橋本市の南海高野線学文路(かむろ)駅の入場券セットが、受験の縁起物して人気で、きのう(16日)行われた学文路駅での特別販売でも、受験生やその家族ら、多くの人が買い求めていました。
受験の縁起物となっているのは、学文路駅の入場券5枚と、急勾配を走る電車の車輪がすべらないように線路にまく「すべらない砂」1袋がセットになったもので、いずれも駅近くにある学問の神様・菅原道真(すがわらの・みちざね)公をまつる学文路天満宮の祈祷(きとう)を受けています。
これは、「学問(文)の路(みち)に入る」という読み方と、「5(ご)枚入り、入場券、学文路」の最初の文字を取ると「ご入学」と縁起の良い語呂合わせができることから、南海電鉄が1975年から毎年デザインを変えて発売しています。
今シーズンは来年(2018年)3月9日まで南海電鉄の各駅で販売されますが、普段は販売されていない無人駅の学文路駅でもこの日特別販売されたものです。学文路駅での特別販売は、来年(2018年)1月7日にも行われます。入場券セットは、1部750円です。