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「少年メッセージ2017」和歌山市大会(写真付)

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中学生が日頃感じている様々な思いや社会に対する提言などを発表する「少年メッセージ2017」の和歌山市大会が、きょう(3日)午後、和歌山市小人町(こびとまち)の「和歌山市あいあいセンター」で開かれました。

ことしの和歌山市大会のもよう(6月3日・和歌山市小人町)

これは、和歌山市青少年育成市民会議が毎年この時期に開いているもので、ことし(2017年)は和歌山市内すべての公立中学校と義務教育学校18校から1360点の応募があり、作文審査を通過した15人の生徒が審査員や観客の前で登壇し、学校や家庭、社会生活でそれぞれ感じたことを、身振り手振りを交えながら主張しました。

開会あいさつをする尾花和歌山市長

きょうの大会には、主催者を代表して、和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長や和歌山市教育委員会の原一起(はら・かずき)教育長も出席し、生徒らの発表に聴き入っていました。

優秀賞に輝いた谷口さん(左)と中山さん(右)

審査の結果、優秀賞には県立向陽中学校3年の谷口隼(たにぐち・しゅん)さんと、県立桐蔭中学校2年の中山結夢(なかやま・ゆめ)さんが選ばれました。2人は、来月(7月)22日に開かれる「少年メッセージ2017」和歌山県大会に出場します。

また、奨励賞には伏虎(ふっこ)義務教育学校9年の岡本真里奈(おかもと・まりな)さんと、和歌山信愛中学校3年の隠岐香乃沙(おき・かのさ)さん、それに県立桐蔭中学校3年の中嶋菊七(なかしま・ひな)さんが選ばれたほか、のこる10人は入選となりました。


「安全運転サポート車」体験会(写真付)

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自動でブレーキをかけたり、障害物を認識して事故防止につながるシステムを搭載した自動車「安全運転サポート車」を体験できるイベントがきょう(3日)和歌山市で開かれました。

「衝突軽減ブレーキ」の体験

このイベントは、県警が民間企業と連携してはじめて開いたものです。

きょう、和歌山市西(にし)の交通センターで開かれた体験会では、国内外の自動車メーカー10社がブースを構え、最新の「安全運転サポート車」を展示しました。訪れた人は、メーカーの担当者から道路の白線を認識して車線からの逸脱を防いだり、アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故を防ぐなど、「安全運転サポート車」の機能について説明を受けていました。

担当者が「安全運転サポート車」の機能を解説

また、車に搭載された小型カメラで障害物を認識して自動でブレーキをかける「衝突軽減ブレーキ」を体験できるコーナーも設けられ、参加者が担当者の助手席に座り、時速20キロほどで壁に突っ込み、およそ50センチ手前で停止する機能を体験していました。参加した30代の女性は「ヒヤッとしました。車が渋滞していてぼーっとしてしまったときに止まってくれたら安心ですね」と話していました。

県警・交通企画課の島泰弘(しま・やすひろ)課長は「安全運転サポート車の安全性を実際に見て体感してほしいと思い企画しました。交通事故を防ぐためには、人に教育するソフト面はもちろん、車の安全性を向上させるハード面の両方が有効だろう」と話していました。

和歌山大初出場、全日本大学野球5日開幕

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全国27代表が大学日本一を争う「第66回全日本大学野球選手権」があす(5日)、東京の神宮球場と東京ドームで開幕し、和歌山大学が初出場します。

和歌山大学は2回戦からの登場で、今月7日午前9時から、神宮球場で、岡山商大と近畿大の勝者と対戦します。

和歌山大学硬式野球部にとっては、創部93年で初めて手にした全国大会の切符で、車中泊だけの0泊3日の「弾丸バスツアー」が企画されたり、寄付金集めが行われるなど、応援や支援の輪が広がっています。

高野山で、静かに初夏を告げる九輪草(写真付)

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高野山の奥の院で、赤紫色の九輪草(くりんそう)が咲き、静かに、初夏を告げています。

九輪草(高野山)

九輪草(高野山)

九輪草が咲いているのは、多くの墓石や供養塔が並ぶ、高野山の奥の院の参道脇など、少し湿った、人の往来の少ない場所です。

九輪草(高野山)

九輪草(高野山)

直径2~3センチの赤紫色の小さな花が円状に並んで咲き、それが複数あるのが特徴で、大きなものは背丈が1メートルほどにもなります。根本大塔(こんぽんだいとう)など、仏塔(ぶっとう)の頂上から天に伸びる「九輪(くりん)」に似ていることから、この名がついたといわれています。

ボーイスカウトの「全国防災キャラバン」(写真付)

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災害時に役立つ知識やスキルをゲーム形式で体験できるイベント「全国防災キャラバン」がきょう(4日)和歌山市で行われました。

新聞紙でスリッパを作製

このイベントは、東日本大震災を契機に防災について考えてもらおうと、野外活動などを通して青少年の育成に取り組む公益財団法人ボーイスカウト日本連盟と、全国に店舗を展開するイオンモールが開いたもので、ことしで3回目です。

きょう午前9時半から、和歌山市楠谷(くすたに)のイオンモール和歌山1階、サークルコートで開会式が行われ、日本ボーイスカウト和歌山連盟の山本一郎(やまもと・いちろう)連盟長が「防災を一般の子どもたちに楽しんで理解してもらいましょう」と開会を宣言しました。また、イオンモール和歌山の石見桂二郎(いしみ・けいじろう)ゼネラルマネージャーが「イオンモールでは、災害時にいち早く機能を回復させて地域の復興に向けて取り組むことが重要だと考えています。安全の学びを積み重ねて安心を感じてもらいたい」と挨拶しました。

開会を宣言する山本連盟長

会場には、水や軍手、ラップなど、「緊急用持ち出し袋」に入れておくものをリストアップしたり、災害時に足元を守るスリッパを新聞紙で製作するブースのほか、プラスチック製のブロックを積み上げて倒すコーナーが設けられ、家族連れの買い物客らが災害時の危険や防災の知恵を体験していました。

緊急用持ち出し袋の中身を考えるブース

ブロックを積み上げて…

崩れてきた、あぶない!

ブロックの倒壊を体験した14歳の男の子は「本物のブロック塀だったら大変なことになっていました。万が一の時は道路の真ん中を歩こうと思います」と話していました。

ボーイスカウト日本連盟とイオンモールの「全国防災キャラバン」は、きょうの和歌山県を皮切りにことし(2017年)12月まで全国およそ70の会場で開催されます。

パンダ3頭お別れ会、5日中国へ

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白浜町のアドベンチャーワールドで、きょう(4日)、将来の繁殖のために中国に渡るジャイアントパンダ3頭のお別れのイベントが開かれました。

中国に渡るのは、双子で6歳のオスの海浜(カイヒン)とメスの陽浜(ヨウヒン)、それに、4歳のメスの優浜(ユウヒン)で、いずれも永明(エイメイ)と良浜(ラウヒン)の子で、アドベンチャーワールドで生まれました。繁殖が可能な年齢となり、近親交配を避けるため、中国で相手を見つけようというものです。

お別れイベントは、3頭それぞれの運動場で行われ、将来のパートナーをイメージしたパンダ型の雪だるまや好物の竹などがプレゼントされました。来園者は「いってらっしゃい」と書かれた旗を振り、また、横断幕に「中国に行っても元気でね」や「たくさんの感動をありがとう」などと寄せ書きをしていました。

3頭は、あす(5日)出発し、中国・四川省(しせんしょう)の「成都(せいと)ジャイアントパンダ繁殖研究基地」に送られます。

兵庫県から来た30歳の小学校教諭の女性は「いなくなるのは悲しいが、大好きな優浜が、中国でお母さんになれると信じている」と話していました。

アドベンチャーワールドでは、2000年の良浜から、去年の結浜(ユイヒン)まで、15頭のパンダが生まれ、このうち8頭が中国に渡っていて、この中の4頭が、あわせて12頭の親になっています。

産学連携「創業セミナー」(写真付)

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和歌山で起業し、事業を成長させるために必要なことを学ぶ「創業セミナー」が、きょう(4日)和歌山市で開かれました。


このセミナーは、起業に関心のある人の背中を押して県内の創業の機運を高めようと、和歌山県や和歌山大学などが開いたもので、ことしで2回目です。

きょう午後1時半から、和歌山市栄谷(さかえだに)の和歌山大学で開かれたセミナーには、県内で起業を目指している人などおよそ120人が参加しました。

この中で、ベンチャー企業の支援を行っている株式会社ゼロワンブースターの合田(ごうだ)ジョージ共同代表が講演し、ローカル型のビジネスで成功した例を挙げながら「今後は、地域の起業が日本の中心になる。今の日本人が先人のようにもっと行動しなければ、子どもたちは夢を見られない」と警鐘を鳴らしました。

講演する合田共同代表

続いて、同じくゼロワンブースターの常川朋之(つねかわ・ともゆき)コミュニティディレクターが、2年前に起業した自身の経験をもとに、起業の動機や、価値に見合ったはじめの価格設定の大切さなどを失敗談を交えて紹介し、「起業は人間の能力を最大限に発揮する方法の一つ。エネルギーと情熱がある人はぜひ起業に挑戦してほしい」と呼びかけました。

講演する常川コミュニティディレクター

このあと、参加者は3つの分科会に分かれ、ワークショップなどを通して情報交換を行いました。

県・商工労働部によりますと、すべての事業者の数に対する新規事業者の割合を示す「開業率」は、2012年からの3年間で、和歌山県は4・24%で、全国で最も低くなっています。県では、県内の起業家を支援する制度を設置し、開業率を5年以内に全国平均の6・33%に引き上げることを目指しています。

「創業セミナー」は、今月18日にも、田辺市の県立情報交流センター「Big‐U(ビッグユー)」で行われます。参加の申し込みなど、詳しい問い合わせ先は県・企業振興課、電話073‐441‐2760です。

飲み比べ食べ歩き、中野BCの梅酒BARにぎわう(写真付)

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梅酒を飲み比べながら、地元料理が楽しめる恒例の「梅酒BAR(バー)」が、きょう(4日)、海南市の酒造メーカー、中野BC(ビーシー)株式会社で開かれ、カップルや家族連れなど過去最高のおよそ2700人が訪れ、賑わいました。

中野BCの梅酒BAR

中野BCの梅酒BAR

これは、中野BCが、梅酒の普及を図るとともに地域を盛り上げようと毎年、梅酒の仕込みが始まるこの時期に、海南市藤白(ふじしろ)にある本社の酒蔵を開放して開いているもので、8回めです

ことしは、これまでで最も多い45種類の梅酒が、1杯100円で飲み比べができ、この中には、この日発売の世界初のハーブ梅酒やイベント初披露となる「パイナップル梅酒」もあり、参加者は、早速、味や香りを確かめていました。この他、超熟成梅酒や発売前の新商品などのレアものが味わえる特設ブースも注目を集めていました。

また、会場では、地元の料理店などの30店以上の屋台が並び、グルメな食事やつまみを販売したほか、今回初めて、地元飲食店がさまざまな肉料理を出す「肉フェスブース」も登場し、人気を集めていました。

中野BCの梅酒BAR

中野BCの梅酒BAR

訪れたカップルや家族連れらは、さまざまな梅酒などを飲み比べては、食べ歩いたり、腰を据えて、ほろ酔い加減を楽しんでいました。


和歌山市インバウンドシンポに200人(写真付)

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和歌山市の訪日外国人観光客=インバウンドに関するシンポジウムが、きょう(4日)午後、和歌山市民会館で開かれ、およそ200人が参加しました。

「関西・大阪で世界最高水準の観光圏に!」と題して講演する溝畑宏さん=和歌山市民会館市民ホールで

これは、市民団体「紀州おもてなし衆」が開いた「訪れたくなる都市・和歌山をめざして~和歌山市インバウンド・シンポジウム」で、元観光庁長官で、大阪観光局長の溝畑宏(みぞはた・ひろし)さんが「関西・大阪で世界最高水準の観光圏に!」と題して基調講演しました。この中で、溝端さんは、「和歌山には大阪にはない食の素材があり、生産者がいて、発酵文化がある。観光学部のある和歌山大学があり、メーカーがある。食と健康のシリコンバレーをめざしてください」などと話しました。

溝畑さんらが参加したパネルディスカッション

また、溝端さんは、「デスティネーション都市に向けた『和歌山の魅力』とは」をテーマにしたパネルディスカッションにも参加し、「皆さんがんばりましょう、ではなく、インバウンドを取り込む数値目標を立て、それを目指して実現してください」などとアドバイスしていました。

溝畑さんは、旧自治省、現在の総務省のキャリア官僚で、出向した大分県では、サッカーの大分トリニータのGM(ゼネラルマネージャー)から社長となり、2008年にはナビスコカップ優勝に導きました。また、観光庁長官時代は「観光を国民運動に」と呼びかけ、現在は大阪観光局長として活動しています。

災害時のICTユニット活用 由良町で近畿初の実証実験(写真付)

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災害時にダウンした通信機能を応急復旧させるための機材を活用した総務省・近畿総合通信局の実証実験が、きのう(6/4)、近畿地方で初めて、由良町で行われ、町役場の職員らが参加しました。

これは、近畿総合通信局が、NTT未来ねっと研究所に委託して開発した「ICTユニット」を使って近畿地方で初めて行ったものです。

 

 

実証実験が行われたのは、南海トラフ巨大地震が発生した場合、役場の大部分が浸水する恐れのある由良町で、災害対策本部の代替施設となっている、ゆらこども園に、災害時でも通信できる環境が設営されました。

実験では、半径50メートルの範囲にWiFi(ワイファイ)環境が整えられ、専用のアプリを取得して携帯電話番号を登録すると、誰でも、施設内で電話をかけあうことができ、さらに、「ICTユニット」を衛星携帯電話に接続し、外部とも連絡がとれる状態が構築されました。

また、避難者名簿の作成機能や、被害状況を撮影したデータを共有するシステムなども紹介され、由良町役場の職員や、地元の自主防災会の住民らが実際に使って体験していました。

参加した地元の住民は、「とても便利だと思いました。実際に何かあれば、利用したい」と話していました。

近畿総合通信局・防災対策推進室の大角豊(おおすみ・ゆたか)室長は、「このICTユニットは、災害対策の役に立つと考えているので、自治体の皆さんには、災害への備えの1つとして検討していただきたい」と話しました。

由良町総務政策課の井筒博紀(いづつ・ひろき)課長は、「思っていたより、複雑な操作が少なく使いやすい、というのが第一印象です。通信手段のバックアップを検討する中で、このユニットを導入するかどうかなどを考えます」と話していました。

和歌山市松原の山林で火災 倉庫全焼

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きょう(6/5)午後、和歌山市松原の山林で火災が発生し、付近の倉庫が延焼しました。

きょう午後3時頃、和歌山市松原の山林から煙があがっていると通報があり、消防車11台が出て、消火にあたった結果、火は、およそ500平方メートルの山林を焼いておよそ1時間半後に消し止められました。

現場は、安原幼稚園の東側の山林で、近くに民家があり、和歌山東警察署によりますと、木造平屋建ての倉庫およそ70平方メートルが全焼したということです。

けが人はありませんでした。

警察と消防が出火原因を調べています。

和歌山県観光連盟・今年度の定時総会(写真付)

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和歌山県観光連盟の今年度(2017年度)の定時総会が、きょう(5日)午後、和歌山市のホテル・グランヴィア和歌山で開かれました。

きょうの定時総会のもよう(6月5日・和歌山市友田町)

総会には県・観光連盟の名誉会長を務める仁坂吉伸知事や、和歌山県出身の自民党・門博文(かど・ひろふみ)代議士をはじめ、県内の旅行業者や関連団体らが出席しました。

あいさつする仁坂知事

はじめに、仁坂知事が「皆さんの努力のおかげで和歌山県の知名度が上がってきている。観光の実力の高い和歌山だが、油断していてはよそにやられてしまう。自らどんどん発信していく気持ちがより求められる」とあいさつし、「水の国、わかやま。」キャンペーンや、歴史めぐり、サイクリング観光の発信、それに、台湾の個人観光客誘致に力を入れる考えを改めて示しました。

表彰される青岸渡寺の高木副住職

表彰される「紀州九度山手作甲冑真田隊」

続いて、観光功労者に対する表彰が行われ、世界遺産・那智山青岸渡寺(なちさん・せいがんとじ)の副住職で、那智四十八滝回峰事業の再興や大峰奥駆行(おおみね・おくがけぎょう)を通じて広く熊野をPRした高木亮英(たかぎ・りょうえい)さん67歳ら3人と、大河ドラマ「真田丸(さなだまる)」放映に合わせて真田の郷・九度山(くどやま)の発信と誘客に尽力した「紀州九度山手作甲冑(てづくりかっちゅう)真田隊」に、仁坂知事から賞状と記念品が贈られました。

きょうの総会ではこのほか、昨年度(2016年度)の事業報告などが行われました。

入所者やけど死事故、介助の男性不起訴

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和歌山市の有料老人ホームで去年(2016年)8月、当時97歳の入所者の女性が入浴時にやけどを負って死亡した事故で、和歌山地方検察庁はきょう(5日)湯の温度の確認を怠った業務上過失致死の疑いで書類送検された38歳の男性を不起訴処分としました。

男性は、去年8月4日午後、和歌山市中島(なかじま)の住宅型有料老人ホームのリフト式の機械で女性を入浴させた際、手袋をしたまま浴槽の湯の温度を測って素手での確認を怠り、女性の下半身などに重いやけどを負わせて死亡させたとして業務上過失致死の疑いでことし3月に書類送検されました。

不起訴の理由について地検の宮本健志(みやもと・たけし)次席は、「捜査の結果、過失は認められるが、さまざまな情状や犯罪後の状況を総合的に考慮し、あえて訴追の必要はないと判断した」とコメントしています。

全日本理美容選手権和歌山大会2017(写真付)

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和歌山県内の理容師や美容師が技術を競う「SPC(エス・ピー・シー)全日本理美容選手権和歌山大会」が、きょう(5日)和歌山市の和歌山ビッグ愛で開かれました。

この大会は、理容師や美容師が技術を磨くことで業界を盛り上げようと、県内の理容室や美容室の経営者でつくる「SPC・JAPAN(ジャパン)和歌山支所」などが開いているもので、12回目のことしは、県内の理容師や美容師、それに学生らあわせておよそ400人が参加しました。

きょう午前10時半から開会式が行われ、大会委員長の小畑智哉(こばた・ともや)さんが「練習の成果を存分に発揮し、悔いのない大会にしてほしい」と挨拶しました。

開会式

このあと行われた大会では、参加者がマネキン人形のウィッグを使ったカットやパーマ、着物の着付けなど17の部門で技術や表現力を競いました。

参加は5回目という「SHIMA spes SHIMA(シマ・スペース・シマ)」の諸岡美咲(もろおか・みさき)さん26歳は1部門の競技を終えて「少し悔いが残ったので次の部門で頑張ります。この大会での成果を生かしてお客さんをきれいにしたい」と話していました。

全日本理美容選手権は、9月に大阪で関西大会が、11月に福岡で全国大会が行われます。小畑(こばた)委員長によりますと、最近は和歌山県のレベルが上がり、全国大会などで入賞する人も増えてきているということです。

「わかやま環境大賞」表彰式(写真付)

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環境保全で県民の模範となった個人や団体を讃える「わかやま環境大賞」の表彰式が、きょう(5日)和歌山県庁で開かれ、仁坂吉伸知事から賞状と記念品が授与されました。

受賞者の記念撮影(6月5日・和歌山県庁・正庁)

2002年の創設から16回目となった今回は、最優秀の「わかやま環境大賞」に、町民と行政が一体となってゴミの減量や資源ゴミの分別にいち早く取組んだ有田川町(ありだがわちょう)が選ばれました。

有田川町は、合併前の旧・吉備町(きびちょう)のころから、ゴミの減量や資源ゴミの分別に取組み、いまでは町の収入源となっているほか、この活動がさらに発展して、町内のダムを活用した小水力発電施設も整備し、去年「資源エネルギー庁長官賞」を受賞するなど、「エコなまちづくり」が高く評価されました。

あいさつする中山有田川町長

表彰式に出席した中山正隆(なかやま・まさたか)町長は受賞者あいさつで「長年にわたる町民の協力のおかげです」と述べ、今後も環境保全のまちを発信する決意を示しました。

また、わかやま環境大賞に次ぐ「わかやま環境賞」には生ゴミの資源化と花の栽培で地区のPRに務めた橋本市真土区(まつちく)と、学校と地域の環境教育を実践した和歌山市立和歌浦小学校、建設業の特色を活かした清掃活動に取り組んだ和歌山市の三友(さんゆう)工業株式会社が選ばれました。

このほか、田辺市(たなべし)の天神崎(てんじんざき)や元島(もとしま)周辺の清掃活動に取組んだ平山年夫(ひらやま・としお)さんと、ゴミの減量や資源リサイクルのための分別回収に取り組んだ和歌山市の西和佐(にしわさ)婦人会に、それぞれ特別賞が授与されました。


和歌山市・6月議会に25億円補正案など18議案

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和歌山市は、まちなかの創生に重点を置いた総額25億円あまりの一般会計補正予算案などあわせて18の議案を、今月(6月)13日に開会する6月定例市議会に提案します。

総額25億円あまりの一般会計補正予算案では、市中心部に4年後の開館を目指す新しい市民会館の「実施設計」を策定するための債務負担行為などにおよそ2億円が、老朽化した和歌山城天守閣前の売店を、軽い飲食ができる和風の売店にリニューアルする事業に3700万円あまりが、市内の空き家などのリノベーションを促進する事業に260万円あまりがそれぞれ計上されています。

また、海外に向けた情報発信の一環として、自社製品を海外へPRする市内の企業を補助する事業や、海外のケーブルテレビなどで和歌山市を特集した番組を放映して観光客の誘致につなげる事業にあわせて1600万円あまりが計上されています。

このほか、学校教員の負担を軽減するとともに学校でのスポーツ活動を活性化するため、市立中学校を対象に専門家や部活動の指導経験のある人を派遣する事業に560万円あまりが計上されています。

6月定例市議会は、今月13日から29日までの日程で開かれます。

和歌山県・総額2900万円増額補正へ

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一般会計でおよそ2900万円を増額する補正予算案などを審議する、6月定例和歌山県議会が今月(6月)13日に開会します。

今回は補正予算案1件のほか、条例案件7件、その他の議案6件となっています。

補正予算案の主な内訳は、中小企業を支援する「プロフェッショナル人材戦略拠点」の人員増強などに2000万円を計上しているほか、ことし(2017年)4月の大雨で崖崩れが発生した有田川町(ありだがわちょう)ののり面工事に420万円、保育士のキャリアアップ研修費用に467万円あまりをそれぞれ計上しています。

条例案件では、配偶者控除やエコカー減税の見直しなどに伴う県税条例の一部改正案などが提案され、その他の議案では、JR紀勢線の和佐(わさ)駅と道成寺(どうじょうじ)駅の間にかかる土生川(はぶがわ)橋りょうの架け替え工事の委託契約や、デジタルX線装置を搭載した新しい乳がん検診車の購入契約なども含まれます。

また、和歌山市の「和歌山ビッグ愛」や「ビッグホエール」「ビッグウェーブ」田辺市の県立情報交流センター「ビッグU」それに和歌山市の「和歌山県和歌山マリーナ」など、今年度末で指定管理機関が満了する公共施設のうち、8か所の指定管理者の公募に伴う債務負担行為で、3年間あるいは5年間であわせておよそ11億2900万円の予算上限額が設定されています。

会期は今月13日から30日までの18日間の予定です。

和歌山県交通指導員会総会 表彰も(写真付)

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和歌山県交通指導員会連絡協議会の今年度の総会がきょう(6/6)、和歌山市で開かれ、日頃、交通指導員として活動している人への表彰などが行われました。

壇上に並んでいるのは新役員

交通指導員は、県内の市町村長が委嘱した交通安全ボランティアで、通学路などでの交通安全指導や、地域での交通安全教室の開催など交通事故を防止する活動を行っています。

きょう午後1時半から、和歌山市手平の和歌山ビッグ愛で開かれた総会では、清岡幸子(きよおか・ゆきこ)会長が挨拶し、「県内での交通事故は15年連続で減少していますが、児童や高齢者の交通安全対策など、取り組むべき課題は、いまもあり、油断できません。悲惨な交通事故を1件でも減らすため、今後も取り組んでいきます」と話しました。

挨拶する清岡会長

また、来賓として出席した仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、「県内での交通事故は、皆さんの努力もあって、年々減っています。皆さんの働きによって、さらに死者が減ることを祈るとともに、私たちも一緒に取り組んでいきます」と挨拶しました。

仁坂知事も挨拶

このほか、総会では、交通指導員の活動を、一定期間、行っている人たちに、感謝状などが贈呈されたあと、交通指導員として3年以上活動している人が対象の会長表彰を受賞した、田辺市交通指導員会の物部徳明(ものべ・のりあき)さんが、受賞者を代表して挨拶し、「この賞を心の糧とし、より一層、地域の交通安全のために活動していきます」と決意を語りました。

代表として挨拶する物部さん

このあと、総会では、今年度の役員が決まり、清岡会長ら新しい役員が壇上で紹介されました。

「ねんりんピック」和歌山県実行委員会設立(写真付)

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再来年(2019年)に和歌山県で開催される高齢者のスポーツや文化交流の祭典「全国健康福祉祭」通称「ねんりんピック」の、和歌山県実行委員会がきょう(6日)設立されました。

設立総会のもよう(6月6日・和歌山市・アバローム紀の国)

ねんりんピックは、厚生労働省やスポーツ庁、都道府県などが全国の都道府県を舞台に1988年から毎年持ち回りで開いていて、32回目となる再来年は和歌山県で初めて開かれます。

きょう(6日)午後2時半から和歌山市のホテル・アバローム紀の国で開かれた設立総会で和歌山県実行委員会の設立が承認され、会長に和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事が選任されました。

会長に選任された仁坂知事

仁坂知事はあいさつで「おととし(2015年)の『紀の国わかやま国体・大会』の気運を絶やさず、多くの県民の刺激となる大会にしたい」と述べ、出席した実行委員に協力を求めました。

続いて第1回総会が行われ、大会の愛称を「ねんりんピック紀の国わかやま2019」とし「健康長寿」や「スポーツと文化活動の楽しさの実感」「地域や世代を超えた絆」などを目標に、2019年11月9日から12日までの4日間にわたって開催することが承認されました。

大会では、60歳以上の選手が参加できるスポーツ大会や文化交流のほか、演奏会や健康をテーマにしたシンポジウムなども開かれ、全国から選手や役員、観客など、のべおよそ40万人が参加する見込みです。

「サイバー防犯ボランティア」専門学校に委嘱(写真付)

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和歌山県警察本部は、サイバー犯罪の被害を防止するための啓発活動や「サイバーパトロール」などを行う「サイバー防犯ボランティア」を、和歌山コンピュータビジネス専門学校に委嘱することになり、きょう(6日)委嘱式が行われました。

楠山課長から委嘱状を受け取る三木校長(左)

きょう午後2時から和歌山市黒田(くろだ)の和歌山コンピュータビジネス専門学校で委嘱式が行われ、県警・生活環境課の楠山隆(くすやま・たかし)課長が和歌山コンピュータビジネス専門学校の三木繁清(みき・しげきよ)校長に委嘱状を手渡しました。

和歌山コンピュータビジネス専門学校では今後1年間、教員と有志の学生が県警と連携して、サイバー空間の違法な情報を発見して県警などに通報する「サイバーパトロール」や、地元の中学校や高校での出前授業のほか、街頭啓発活動などを行ってサイバー犯罪被害の防止を図ります。県警ではこれまでに、県内の高校のコンピュータ部や大学生に委嘱していて、今回で3例目です。

三木校長は「現実のサイバー問題に沿って技術を高め、ニーズに応えられる人材を輩出したい」と話していました。また、県警・サイバー犯罪対策室の岡田謙吾(おかだ・けんご)室長は「専門学校の皆さんが、警察とともにサイバー空間の脅威に立ち向かう決意をしていただいたことは大変心強い」と話していました。

県警によりますと、県内のサーバー犯罪に関する相談件数は、去年(2016年)過去最高を更新し、5年前の2倍近い1368件でした。

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