先月(10月)の台風21号の被害の復旧費を中心とした総額2億4400万円あまりの一般会計補正予算案などを審議する和歌山市の12月定例市議会がきょう(29日)開会しました。
きょう午前10時に開会した議会でははじめに、尾花正啓(おばな・まさひろ)市長が、「先月の台風21号の風水害で、改めて自然の脅威を思い知らされた。今後一層、防災体制の充実に取り組みたい」と挨拶しました。続いて、一般会計補正予算案などあわせて30の議案が提案され、尾花市長が提案理由を説明しました。
総額2億4400万円あまりの一般会計補正予算案には、先月の台風21号で被害が出た市内の道路や水路の復旧に1億9200万円あまり、和歌山公園動物園の管理運営を民間委託することに伴う債務負担行為に5820万円あまり、市中心部の駐車場を整備する事業に3140万円あまりがそれぞれ計上されています。
和歌山市の12月定例市議会は、来月15日までの17日間の日程で開かれます。