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公立高校募集定員・最少の前年度よりさらに80人減

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和歌山県教育委員会は、来年度(2017年度)の公立高校の募集定員をこのほど発表しました。

全日制は29校4分校で178学級・7120人で、統計を取り始めた1973年(昭和48年)以降、最も少なくなった前の年度と比べて、更に2学級・80人減りました。定時制は9校16学級・575人、通信制は3校で、いずれも前の年度(2016年度)と同じです。

県・教育委員会によりますと、全日制の募集定員の減少は、中学校の卒業予定者の減少や、県外への進学などによるものと説明しています。

県立高校の全日制で定員が減るのは、学科の統合新設で募集停止となる南部(みなべ)の生産技術科、園芸科、服飾デザイン科と、生徒の減少で統合される串本古座(くしもとこざ)・古座校舎の普通科などです。

一方、増えるのは笠田(かせだ)の普通科や、串本古座・串本校舎の普通科、それに統合新設される南部の食と農園科で、増減を差し引き、2学級・80人が減少します。

また橋本と桐蔭(とういん)の普通科のうち2学級と、向陽(こうよう)の環境科学、日高(ひだか)の総合科学、それに田辺の自然科学は、いずれも県立中学からの進学者のみで、外部からの募集は行いません。

一方、市立高校は、和歌山市立和歌山高校の全日制が総合ビジネス科4学級160人、デザイン表現科1学級40人、普通科2学級60人、定時制は、ビジネス実践科とビジネス情報科がそれぞれ1学級であわせて80人です。

海南市立海南下津(かいなんしもつ)高校は、全日制の家政科が2学級80人、食物科が1学級40人それぞれ募集します。


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