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紀の川市西脇斜面崩落・調査検討会2回目会合(写真付)

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住民1人が死亡した、台風21号などによる紀の川市西脇(にしわき)の斜面崩落の原因を調べている和歌山県の調査検討会が、きょう(28日)午後、和歌山市吹上(ふきあげ)の和歌山県日赤会館で2回目の会合を開きました。

2回目の調査検討会のもよう(11月28日・和歌山市吹上)

先月(10月)22日のよる、台風21号などの大雨で、県が整備中の広域農道付近の斜面が崩れて土砂が民家を直撃し、住民で82歳の男性が死亡した事態を受け、県は外部の有識者6人による調査検討会を設置し、今月(11月)2日に会長で京都大学の大西有三(おおにし・ゆうぞう)名誉教授や、建設コンサルタンツ協会・会員の國眼定(こくがん・さだむ)さんら委員が紀の川市西脇の現場を視察したあと、岩出市(いわでし)の県・那賀(なが)振興局で初会合を開きました。

2回目となるきょうの会合では、現場の状況などが県の当局から説明されたほか、現場付近の住民に行ったヒアリングの結果を今後の調査に活かすことなどを確認しました。

会合後質問に答える大西会長

終了後、記者団の質問に答えた大西会長は「11月2日の現地調査では、崩れた斜面の途中から多くの水が噴き出していた。台風の大雨による多量の水が地下水の水位を押し上げた可能性も考えられる」と話し、今後、現場の盛り土の状況や、二次災害を防ぐ観点から周辺の山の状況なども調べる必要性を指摘しました。

そして年末までに3回目の会合を開いて、さらに調査と検討を進める考えを示しました。


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