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オール和歌山市ロケ映画「ちょき」監督と主演が再訪(写真付)

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全篇、和歌山市で撮影が行われた映画「ちょき」の監督と出演者がきょう(24日)和歌山市を訪れ公開間近となった映画をPRしました。

尾花市長も一緒に「ちょき」ポーズ!

尾花市長も一緒に「ちょき」ポーズ!

映画「ちょき」は、最愛の妻を亡くし、和歌山市で美容室を営む中年の男性美容師が、かつて妻の書道教室に通っていた全盲の少女と再会し、心を通わせていく物語です。撮影は、去年(2015年)12月に10日間かけて、島崎町(しまざきちょう)のじゃんじゃん横丁を中心に、和歌浦天満宮や和歌山マリーナシティ、県立和歌山盲学校など、すべて和歌山市内で行われ、セリフもすべて和歌山弁が使われています。

きょう午後、映画のロケ地となったじゃんじゃん横丁を訪れたのは、メガホンを取った金井純一(かない・じゅんいち)監督と、ダブル主演を務めた増田璃子(ますだ・りこ)さん、それに吉沢悠(よしざわ・ひさし)さんの3人です。3人は、吉沢さん演じる美容師の店として撮影で使われた美容室「青空とんび」の前で和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長に面会し、撮影時を振り返りました。

7月の試写会で映画をみた尾花市長は「ほのぼのしたストーリーで思わず涙が出てしまうシーンもありました。地域や和歌山弁の良さも再発見でき、県外の人も来たくなると思う」と期待を込め、金井監督は、「じゃんじゃん横丁は映画のためにあるかのような味のある風景。映画を完成させてまた和歌山に帰ってこられて嬉しい」と挨拶しました。

ダブル主演の増田さん(左)と吉沢さん

ダブル主演の増田さん(左)と吉沢さん

この後行われた記者会見で3人が映画の見所や役作りなどについて語り、金井監督は「和歌山市の人との交流の中で脚本ができあがっていきました。2人の芝居も見どころです」と話していました。また、増田さんは「全盲の役は難しそうだと感じましたが実際に盲学校の女の子から話を聞いて気持ちが楽になりました」と話し、吉沢さんは、じゃんじゃん横丁のコーヒー店が毎朝コーヒーを淹れてくれたり、方言が分からないときに地元の人に教えてもらったエピソードを披露し「和歌山の人の協力で映画の世界観が作られたと思う。見終わった後に温かい気持ちになれる作品です」とPRしていました。

記者会見にて・金井監督(右端)ら

記者会見にて・金井監督(右端)ら

映画「ちょき」は、来月(11月)19日に、県内5か所の映画館で全国に先駆けて公開されます。公開初日には和歌山市のジストシネマ和歌山とイオンシネマ和歌山で舞台挨拶が行われ、きょうじゃんじゃん横丁を訪れた3人も登壇する予定です。


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