和歌山市内で散歩をしていた犬が、道路でウィンナーソーセージを食べて死んだため、届けを受けた和歌山市が市衛生研究所で調べたところ農薬が検出されました。和歌山市は、路上の不審な食品を口にしたりしないよう注意を呼びかけています。
和歌山市生活保健課によりますと、今月11日市内の動物病院で診察した犬がその後死にました。
和歌山市小雑賀で散歩中に、路上のウィンナーソーセージを食べて体調が悪くなったということです。
和歌山市衛生研究所で残っていいた食品を調べたところ、野菜畑などで使われる、殺虫用劇物のメソミルが検出されました。この薬品は、犬や猫などが食べて死んだ例もあり、和歌山市は、食品が不審な場所に置かれていたら、口にしないで警察などに相談するよう呼びかけています。また犬や猫の飼い主にも、路上の食品を食べさせないよう注意を呼びかけています。