中学生が日頃感じている様々な思いや社会に対する提言などを発表する「少年メッセージ2017」の和歌山市大会が、きょう(3日)午後、和歌山市小人町(こびとまち)の「和歌山市あいあいセンター」で開かれました。

ことしの和歌山市大会のもよう(6月3日・和歌山市小人町)
これは、和歌山市青少年育成市民会議が毎年この時期に開いているもので、ことし(2017年)は和歌山市内すべての公立中学校と義務教育学校18校から1360点の応募があり、作文審査を通過した15人の生徒が審査員や観客の前で登壇し、学校や家庭、社会生活でそれぞれ感じたことを、身振り手振りを交えながら主張しました。

開会あいさつをする尾花和歌山市長
きょうの大会には、主催者を代表して、和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長や和歌山市教育委員会の原一起(はら・かずき)教育長も出席し、生徒らの発表に聴き入っていました。

優秀賞に輝いた谷口さん(左)と中山さん(右)
審査の結果、優秀賞には県立向陽中学校3年の谷口隼(たにぐち・しゅん)さんと、県立桐蔭中学校2年の中山結夢(なかやま・ゆめ)さんが選ばれました。2人は、来月(7月)22日に開かれる「少年メッセージ2017」和歌山県大会に出場します。
また、奨励賞には伏虎(ふっこ)義務教育学校9年の岡本真里奈(おかもと・まりな)さんと、和歌山信愛中学校3年の隠岐香乃沙(おき・かのさ)さん、それに県立桐蔭中学校3年の中嶋菊七(なかしま・ひな)さんが選ばれたほか、のこる10人は入選となりました。