京都府に本社のあるニッポンハムグループの乳製品メーカー「日本(にっぽん)ルナ株式会社」は、和歌山県と協力して、去年(2014年)有田(ありだ)みかんの果汁を使ったヨーグルトを開発し、全国のスーパーやコンビニで販売したところ、過去最高の売り上げを記録するヒット商品となり、ことし(2015年)も秋冬の期間限定として販売しています。
「バニラヨーグルト 有田みかん」は、日本ルナの定番商品「バニラヨーグルト」シリーズの新商品として去年開発されたもので、生クリーム仕立てのヨーグルトのコクに、和歌山産の有田みかん果汁を配合した、まろやかでさっぱりとした味わいが特徴です。
日本ルナでは、有田みかんをはじめ、あまおうイチゴなど、ご当地フルーツを配合した製品をこれまでに販売していますが、有田みかんヨーグルトが過去最高の売り上げを記録する人気となったため、ことしも今月21日から来年(2016年)3月までの秋冬限定で、全国のスーパーやコンビニエンスストアで販売することが決まりました。
パッケージには、和歌山県と共同開発したことを示すPRマークが印刷されているほか、店頭に置かれる宣伝用パネルには「紀の国わかやま国体」のマスコット・きいちゃんが登場し、商品をPRします。
「バニラヨーグルト 有田みかん」は、いずれも税抜き価格で1個84円、3個パックは237円です。
県・食品流通課と日本ルナは、小売りベースで去年の倍となるおよそ4億円を販売目標に、積極的にPRする方針です。