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かつらぎ町職員に懲戒免職処分 宿泊施設料横領で

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かつらぎ町花園村の宿泊施設で業務を担当していた男性職員が、施設の使用料などを横領していたとして、かつらぎ町はきょう(12/1)、この職員を懲戒免職処分としました。

免職となったのは、かつらぎ町花園支所の地域振興課企画員で、花園守口ふるさと村で勤務する45歳の男性職員です。

かつらぎ町によりますと、この職員は、旧かつらぎ町と旧花園村が合併した2005年から、この施設で宿泊客の予約や応対のほか、会計や調理も担当してきましたが、今年4月に、別の職員が、泊まった記録はあるのに領収証がないケースに気づき、すべての書類が残っている今年の書類を調べたところ、72万円余りを横領していることがわかりました。

本人に確認したところ、勤務し始めた12年前から横領していたことを認めたため、かつらぎ町がきょう、懲戒免職処分としたものです。また、横領した総額の特定が困難なため、全容解明に向けて、かつらぎ町はきょう、この職員をかつらぎ警察署に刑事告訴しました。

花園守口ふるさと村は、1977年に、山村と都市との交流施設として設置され、大阪府守口市の支援を受けながら旧花園村やかつらぎ町が運営してきましたが、2005年の合併以降は、横領した男性職員1人が常駐し、そのほかはアルバイト職員が業務にあたっていました。

かつらぎ町の井本泰造(いもと・たいぞう)町長は、和歌山放送の取材に対し、「今回の横領は誠に遺憾で、住民の皆さんには大変な迷惑をかけてしまった」と謝罪した上で、「長い間、不正を発見できなかったいまの事務処理の体制を改め、再発防止に努めたい」と話しました。


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