和歌山県経営者協会は、きょう(12月1日)和歌山市の汀(みぎわ)公園で、創立70周年を記念した植樹を行いました。

記念植樹を行う竹田会長(左)ら(12月1日・和歌山市・汀公園)
ことし(2017年)創立70周年を迎えた県・経営者協会では、様々な記念行事を行ってきましたが、その集大成として、昭和33年・1958年の開館から平成22年・2010年まで協会の事務局が置かれ、県の経済の象徴的な存在だった和歌山県経済センタービル跡地の汀公園に、寒桜(かんざくら)の苗木を植えることで、協会の末永い発展を祈願したものです。
午後2時から汀公園の一角で行われた植樹式には、協会の幹部や事務局員らおよそ20人が出席し、竹田純久(たけだ・よしひさ)会長と中野幸生(なかの・ゆきお)顧問、それに細江美則(ほそえ・よしのり)顧問らが、和歌山城の天守閣を背に植えられた高さおよそ2m50cmの寒桜の根元にスコップで土をかぶせ、協会と県内経済発展への思いを新たにしました。

あいさつする竹田会長
竹田会長は「協会のほとんどの歴史は経済センタービルで刻まれてきた。寒桜の木は、原点に立ち返るモニュメントのような存在と思う」と話していました。

記念撮影を行う県経営者協会の面々
寒桜は2月ごろ花を咲かせることから、時代を先取りする存在の象徴として、協会では来春早々の開花を期待しています。