台風10号で甚大な被害を受けた岩手県の復興を支援するため、和歌山県は、来月(10月)6日、見舞金30万円を贈ることになりました。
台風10号は、1か月前の先月(8月)30日、強い勢力を保ったまま岩手県大船渡市(おおふなとし)付近に上陸し、北海道や東北地方に甚大な被害をもたらしました。
岩手県では、三陸の岩泉町(いわいずみちょう)の高齢者施設が川の氾らんで水没するなど、各地で豪雨被害が相次ぎ、きょう(30日)現在で、死者20人、行方不明者3人となっているほか、被害総額は、戦後の風水害で岩手県内最大となるおよそ1394億円にのぼっています。
これを受け、県では、岩手県の復興を支援しようと見舞金30万円を贈ることを決め、来月6日の午前11時半ごろ、県・東京事務所の田島久嗣(たじま・ひさつぐ)所長が銀座の岩手県東京事務所を訪れ、畠山智禎(はたけやま・ちよし)所長に見舞金30万円の目録を贈呈する予定です。
和歌山県が岩手県に見舞金を贈呈するのは、2011年の東日本大震災以来です。