語呂合わせで「ヤサイ」となる、8月31日の「野菜の日」を前に、野菜と健康の関わりをさまざまなイベントを通じて考える「野菜フェスタinWaKaYaMa2016」が、きょう(8/28)、和歌山市本町のフォルテ・ワジマノイベントホールで開かれました。
野菜の摂取率日本一の長野県でよく食べられている、野菜がたっぷり入った汁物がふるまわれ、親子連れらがおいしそうに食べていたほか、JAグループ和歌山やJA紀の里、築野食品工業などのブースとともに、真田幸村ゆかりの長野県上田市と九度山町からのブースも設けられ、イベントを盛り上げました。
また、秤(はかり)を使わず、どれだけ正確に野菜の重さを計るかを競う果物の「青果リレー」が、フォルテワジマの1階から4階までを使って行われ、7つの小学校から1チーム4人の小学生25チームが参加し、1人350グラム、4人であわせて1400グラムになるように、それぞれのフロアごとにニンジンやキュウリなどの野菜を袋に詰めて階段を駆け上がり4階のゴールを目指しました。
そして1400グラムに最も近い1位から3位までのチームに、金、銀、銅のメダルが贈られました。
また、3階の多目的ホールでは、「野菜は勝つ」というタイトルで和歌山ろうさい病院の南條輝志男(なんじょう・きしお)院長が、基調講演したほか、料理研究家の藤野真紀子(ふじの・まきこ)さんらが参加してパネルディスカッションも行われました。
野菜でげんき・和歌山」応援隊の発起人の一人で、和歌山県栄養士会・元会長の藤澤祥子(ふじさわ・さちこ)さんは、「今年で6回目になりますが、毎年、来場者が1000人ずつ増えています。試食を用意するのは、当日の朝なので、数が増えると大変ですが、徐々に大学生も協力してくれるようになり、助かっています」と話していました。