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大桑文化奨励賞授賞式(写真付)

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文化や芸術分野での活躍が期待される和歌山県在住や出身の人材を表彰する今年度(2016年度)の大桑文化奨励賞に、和歌山市を中心に活動する劇団の代表の島田忠訓(しまだ・ただのり)さんと和歌山市出身の画家・田中とも恵さんが選ばれ、きょう和歌山市のホテル「アバローム紀の国」で表彰式が行われました。

表彰状を受け取る島田さん(右)

表彰状を受け取る島田さん(右)

これは、和歌山市に本社のあるスーパーマーケットチェーン、オークワを創業した故・大桑勇(おおくわ・いさむ)さんが、大学への進学希望者の経済的支援と、芸術・文化分野での活躍が期待される人材を育てるため、1993年に設立した大桑教育文化振興財団が、毎年表彰しているものです。

ことしは、和歌山市を拠点とする「劇団ZERO(ゼロ)」の役者や演出家として市内外で数々の舞台を上演しながら後進の指導にもあたる島田忠訓(しまだ・ただのり)さんと、画家として数々の賞を受賞するとともに保育士として子どもたちに美術の指導も行っている田中とも恵さんが選ばれました。

島田さんは「思いがけない賞をいただき感激しています。今後も和歌山の文化が花開くよう、地元に密着して活動していきます」と喜びを語り、田中さんは「これを機に創作活動の幅を広げて世の中の役に立ちたい」と挨拶しました。

挨拶する田中さん

挨拶する田中さん

このほか財団では、大学生56人に対して奨学金として1人あたり月3万円を贈ったほか、田辺・弁慶映画祭実行委員会や塩津(しおつ)いな踊り保存会など21の団体や学校にも援助金を贈りました。今年度の総額は3086万円に上るということです。


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