キリンビールは、ことし上半期の主力ブランド「一番搾(いちばんしぼ)り」の近畿2府4県での販売数量が、前の年の同じ時期に比べ、およそ2%のプラスになったと明らかにしました。
これは、大阪市でこのほど開かれた事業説明会で発表したもので、地域限定の商品が好調だということです。
キリンビールは、都道府県ごとに風味の異なる「47都道府県の一番搾り」を各地で順次発売していて、近畿では、6月に投入された「京都づくり」や「大阪づくり」などの販売が、当初の想定に比べ、およそ5割増しとなりました。
キリンビールの布施孝之(ふせ・たかゆき)社長は、「47都道府県の一番搾りは近畿圏でも大変好評をいただいた」と説明し、10月に発売される「和歌山づくり」と「奈良づくり」も受注が想定を大幅に上回っているということです。