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古座川ジビエ振興協議会に「農山漁村の宝」特別賞

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古座川町の古座川ジビエ振興協議会の取り組みが、今年度の「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」で特別賞を受賞しました。

内閣官房と農林水産省では、「強い農林水産業」と「美しく活力ある農山漁村」の実現に向けて、地域の活性化や所得の向上に取り組んでいる全国の優良な事例を選んで発表しています。第4回となった今回は、全国から844件の事例が寄せられ、このうち、古座川ジビエ振興協議会の取り組み「厄介者を地域の宝に!マイナスからプラスへ」の活動がグランプリに次ぐ、5つの特別賞のうちのひとつ、ジビエグルメ賞を受賞しました。

協議会は、おととし(2015年)3月、町内に鳥獣食肉処理加工施設が竣工したのを契機に、狩猟者や商工・教育関係者、それに、住民で設立されました。そして、良質な肉質を確保するため、狩猟者を対象にした食肉向けの捕獲や処理方法の講習会を実施し、2年間で95人を育成したほか、シカ肉で「里山のジビエバーガー」を開発し、和歌山と大阪で、年間3万個を販売、また、調理講習会の開催や地元小中学校の給食でジビエの提供などを行い、食を通じた命の大切さや地元産業について伝えることにつながるなどの結果を出しています。

政府の有識者懇談会が今月(11月)22日に選定したもので、最優秀賞にあたるグランプリは、熊本県阿蘇市で多言語対応の観光案内所を置くなどして外国人観光客の増加につなげたNPO法人「ASO田園空間博物館」が受賞しました。


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