965年(昭和40年)に免許を取得したが、旧・岩出町長時代からは自宅からの徒歩通勤を公約にしていて、運転は月に1度程度。老眼も気になっていた」と理由を述べたうえで「近年、市の人口の高齢化率が20%を越え、高齢者同士の事故も増えてきた。自主返納を事故防止に繋げられたら」と訴えました。

和歌山県警察本部によりますと、運転免許証の自主返納制度は1998年4月に始まり、当初、県内では20人程度だった自主返納者が、運転経歴証明書の発行がスタートした2002年以降は徐々に増え始め、去年(2016年)は2566人が自主返納しました。

岩出警察署の廣海泰宏(ひろうみ・やすひろ)交通課長は「高齢者同士のいわゆる”老々(ろうろう)事故”が増えている。自主返納制度のほか、運転を続ける高齢者には安全講習の受講を呼びかけるなど、積極的に取組みたい」と話しています。

和歌山県警によりますと、去年県内で発生した65歳以上の高齢者ドライバーによる交通事故は847件と、過去5年間で初めて1000件を下回りましたが、死者は過去5年間とほぼ同じペースの18人となっているほか、すべての交通事故に対する高齢者ドライバーの事故の割合が3割を占めていて、県警では、高齢者の事故防止を重点目標の一つにかかげて、啓発や取り締まりを続けています。

地域と認知症フォーラム 御坊市で17日開催

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認知症と地域のあり方について考えるフォーラムが、今(6)月17日、御坊市で開かれます。

これは、和歌山県内の自治体職員やOB、大学の教員らでつくる県地域・自治体問題研究所が主催するもので、2025年には、予備軍を含めて認知症1000万人時代が到来すると言われる中、認知症について先進的な取り組みを行っている御坊市で開催します。

フォーラムでは、認知症研究の第一人者で認知症介護研究・研修東京センター研究部長の永田久美子(ながた・くみこ)さんが講演したあと、第2部では、御坊市地域包括支援センター副主任の谷口泰之(たにぐち・やすゆき)さんが、御坊市で取り組んでいる認知症患者とその家族を孤立させないまちづくりを紹介し、広川町の職員らほかのパネリストと意見を交わします。

フォーラムには、誰でも参加できますが、主催者は、県内にある自治体の担当職員にも参加を呼びかけていて、当日は、第2部を進行する和歌山大学経済学部准教授の金川めぐみさんが、自治体職員からの意見や質問も交えて議論を進めることにしています。

県地域・自治体問題研究所の九鬼堅(くき・つよし)事務局長は、「誰でもなり得る認知症への理解を深めてもらえるよう、地域や自治体がどう関わっていくべきかを具体的に紹介するので、ぜひ参加してほしい」と来場を呼びかけています。

「地域と認知症フォーラム」は、今月17日の午後1時半から御坊市薗の御坊市中央公民館で開かれます。

京奈和道・緊急工事で15日夜間通行止め 高野口~紀北かつらぎ間

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京奈和自動車道の高野口インターと紀北かつらぎインター間の下り線で、緊急工事のため、今夜(6/15)からあす朝にかけて、通行止めになります。

国土交通省・和歌山河川国道事務所によりますと、夜間通行止めになるのは、京奈和自動車道の高野口インターと紀北かつらぎインターの間で、上下線のうち、和歌山市方面へ向かう下り線です。

時間帯は、今夜10時からあす午前6時までで、和歌山河川国道事務所では、迂回路として国道24号などを利用するよう呼びかけています。

弘法大師・空海の誕生日祝う 高野山で「青葉まつり」

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弘法大師・空海の誕生日を祝う高野山最大のイベント「青葉まつり」がきょう(6/15)、高野町で開かれ、若葉の香りが漂う中、大勢の参拝客や観光客で賑わいました。

祭りのハイライトのパレード「花御堂渡御(はなみどうとぎょ)」は、正午に奥の院から、鼓笛隊を先頭に出発し、稚児大師像が載り、花で飾られた小さなお堂「花御堂」を、稚児行列が引いて歩いたほか、4人の「青葉娘」の乗った山車や、大師音頭にあわせて踊る、浴衣や法被姿のグループらおよそ1500人が、金剛峯寺前までのおよそ1・5キロを練り歩きました。

沿道には、見物客があふれ、青葉娘や僧侶らが、縁起物の絵札をまいて祭りを盛り上げました。


第20回和歌山県水墨画協会展覧会(写真付)

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和歌山県水墨画(すいぼくが)協会による展覧会が、きょう(15日)和歌山市の県民文化会館で開幕し、140点あまりの作品が展示されています。

ことしの展覧会のようす(6月15日・和歌山県民文化会館)

今回で20回の節目を迎えたことし(2017年)の展覧会には、和歌山放送カルチャースクール水墨画教室の生徒を含む会員の作品95点をはじめ、国会議員や県議会議員ら顧問の作品6点、それに障害者施設の利用者による作品42点が1階の県民ギャラリーに展示されています。

自身の作品「雪霧渺渺」を解説する小川会長

県水墨画協会の小川華瓣(おがわ・かよ)会長の作品「雪霧渺渺(せつむびょうびょう)」は、八甲田山(はっこうださん)に近い秋田県内の山中の雪解けを描いたもので、松煙墨(しょうえんぼく)の濃淡をたくみに使い分けて、雪の重みに耐える杉木立や川の流れを表現しているほか、雪深い地面から芽吹く可憐なフキノトウの生命力を、モノクロームの世界に一点の緑を落とすことで見事に表現しています。

小川会長は「あっという間の20年でした。およそ100人いる会員のレベルも年々向上していて、入門者も絶えません。使う道具は紙と墨と筆だけの簡単なものですが、白黒の濃淡だけで本来色のある物を表現する水墨画の世界はとても奥深いです」と話しています。

第20回和歌山県水墨画協会展覧会は、今月(6月)19日まで、和歌山県民文化会館1階の県民ギャラリーで開かれています。

入場は無料で、時間は午前10時から午後5時まで、最終日は午後3時まで開かれています。

缶サット甲子園の予選会 和市加太で7月9日開催

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空き缶を使った衛星・「缶サット」を高校生が打ち上げる、缶サット甲子園の地方予選会が、来(7)月9日、コスモパーク加太で開かれます。

缶サット(Can Sat)は、飲み物の空き缶で作られた衛星「サテライト(Satellite)」の略で、空き缶にセンサーやカメラなどを入れた模擬人工衛星です。

缶サット甲子園では、当日までに高校生が自ら達成したい計画を設定し、その目的や缶サットの構造、期待する成果を動画投稿サイトに公開して発表します。そして、競技会当日、自作したおよそ300グラムの缶サットを、火薬エンジンを使った全長およそ70センチ、直径7センチの「モデルロケット」に載せて打ち上げ、上空で分離した缶サットから得られたデータを分析し検証します。大会では、こうした一連の過程を通じて、計画のオリジナリティや缶サットの性能、確実に実行できたかなど、技術力や創造力を総合的に競います。

来(7)月9日午前10時から和歌山市のコスモパーク加太で行われる予選会には、和歌山県、大阪府、兵庫県、岐阜県の4つの府県から、13の高校が参加します。そして上位のチームは、8月下旬に千葉県で開かれる全国大会に出場します。

なお、去年の全国大会では県立桐蔭高校が準優勝しています。

和歌浦漁港で男性救助の3人に感謝状(写真付)

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和歌山市の和歌浦漁港で、防波堤から転落した男性を救助した県内外の3人の男性に、きょう(15日)警察から感謝状が贈られました。

(左から)杉谷さん、南署長、高岸さん

きょう和歌山西警察署から感謝状を贈られたのは、和歌山市紀三井寺の会社員、杉谷誠(すぎたに・まこと)さん53歳と、兵庫県神戸市東灘区の会社員、高岸洋一(たかぎし・よういち)さん38歳、それに京都府八幡市(やわたし)の会社員、赤嶺勝俊(あかみね・かつとし)さん49歳の3人です。

和歌山西警察署によりますと、先月(5月)4日の正午ごろ、和歌山市・新和歌浦の和歌浦漁港の防波堤で、一人で釣りをしていた東京都板橋区(いたばしく)の57歳の男性が酒に酔って、およそ3メートル下の波消しブロックに転落しました。

近くで、一人で釣りをしていた杉谷さんが異変に気づいて消防に通報し、偶然通りかかった赤嶺さんが波消しブロックに降りて男性を押し上げるとともに、家族で釣りに訪れて同じく偶然通りかかった高岸さんが引っ張り上げました。男性は頭を打って病院に運ばれましたが、命に別状はありませんでした。

感謝状を受け取る杉谷さん(中央)

こうした人命救助に対し、きょう午後1時半から、和歌山西警察署の署長室で、和歌山西警察署の南惠一(みなみ・けいいち)署長から、出席した杉谷さんと高岸さんに感謝状が贈られました。杉谷さんは「これは大変だと思ってとっさの判断で通報しました。命に別条がなくて良かったです」と話していました。

近鉄百貨店で父の日企画「和洋酒まつり」(写真付)

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今月(6月)18日の「父の日」にあわせて、和歌山市の近鉄百貨店和歌山店5階の催事場で「和洋酒まつり」が開かれています。

会場には、和歌山県内外の酒造メーカーが出店し、200以上の銘柄のビールやワイン、日本酒や焼酎がずらりと並んでいます。商品選びに困ったときは利き酒師(ききざけし)やソムリエにアドバイスをもらうこともできます。

父の日前日の今月17日には、好きなメッセージを書家がその場で筆書きしてくれるコーナーが設けられ、指定の商品にあわせたオリジナルの瓶ラベルを作ることができます。

世界に一つだけの瓶でお酒を贈ってみては?

また、去年(2016年)に続き2回目となる今回の「和洋酒まつり」では、新企画として今月17日と18日の2日間、寿司職人が目の前で握った寿司とともに日本酒の飲み比べができる「日本酒寿司バー」が開かれます。

焼酎アドバイザーで近鉄百貨店和歌山店・食料品課の寺岡正博(てらおか・まさひろ)係長は「お父さんにはお酒を飲みながらゆっくりしてもらい、車の運転はお母さんたちにしてもらうというような交流ができれば父の日の良いプレゼントになるのでは」と企画への思いを話していました。

父の日企画「和洋酒まつり」は、和歌山市友田町(ともだちょう)の近鉄百貨店和歌山店・5階催事場で今月20日までの毎日、午前10時から午後7時まで開かれています。なお、最終日は午後5時までです。

県教委などが経済団体に高卒新規求人拡大を要請(写真付)

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和歌山県と県・教育委員会、それに和歌山労働局は、きょう(14日)県内の経済4団体に対して、来年(2018年)春に高校を卒業する学生の新規求人を拡大するよう要望しました。

宮下教育長から要請書を受け取る野田常任幹事(右)

これは、来月(7月)1日から県内の高校に求人が提示されるのを前に、生徒の進路を確保するとともに県内での就職を促進しようと、県教委などが毎年、県内の経済団体に高校卒業予定者の求人枠の拡大や求人票の早期提出などを要請しているものです。

きょう午前、和歌山市のダイワロイネットホテル和歌山で県・教育委員会の宮下和己(みやした・かつみ)教育長と県・商工観光労働部の山西毅治(やまにし・たけはる)部長、それに和歌山労働局の中原正裕(なかはら・まさひろ)局長らが出席して、県・商工会議所連合会の野田寛芳(のだ・ひろよし)常任幹事や県・経営者協会の永井慶一(ながい・けいいち)専務理事らに要望書を手渡しました。

要望書を受け取った野田常任幹事は「県内でも若い人材の不足が深刻な中、まず県内の高校生に来てもらえるような施策を企業ごとに打っていくことが必要だ」と話していました。また宮下教育長は、「子どもたちの進路希望を叶えるとともに、県内にとどまって和歌山を担う子どもたちを経済団体と一緒になって育てていきたい」と話していました。

意見交換会も行われた

要望書によりますと、この春、県内の高校を卒業した生徒の内定率は3月末現在で全国平均と同じ水準の99・2%ですが、そのうち県内で就職した生徒は75・7%に留まっていて、県教委では、2026年度までに県内就職率を90%にすることを目標にしています。

あす(16日)は、県内企業の魅力を高校生にPRしようと、和歌山市の和歌山ビッグホエールなどで県内の136の企業が集まる「応募前サマー企業ガイダンス」が開かれ、およそ2000人の高校生が参加する予定です。

【共謀罪法成立】県内でも抗議の声(写真付)

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犯罪を計画段階で処罰する「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ「テロ等準備罪」を新設する改正組織犯罪処罰法が今朝(15日)の参議院本会議で可決、成立したことを受けて、きょう和歌山市で市民団体が抗議の声を上げました。

きょう正午すぎから、和歌山市吹上(ふきあげ)の県庁前交差点で行われた抗議デモでは、「憲法九条を守るわかやま県民の会」を構成する労働組合や市民団体のメンバーおよそ30人が横断幕やプラカードを掲げながら道路沿いに立ちました。

また、マイクを使って「テロ等準備罪は、国民の内心を裁く無茶苦茶な憲法違反の法律で、人権に影響を及ぼし、監視社会になってしまう。委員会採決もせず強行採決をしてしまっては、何のための国会かわからない」などとおよそ30分間、抗議の声をあげました。

憲法九条を守るわかやま県民の会の西村佳三(にしむら・よしぞう)事務局長は「明白な憲法違反で、危険な内容を含んだ法律の成立に私たちは黙っていられない。今後はこの法律を発動させないことが大切だ」と話していました。

就職希望の高校生向け「応募前サマーガイダンス」(写真付)

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就職を希望する高校生3年生に和歌山県内の企業を紹介する「応募前サマーガイダンス」が、きょう(16日)午後、和歌山市手平(てびら)の和歌山ビッグホエールで開かれ、およそ2000人が参加しました。

高校生に仕事の概要を説明する企業担当者(6月16日・和歌山ビッグホエール)

これは、若者の県外への流出を防ごうと、県と県教育委員会、和歌山労働局などが、新卒高校生の就職活動を目前に控えたこの時期に毎年開いているもので、ことし(2017年)で3回目です。

今回は製造業や医療・福祉業、建設業やサービス業など、来年(2018年)新卒の高校生を採用する予定の県内企業136社が参加しました。

午後1時から一斉に説明会がスタートし、各社のブースでは採用担当者が仕事の内容や求める人材像などについてスライドを使って説明していました。

高校生を激励する仁坂知事(6月16日・和歌山ビッグウェーブ)

説明会に先立ち、午後0時半からとなりの和歌山ビッグウェーブで開会式が開かれ、和歌山県の仁坂吉伸知事が「正しい知識を身につけて、自分の目と耳で良い選択をし、良い人生を歩んでください」とエールを送りました。

ことしの高校生の就職活動は、来月(7月)1日以降に企業がハローワークに求人を出し、9月16日以降に各企業で面接が順次行われることになっています。


尾花市長・IR誘致「外国人専用でないと諦めざるを得ない」(写真付)

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和歌山市と和歌山県が目指している、カジノを含む統合型リゾート施設「IR」の誘致を巡り、和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長はきょう(16日)、国の実施法が、和歌山型IRの実現にそぐわない内容であれば、「誘致は諦めざるを得ない」と話し、外国人専用とする考えを改めて強調しました。

答弁する尾花市長

これは、きょう開かれた和歌山市議会の6月定例会で、日本共産党和歌山市会議員団の森下佐知子(もりした・さちこ)議員の一般質問に対して答えたものです。

森下議員は一般質問の中で、「ことし夏または秋ごろに策定される予定の国の実施法の条件がクリア困難だった場合、どうするのか」と質問しました。これに対し尾花市長は、「国の実施法が、和歌山型IRの実現が不可能な制度であれば、誘致は諦めざるを得ない」と話し、外国人専用とする考えを改めて強調しました。

尾花市長は、先月(5月)東京で開かれたIRに関するフォーラムで、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事とともに候補地を和歌山市の和歌山マリーナシティに絞って誘致をPRしました。その後の記者会見で「外国人専用じゃなければ検討するのだが、と話す事業者もいて、ハードルの高さを実感した」と感想を話していましたが、きょう、外国人専用のハードルを下げない意向を改めて示しました。

におわないブリが定食に 近大が技術協力・「ガスト」に登場

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近畿大学が提供した技術を生かして特有のにおいを抑えたブリが、大手ファミリーレストランの定食メニューに登場し、関係者の注目を集めています。

このブリは、クロマグロの完全養殖で知られる近畿大学の施術支援を得て、新宮市の水産加工会社「食縁」が開発したものです。

養殖する際に与える餌の配合方法を工夫したほか、加工した後に表面の酸化を防ぐため、特殊なフィルムを貼って出荷し、青魚特有のにおいを抑えているのが特徴です。

このブリが、きのう(6/15)から、大手ファミリーレストラン「ガスト」の煮付け定食として一食1079円で登場し、魚が苦手な人や外国人にも受け入れられるかどうか注目されています。

この定食は、静岡県や関東地方の一部の店を除く全国で、今年10月18日まで販売されます。

 

和歌山大空襲の日、和歌山市で「灯篭ざいてん」

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「和歌山大空襲の日」の来(7)月9日、和歌山市で「灯篭ざいてん」が開かれ、七十二年前に亡くなった犠牲者の冥福を祈ります。

「灯篭ざいてん」は、「和歌山大空襲の日」の7月9日、和歌山市西坂ノ上丁の神路原神社こうろで開かれ、戦災者らに慰霊の祈りを捧げます。

そして、夕方から夜にかけては、付近の道路を通行止めにして、歩行者天国とし、露店も出て、巫女の舞や雅楽をはじめ、獅子舞やじんろ太鼓、民謡おどり、餅まきなどが行われます。

和歌山市立楠見西小でうめジュースづくり体験(写真付)

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和歌山県内の主な農水産物を小学校などに提供し調理実習などを行う和歌山県の出前授業が、きょう午後(16日)和歌山市立楠見西(くすみにし)小学校で開かれ、4年生の児童がうめジュースづくりにチャレンジしました。

南高梅をビンに詰める児童ら(6月18日・和歌山市立楠見西小)

これは、和歌山産の果物や魚などを子どもたちにもっと親しんでもらおうと、県と県教育委員会が連携して、2012年度から毎年行っているもので、「うめ」「もも」「かき」「みかん」それに「魚」の5つの品目を県内の小学校や義務教育学校、特別支援学校に提供し、調理実習などを行っています。

梅栽培を説明する古田好美さん

今回は生産量日本一をほこる旬の「うめ」をテーマに行われ、紀美野町(きみのちょう)の梅農家・古田好美(ふるた・よしみ)さんや県・海草(かいそう)振興局の職員が、梅の栽培や収穫、歴史などについて説明しました。

また体験学習では、県産の南高梅(なんこううめ)と白砂糖を使ったうめジュースづくりが行われ、楠見西小学校4年生の児童19人が、洗って竹串でへたを取り除き穴を開けた南高梅と白砂糖をビンに交互に詰めていました。

児童らは「桃のような良い香りです」「スポーツのあと梅干しのおにぎりをいつも食べています」などと話しながら、うめジュースづくりを楽しみました。

県・果樹園芸課の岩本和也(いわもと・かずや)課長は「将来、うめやみかんなど、和歌山の優れた産物をいろんな人に広めてもらえれば」と話していました。

県は、来月(7月)以降は「もも」をテーマに出前授業を繰り広げる予定です。

今年2度目の光化学オキシダント予報発令

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和歌山市など県内各地で28度を超える暑さとなったきょう(6/16)、和歌山市と海南市下津町、それに有田市の地域に光化学オキシダント予報が、およそ3時間にわたって発令されました。

和歌山県によりますと、今年になって光化学オキシダント予報が出されたのは、先月30日、和歌山市に出されて以来、2度目でした。

きょうの予報は、午後2時20分から3時間にわたって発令され、県は、目やのどなどに刺激を感じた人がいた場合には、水で目を洗い、うがいをするよう呼びかけました。

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