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南米視察団が和歌山県内の防災関連施設を視察(写真付)

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JICA(ジャイカ)・国際協力機構の招へいプログラムで来日した南米5か国の政府高官らおよそ20人の一行が和歌山県を訪れ、津波防災に関する施設を視察しました。

記念撮影をする訪問団の一行(11月9日・和歌山県庁南別館)

記念撮影をする訪問団の一行(11月9日・和歌山県庁南別館)

これは、去年(2015年)12月に国連で制定された11月5日の「世界津波の日」に合わせて、JICAの招へいを受けた南米のチリやペルー、エクアドルなど5か国の政府高官らによる訪問団が今月(11月)2日から来日し、宮崎県で行われた日本とチリの合同津波避難訓練や、東京で行われた津波の日シンポジウムなどに参加したのに続いて、おととい(7日)からは和歌山県に入り、那智勝浦町(なちかつうらちょう)の和歌山県土砂災害啓発センターや、広川町(ひろがわちょう)の稲むらの火の館を視察しました。

県の施策の説明に聞き入る訪問団

県の施策の説明に聞き入る訪問団

きょう(9日)午前9時すぎ、視察団の一行は和歌山県庁・南別館の災害対策本部室を訪問し、県の職員から津波防災に関する施策について通訳を介して説明を受けました。

歓迎のあいさつをする下副知事

歓迎のあいさつをする下副知事

この中で下宏(しも・ひろし)副知事があいさつし「世界津波の日は和歌山県の『稲むらの火』の逸話に由来したもので、各国の防災の参考になれば大変嬉しい」と述べ、視察した日本の防災対策を各国で役立てるよう期待しました。

あいさつするチリのコルネホ団長

あいさつするチリのコルネホ団長

視察団を代表して、チリのコンスエロ・コルネホ団長が「稲むらの火の逸話や『釜石の奇跡』の話がとてもためになりました。政治的に強い意志で津波防災や教育に取組む県の姿勢を、我々の国の防災対策に役立てたい」とお礼を述べました。


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