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第二阪和国道(淡輪~平井)工事状況説明会開催(写真付)

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和歌山と大阪を結ぶ大動脈として早期の開通が期待されている第二阪和国道の、まだ開通していない区間について、近畿地方整備局・浪速国道事務所はきょう(8/18)、一部で法面(のりめん)の崩落などがあって遅れが出ているものの、当初の予定通り、今年度中に「暫定2車線で開通する予定」と発表しました。

説明会の様子(2016年8月18日・近畿地方整備局和歌山河川国道事務所で)

説明会の様子(2016年8月18日・近畿地方整備局和歌山河川国道事務所で)

第二阪和国道は、1988年に、国道26号の急カーブ急勾配の連続と慢性的な渋滞を解消するため、阪南市自然田(じねんだ)と和歌山市元寺町(もとでらまち)間の全長20.6キロメートルが事業化されました。

これまでに自然田から岬町淡輪(たんのわ)まで13キロの区間が暫定2車線で開通していますが、残る淡輪と和歌山市平井(ひらい)間の7.6キロの区間について、工事を担当する浪速国道事務所が、きょう、和歌山市の関係者やマスコミを対象にした説明会を開きました。

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それによりますと、今年3月から4月にかけて発生した、岬町の深日(ふけ)ランプでの法面の崩落や、上孝子(かみきょうし)地区での崩落への対策、それに、今年4月に発生した新名神の橋桁落下事故を受けた孝子ランプの工法の変更で、当初の予定より工事期間が長くなっていますが、台風被害などの不可抗力がない限り、予定通り今年度中に暫定2車線で開通するとしています。

岬町淡輪から和歌山市平井までの区間が開通すれば、第二阪和国道は、全体計画の4車線のうち、暫定2車線ながら、全線開通となります。

近畿地方整備局・浪速国道事務所の河野純一(こうの・じゅんいち)副所長は、「スケジュール的に厳しい区間もありますが、今年度の工事の発注は、すべて手続きに入っているなど、順調に進んでいます。引き続き、今年度中の開通に向けて努力していきます」と話していました。


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