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和歌山市・新市民図書館を民間委託へ(写真付)

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和歌山市は、今月13日に開会する6月定例議会に、南海和歌山市駅前に2年後の開館を目指す新しい市民図書館の管理運営を民間に委託できるようにする条例改正案を提出します。

南海和歌山市駅前ビルの完成イメージ図(提供:市民図書館)

これは、新しい市民図書館に「指定管理者制度」を導入してサービスの幅を拡大するためで、導入が決まれば、県内の公立図書館ではじめてとなります。

和歌山市が現在、和歌山市湊本町(みなとほんまち)で運営している市民図書館については、これまでアンケートなどを通して市民から「開館時間が短い」「くつろげる空間がほしい」などの声が聞かれました。このため、新しい市民図書館の開設に向けて「和歌山市民図書館条例」の一部を改正し、管理運営を民間に委託することでサービスの幅を広げるとともに、運営の効率化でコストの削減を図ることにしたものです。

市民図書館の担当者によりますと、新しい市民図書館では、開館時間を現在の年間2800時間からおよそ1・5倍の4000時間以上にするほか、蔵書を現在の44万冊から60万冊に増やし、カフェも併設する予定です。条例の改正案が6月議会で承認されれば、和歌山市は夏ごろから指定管理者を公募、選定し、12月議会に諮る方針です。

新しい市民図書館について尾花正啓(おばな・まさひろ)市長は、きのう(5日)の定例会見で「単に本を読む場所ではなく、市民のニーズに応えられる施設にするためには民間のノウハウが必要だ。にぎわいを生み、市民が利用しやすい図書館にしたい」と話しました。

新しい市民図書館は、南海和歌山市駅前の再開発事業で建設される「公益施設棟」に、子育て支援施設などとともに入る計画で、来年(2018年)7月に着工し、2年後の2019年10月にオープンする予定です。


「梅の日」中野BCで梅酒の初仕込み(写真付)

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「梅の日」のきょう(6日)、海南市の酒造メーカー・中野BCで、梅酒の初仕込みが行われました。

タンクの上から梅の実を流し入れる

6月6日は、戦国時代の梅にまつわる故事に由来して、「紀州梅の会」が「梅の日」と定めていて、中野BCでは5年ほど前からこの日にあわせて梅酒の初仕込みを行っています。

きょう午前、海南市藤白(ふじしろ)の本社工場に、みなべ町の農家から、今朝、手摘みで収穫されたばかりの南高梅およそ8500キロ・25万粒が運び込まれ、水洗いとアク抜きが行われたあと、梅酒杜氏(うめしゅとうじ)らが高さおよそ4メートル、直径およそ3メートルの巨大なタンクに流し入れていきました。タンクにはアルコールと砂糖、そして水が入っていて、およそ半年後に実を取り出し、さらに9ヶ月以上熟成させると、梅酒の原酒が出来上がります。

獲れたての南高梅

ずらり並ぶタンクは高さ約4m・直径約3m

タンクに沈んでいく梅の実

梅酒杜氏の山本佳昭(やまもと・よしあき)さんは「ことしは雨が少なく気温も低かったので収穫が遅れ気味で小粒な傾向ですが、旨味が凝縮された梅で良い梅酒になると思います。しっかり美味しい梅酒を造りますのでおよそ1年後の仕上がりを楽しみにしていてほしい」と話していました。

仕込み作業は今後1カ月続き、今月20日ごろをピークに県内各地で収穫されたおよそ500トンの梅を42基のタンクで漬け込んで720ミリリットル入りの瓶、およそ140万本分の梅酒を生産する予定です。きょう仕込まれた梅酒の一部は、熟成させる前に取り出され、ことし12月に新酒「梅酒ヌーボー」として国内外に出荷されます。

IR誘致・仁坂知事「ねるとん紅鯨団とは違う」(写真付)

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和歌山県と和歌山市が誘致を進めているカジノを含む統合型リゾート施設・IRについて、先日上京して政府に要望を行った仁坂吉伸知事は「我々の理論に理解を示す一方で、IR推進法案の附帯決議に書かれた設置場所の数の上限などにも考慮が必要と話していた」と述べ、今後も、繰り返し政府に要望していく考えを示しました。

定例記者会見に臨む仁坂知事(6月5日・和歌山県庁)

仁坂知事は、きょう(6日)の定例記者会見でIRの誘致に関連して、政府の有識者会議がIRの設置数を「2~3か所程度がふさわしい」と議論していることについて、各地で誘致合戦が激化しないかと質問したのに対し、競合者の中から最良の人を選ぶコーナーが人気だった、テレビ番組の『ねるとん紅鯨団(べにくじらだん)』を例に挙げ、「ほかの候補地と優位性を争うのではなく、和歌山のリゾート型IRの利点を有識者などにアピールすることが大切だ」と自説を述べ、今後も、粘り強く政府に働きかけを行う考えを示しました。

仁坂知事と和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長は、先月(5月)東京で開かれたIRに関するフォーラムで、関西国際空港に近く海洋レジャーも楽しめる和歌山マリーナシティをリゾート型IRの候補地としてPRしています。

人気チケット詐欺容疑で和歌山市の無職の男を逮捕

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人気ロックバンド「サカナクション」のファンサイトに登録し、転売目的でコンサートの電子チケットを欺し取ったとして、和歌山市に住む43歳の無職の男が、きょう(7日)までに、兵庫県警察本部のサイバー犯罪対策課に詐欺の疑いで逮捕されました。詐欺容疑で逮捕されたのは、和歌山市の無職・小西正敏(こにし・まさとし)容疑者43歳です。

兵庫県警の調べによりますと、小西容疑者は、サカナクションのファンサイトに有料会員登録をした上で、転売目的でチケット2枚の会員先行抽選販売に申し込み、ことし(2017年)2月、東京都内のチケット販売会社からアプリで電子チケットを受け取った疑いが持たれています。

小西容疑者は、こうして入手した電子チケットをインターネットのサイトに出品し、落札者とコンサートの当日に待ち合わせ、チケットのデータの入ったスマートフォンを貸していました。小西容疑者は容疑を認めているということです。

兵庫県警は、チケット販売の手続きをする販売会社の社員がだまされたととらえ、詐欺容疑を適用しました。

電子チケットは、転売対策として導入が進められていますが、こうした高額での転売を巡って詐欺容疑が適用されたのは、全国で初めてだということです。

紀の川市で「ほたるサミット」9日に

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ホタルが見ごろを迎える今月(6月)9日、紀の川市で「ほたるサミット」が開かれます。

これは、「日本一のほたるの里」をめざす全国6市町のトップが一堂に会し、取り組みの紹介や意見交換を行うものです。

参加するのは、紀の川市のほか、岡山県真庭市(まにわし)、山口県下関市(しものせきし)、福岡県北九州市、滋賀県米原市(まいばらし)、それに、愛知県阿久比町(あぐいちょう)で、毎年、持ち回りで開催されていて、紀の川市で開かれるのは2011年以来です。

「ほたるサミット」は、9日午前9時半から紀の川市の粉河(こかわ)ふるさとセンター・大ホールで開かれ、地元の名手(なて)保育園と上名手(かみなて)小学校の園児・児童による歌や演奏などで幕を開け、参加自治体が取り組みの紹介や意見交換をする「ほたるフォーラム」などが行われ、この模様は、誰でも観覧することが出来ます。入場は無料です。

和歌山市・市立中学校の夏休みを1週間短縮

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和歌山市は、今年度(2017年度)から、すべての市立中学校の夏休みの期間を1週間短縮します。

これまで市内の市立中学校の夏休みは7月21日から8月31日まででしたが、今年度から、1週間短い8月24日までとなります。

和歌山市では、義務教育学校の後期課程を含む市立中学校18校のすべての普通教室に空調設備を設置する取り組みを進めていて、中学2年生と3年生の教室はすでに完了し、中学1年生の教室はことしの夏休み中に順次完了します。

学校現場では、かねてより十分な授業時間の確保が課題となっていて、今回の空調設備の整備を受けて、「快適な環境の中で学習に取り組むことが可能になった」としてすべての市立中学校で夏休みの期間を見直し、2学期の開始を1週間前倒しすることになりました。始業式は8月25日に行うということです。

夏休みの期間の見直しについて和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長は今月5日の定例会見で「子どもたちの暑さ対策が整い、学力向上に繋がるよう期待している」と話しました。

県・義務教育課によりますと、夏休み期間の見直しは、海南市や紀の川市、有田市などの公立小中学校でも行われているということです。

仁坂知事・台湾にトップセールスへ出発

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和歌山県の仁坂吉伸知事は、県産品の販路拡大と観光客の誘客をはかるため、きょう(7日)から台湾を訪れ、トップセールスを繰り広げます。

仁坂知事は、きょう午前、関西国際空港から出国し、台北(たいぺい)の輸入卸業者と面談したほか、和歌山市のスーパーヒラマツの創業者・平松徳松(ひらまつ・とくまつ)氏が100年前の大正6年(1917年)に創建した、元・料亭「紀州庵(きしゅうあん)」での観光セミナーに出席します。

あす(8日)からは、現地の旅行業者を訪問して個人客誘致につなげるための提案を行うほか、2014年に県と覚書を締結した台湾経済部や、県とゆかりの深い国立台湾大学図書館なども訪問し、あさって(9日)関西国際空港に帰国する予定です。

仁坂知事は「台湾のビジネスミッションや、個人観光客誘致をより推進させたい」と話しています。

和歌山県知的財産経営戦略セミナー(写真付)

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和歌山県と和歌山県発明協会が主催する「知的財産経営戦略セミナー」が、きょう(7日)午後、和歌山市のホテル・アバローム紀の国で開かれました。

きょうのセミナーのもよう(6月7日・和歌山市・アバローム紀の国)

これは、知的財産の意識の高揚を図ろうと県内の経営者に向けて開かれているもので、今年度(2017年度)1回目となるきょうは、大阪府八尾市(やおし)で機械工業を展開しているアイセル株式会社・事業開発部の統括部長で、弁理士の望月昇(もちづき・のぼる)さんが「知的戦略を中心とした発明の事業化」と題して講演しました。

講演する望月昇さん

望月統括部長は、アイセルが開発した水と油のように混ざりにくい液体同士でもしっかり混ぜられる、高性能の「MSE(エムエスイー)ミキサー」など主要商品のすべてで、特許や意匠、商標などの知的財産権取得に関わり、去年(2016年)経済産業省の「新市場(しんしじょう)創造型標準化制度」にも採択されるなど、企業価値の向上に貢献しています。

望月統括部長は「日本国内では、権利の存続期間が特許権よりも長い意匠権の取得に注目している。また継続手続きなどの面で有利なアメリカの特許制度なども活用している」と話すとともに、知的財産権の取得に関する日本の補助制度を紹介しながら、参加者に知的財産権の取得を絡めた戦略的発明の事業化の有用性を説明しました。


近畿地方が梅雨入り 平年と同じ

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大阪管区気象台はきょう(6/7)、近畿地方が梅雨入りしたとみられると発表しました。 近畿地方の梅雨入りは、平年と同じで、去年より3日遅くなりました。 なお、近畿地方の梅雨明けは、平年で7月21日ごろ、去年は7月18日ごろ...   >[記事全文]

和大が大学野球選手権で初出場・初勝利でベスト8(写真付)

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きょう(7日)東京の神宮球場で行われた全日本大学野球選手権の2回戦で、初出場で近畿学生野球連盟代表の和歌山大学は、中国地区大学野球連盟代表の岡山商科大学と対戦し、4対1で勝ち、ベスト8進出を決めました。

神宮初勝利を決め観客席前に整列する和大ナイン(6月7日・東京・神宮球場)※和歌山大学提供

和歌山大学は初回に1点を先制し、3回には、大畑(おおはた)の2点タイムリー2ベースと4番・副主将の池内(いけうち)のショートの頭を越えるタイムリーヒットでこの回3点を追加、あわせて4点を奪い、岡山商科大の先発・蔵本(くらもと)をノックアウトしました。

完投勝利を掴んだ貴志投手(※和歌山大学提供)

和歌山大学は4回ウラ、岡山商科大・槇(まき)のタイムリーで1点を返されますが、桐蔭高校出身の先発・貴志(きし)投手が、仲間の好守備もあって相手に追加点を得点を許さず完投し、初出場でベスト8進出を決めました。

勝った和歌山大学は、あす(8日)神宮球場で行われる第1試合で、関甲(かんこう)新学生野球連盟代表の上武(じょうぶ)大学と対戦します。

初勝利に笑顔を見せる大原監督(※和歌山大学提供)

試合のあと、大原弘(おおはら・ひろし)監督は「選手たちが思うように動いて、やりたい野球が出来た」と満足げに振り返りました。

また、完投した貴志弘顕(きし・ひろあき)投手は、「立ち上がりにフォアボールが多くてリズムを作れませんでしたが、最少失点で抑えられてよかったです。真鍋さんに助けられて投げきることができました」と話していました。

眞鍋雄己(まなべ・ゆうき)主将は「国立大の意地として負けたくなかった。まだ1勝しただけです」と語り、あすの上武大戦に向け、気を引き締めました。

神宮の応援スタンドには、昨夜、和歌山大学をバス4台で出発した吹奏楽部の学生らも駆け付け、ナインの活躍に声援を送っていました。

試合を終えて、チームのメンバーが応援してくれた人たちを前に挨拶し、「是非、あしたも僕らの野球で上武大に勝ちたいと思います」と意気込みを語りました。

授業中に女子中学生の胸触った教諭の男逮捕

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和歌山県警察本部はきょう(7日)教室で女子生徒の胸を触るなどしたとして和歌山市内の市立中学校に勤務する50歳代の教諭の男を準強制わいせつの疑いで逮捕しました。

県警・捜査一課によりますと、50歳代の男性教諭は、先月(5月)下旬、平日の放課後の補習授業中に和歌山市内の市立中学校の教室で、教諭と生徒という、心理的に拒絶できない関係につけこんで、座って授業を受けていた女子生徒の背後から抱きついて服の上から胸などを触った疑いが持たれています。

女子生徒の保護者から届け出を受けた警察が女子生徒の話などから容疑を認定し、今夜、県内の自宅にいた教諭を逮捕しました。調べに対し教諭は「肩には触れたが、わいせつ行為はしていない」と容疑を否認しているということです。

教室では当時、複数の女子生徒が参加して補習授業を受けていたということで、警察は、ほかに被害を受けた生徒がいないかなどを調べています。

和歌山市・災害時の協力井戸を募集中

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和歌山市は、南海トラフ巨大地震などの災害でライフラインが途絶えた場合に一時的に生活用水を確保するため、地域住民に無償で開放できる井戸を募集しています。

登録の要件は、色や濁り、臭いなどがなく、飲み水を除いて、トイレの水洗や洗濯など生活用水として使用できることや、現在使用していて、引き続き使用を予定していること、ポンプやつるべなど、使用するための設備があることなどです。

申請する場合は、和歌山市のホームページに掲載、または和歌山市地域安全課で配布されている所定の申請書に井戸の所在地や形状、水の状態などについて記入し和歌山市地域安全課に提出します。

市の職員が申請された井戸を訪問して現地確認し、登録された井戸には、「災害時協力井戸」であることを示すプレートが設置されます。また、登録された井戸の情報は市の広報誌やホームページなどで公開され、自治体にも共有されます。詳しい問い合わせ先は、和歌山市地域安全課、電話073‐435‐1005です。

和歌山市地域安全課によりますと、市内にある井戸の数は掴めていないものの、昨年度(2016年度)水質検査を受けた個人や事業者の井戸は278基あったということです。

五輪金メダリストの萩野・瀬戸らがオープン参加

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和歌山市の秋葉山公園県民水泳場で、今月(6月)10日と11日に開かれる水泳の和歌山県選手権に、リオデジャネイロ・オリンピック水泳男子400メートル個人メドレー・金メダリストの萩野公介(はぎの・こうすけ)選手や瀬戸大也(せと・だいや)選手らがオープン参加することになりました。

県水泳連盟が明らかにしたもので、萩野は3種目、瀬戸は4種目にエントリーしています。

来月(7月)、ハンガリーのブダペストで開催される世界選手権の400メートルと800メートルリレーの代表選考を行う大会を探していた日本水連からの打診を受けたもので、和歌山選手権には、世界選手権の代表9人と、リレー代表候補10人がオープン参加します。

和歌山選手権には、去年(2016年)のリオ・オリンピック前にも、県内で事前合宿した一部の代表選手が出場しています。

近大生物理工学部で合同企業説明会(写真付)

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紀の川市の近畿大学生物理工学部で、就職を希望する学生に向けた合同企業説明会がきょう(8日)開かれ、和歌山県内や周辺の企業がブースを開いて学生と面談しました。

合同企業説明会のもよう(6月8日・紀の川市西三谷)

これは、生物理工学部の学生の就業促進を目的に、2011年に近大生物理工学部と紀陽銀行が連携協力協定を結んだことから、毎年この時期に開かれているものです。

香料サンプルを学生に嗅いでもらう体験

きょうは、県内や大阪府、奈良県に拠点を置く製造業や化学、食品、スーパーマーケットなど、紀陽銀行の取引先企業23社が近大生物理工学部のアリーナにブースを出展し、それぞれの企業概要などについて説明し、学生らの質問に答えていました。

イネの栽培を研究している地元・紀の川市出身の3年生の男子学生は「話を聞いた企業は国際化が進んで楽しそうだと思いました。出来れば地元で、将来は農業関係に就職したい」と話していました。

近大生物理工学部の学生を多く採用している紀の川市の冷凍・空調機器メーカーの社員は「好奇心を持って挑戦が出来る、広い視野を持った学生を求めています」と話しています。

ダイカスト鋳造の説明

就職部長を務める人間環境デザイン工学科の廣川敬康(ひろかわ・のりやす)教授は「多くの企業と直接出会える貴重な機会です。学生の将来をしっかりサポートしたい」と話しています。

和県であじさい開花 平年より1日遅く

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近畿地方がきのう(6/7)梅雨入りする中、和歌山地方気象台はきょう(6/3)、あじさいが開花したと発表しました。

あじさいは、標本木の花の外側にある装飾花(そうしょくか)の中の真花(しんか)が2輪か3輪程度、咲いた日を開花日としています。

和歌山地方気象台は、きょう午前、職員が、和歌山公園にあるあじさいの標本木の真花が3輪以上、咲いていることを確認しました。

あじさいの開花は、平年より1日遅く、去年より5日遅いということです。

近畿地方では、きのう、梅雨入りしたとみられるという発表があったばかりです。


中西芙美陶磁器展「夏色のうつわを作りました。」(写真付)

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和歌山市出身・在住の陶磁器作家、中西芙美(なかにし・ふみ)さんの個展「夏色のうつわを作りました。」が、きょう(8日)から、和歌山市野崎(のざき)の「緑風舎(りょくふうしゃ)」で始まりました。

「海色」のビールマグを説明する中西芙美さん(6月8日・和歌山市野崎)

中西さんは2003年に県立桐蔭(とういん)高校を卒業後、岡山県立大学と大学院で陶磁器制作を学び、個展やグループ展などを開いているほか、2014年には和歌山県展と新日陶展(にっとうてん)にそれぞれ入選するなど、若手の陶磁器作家として活躍しています。

今回の個展では、中西さんが自宅の窯で焼いた料理皿やコーヒー茶碗、花瓶など、およそ250点の陶磁器が出展されています。

涼しげな色合いの皿

コンセプトの「夏色」にふさわしく、海をイメージしたブルーやエメラルドグリーンのグラデーションが織りなす涼しげな色合いのタンブラーや、針を使って下絵を描いた繊細な花の模様が美しい大皿などが、会場の和の雰囲気とマッチしています。

針を使って下絵を描いた大皿

中西さんは「海のイメージは趣味のスキューバダイビングから、お皿のオレンジ色は和歌山で見る夕陽から、それぞれイメージを膨らませて作りました。自然が豊かな和歌山に拠点を置けばこそ、創作意欲が湧いてきます」と話し、多くの来場を呼びかけています。

中西芙美さんの陶磁器作品展「夏色のうつわを作りました。」は、今月(6月)12日まで、和歌山市野崎の緑風舎で開かれています。

入場は無料で、時間は午前10時から午後5時まで、最終日の12日は午後4時までです。なお、一部の作品は即売もしています。

和大、上武大学に敗退 全日本大学選手権大会(写真付)

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東京の神宮球場で行われている全日本大学野球選手権大会に出場している和歌山大学は、きょう(6/8)、群馬の上武大学と対戦しましたが、11対4の7回コールドで敗れ、準決勝進出はなりませんでした。

試合終了後、応援者に挨拶する和大選手

上武大学は2回、5番・宮川のツーベースで口火を切り、和歌山大学の守備の乱れもあって3点を先制しました。

その後も得点を重ねた上武大学は、5回までに10点を挙げて試合を大きくリードしました。

一方、和歌山大学も、5回に田頭のツーランホームラン、7回にも、4番・池内のタイムリーや相手のエラー絡みで2点を挙げて10対4と追い上げ、一度はコールドゲームを回避しましたが、その裏に1点を追加され、11対4の7回コールドで敗れました。

写真提供・和歌山大教員・梁田優さん

和歌山大学は、きのうの試合に勝って初出場でベスト8入りを果たしましたが、優勝候補の一角とされた上武大学の打線を相手に、自ら崩れる場面もあり、準決勝進出はなりませんでした。

試合のあと、大原弘(おおはら・ひろし)監督は「自分たちで崩れてしまったのがもったいなかった。きのうと逆で弱気の連鎖が出てしまったのかもしれない」とした上で、「最終回となった7回の攻撃は、うちらしさがよく出て、スタンドにいた後輩たちにも伝わったと思います。きのうの試合とあわせて神宮に爪痕を残せたと思います」と振り返りました。

また、眞鍋雄己(まなべ・ゆうき)主将は、「多くの人たちからの応援に感謝しながら、神宮へ来るまでの道のりをしっかり振り返り、正解のない、僕らの野球をさらに高めていきたい」と語りました。

「IRを考えるシンポジウム」あす(10日)開催

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カジノを含む統合型リゾート施設「IR」について考えるシンポジウムがあす(10日)、和歌山市手平(てびら)の和歌山ビッグ愛で開かれます。

シンポジウムでは、IRの世界最大手、ギャラクシー・エンターテイメント・グループ社・日本代表の伊佐幸夫(いさ・ゆきお)さんと小西美術工藝社のデービッド・アトキンソン社長、それに、和歌山県選出のかど博文・衆議院議員の3人がそれぞれ講演し、世界の事例を踏まえてIRの中身やメリット、デメリットなどを解説します。講演のあとには、3人が会場からの質問にパネルディスカッション形式で答える時間も設けられます。

「IRを考えるシンポジウム」は、あす午後7時から和歌山市手平の和歌山ビッグ愛で開かれます。入場は無料です。詳しい問い合わせ先は「IRを考えるシンポジウム実行委員会」事務局、電話073‐412‐3060です。

70周年記念示現会展・和歌山巡回展(写真付)

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1947年に洋画美術の再興のため設立された「示現会(しげんかい)」の70周年を記念する和歌山巡回展が、和歌山市の県民文化会館で開かれています。

和歌山巡回展のもよう(6月9日・県民文化会館)

主催する示現会和歌山支部は、毎年6月に県民文化会館で巡回展を開いていて、ことし(2017年)は示現会創立70周年記念展として、和歌山支部の会員による油彩や水彩の洋画105点を県民ギャラリーに展示しています。

示現会和歌山支部の中村恵伍(なかむら・けいご)支部長73歳は、パッション系の色を絶妙に取り入れた油彩による風景画「山」を出展しました。

自らの作品を説明する示現会の中村和歌山支部長

中村支部長は「絵画とは、空気や音、静寂など、人の目には見えないものを風景や人物などに重ね合わせて表現することです。教え子にも、沢山失敗を重ねながら、思い切った絵を描けるよう指導しています」と話していました。

示現会和歌山巡回展は、今月12日まで、県民文化会館・県民ギャラリーで開かれています。

入場料は一般が500円、学生は300円です。時間は午前9時半から午後5時まで、最終日の12日は午後3時までです。

6月9日は「ロックの日」自転車鍵かけの街頭啓発(写真付)

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6月9日は、語呂合わせで「ロックの日」です。これにちなんで、きょう(9日)和歌山市内のホームセンターで、警察官やボランティアらが、自転車の鍵をかけるよう呼びかける街頭啓発が行われました。

買い物客にチェーンロックを渡す女性警察官(6月9日・和歌山市南片原)

これは、和歌山西警察署と和歌山市、それに、地域安全推進委員会が連携して、自転車の鍵のかけ忘れによる盗難被害を防ごうと、毎年6月9日に行っているものです。

きょう午前10時から和歌山市南片原(みなみかたはら)の「ホームセンターコーナン和歌山店」の店頭で、和歌山西警察署の中島仁樹(なかしま・よしき)生活安全課長や、地域安全推進委員会広瀬(ひろせ)支部の西川幸夫(にしかわ・ゆきお)支部長らが、来店客に自転車の鍵かけを呼びかけながら、ポケットティッシュ500個とワイヤーチェーン100本を配布しました。

中島生活安全課長(左)と広瀬支部の西川支部長(右)

中島生活安全課長は「刑法犯認知件数で最も多いのが自転車の盗難です。鍵をかけるクセをつけてもらうことで、自転車の盗難を含め、犯罪全体の数を減らすことにも繋がります」と県民に訴えています。

和歌山県警察本部によりますと、県内での自転車の盗難被害は、ことし(2017年)1月から先月末(5月)までに352件発生し、このうちおよそ73%が鍵をかけていなかったということです。

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