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足元からの健康教育「足育」研究会(写真付)

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日本の学校教育に「足育」が根付くことを目標にした「足育」研修会がきょう(8月19日)和歌山市で開かれました。

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これは、日本学校体育研究連合会とJES日本教育シューズ協議会が主催して、10年前から年に1度開いているもので、和歌山県内では初めての開催となりました。

研修会では、日本靴医学会の元理事長で、慶応義塾大学、医学部元教授の井口傑(いぐち すぐる)さんが「足元から見えてきた子どもの健康」と題して講演しました。

講演した井口さん

講演した井口さん

この中で、井口さんは、直立二足歩行である人間の足に対する影響について話し、「難産や、腰痛・肩こり、四十肩や五十肩、静脈瘤(じょうみゃくりゅう)や痔もすべて足の痛みからくるものだ」と指摘しました。

そして井口さんは「靴は私たちの生活においてとても重要な用具で、自分の足に合った靴を履いて歩くことが楽しいことだと理解すべきだ」と述べました。

講演会の後は事例の報告などが行われた

講演会の後は事例の報告などが行われた

研修会の後半では、日本学校体育研究連合会の足育促進委員会が、2006年から2008年にかけて行った調査について、委員会のメンバーが、小中学生と高校生合わせて1万人のうち43%に何らかの足のトラブルがあることがわかったと報告し、短い時間を利用してできる「10分で足育」など足のトラブルを解消するための取組みを、実際に身体を動かしながら紹介しました。


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