日本時間のきのう(17日)発生したチリ中部の巨大地震に伴う津波が、和歌山県の沿岸でも観測されています。串本町袋港(ふくろこう)では午前9時9分に20センチ、那智勝浦町浦神(うらがみ)では午前9時12分に10センチの津波がそれぞれ観測されました。
和歌山県沿岸をはじめ日本の広い範囲には引き続き津波注意報が出されていて、気象庁は、津波注意報が解除されるまでは、海岸や川の河口付近には絶対に近づかないよう呼びかけています。
また津波は繰り返し押し寄せ、後から来る波の方が高くなることもあり、あわせて注意を呼びかけています。